頭痛薬はコンビニで買うことはできるの?その複雑な事情について

コンビニ

頭痛持ちの方が多い日本において頭痛薬をコンビニエンスストアで購入することができれば大変便利ということができます。コンビニで頭痛薬を購入することはできるのでしょうか。結論的にはコンビニで頭痛薬を購入することは制度上不可能ではありません。しかし、制度上まだまだコンビニで頭痛薬を購入することは難しいのが現状となっており、その背後には制度上の厳しい規制という問題が存在しています。

本稿ではコンビニでの頭痛薬の購入についての現状についてまとめています。

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そもそも頭痛薬はコンビニで買えるの!?

頭痛男

風邪気味などで「頭痛がする」というとき、コンビニエンスストアで頭痛薬を購入することができれば大変便利です。コンビニは、大手を中心として今や全国津々浦々に浸透しています。日本人には頭痛持ちが多いことや風邪気味の際に「気軽に」コンビニで頭痛薬を購入することができれば大変便利であることは間違いがありません。

しかし、そもそもコンビニで頭痛薬を購入することは可能なのでしょうか。つまり、コンビニでは頭痛薬を販売しても良いのでしょうか。

この点については、かつては薬の乱用防止の観点(ただ、背後には医療関係者の既得権益という視点もあったことは否定できません)から、医薬品の販売は薬局などでしか認められていませんでした。つまり、薬剤師が存在しない店舗では頭痛薬はもちろん、すべての薬は販売することは禁止されていました。

しかし、コンビニ等による医薬品販売の社会経済の要請、法的にも一律の自由販売禁止が営業の自由(憲法第22条)に反するという視点などから2009年の薬事法改正により「登録販売者」という資格を持った人がいるお店では一部の医薬品の販売がみとめられることになりました。

このような経緯から、コンビニでは頭痛薬が買えるかという視点よりも、「登録販売者」がいる店舗では頭痛薬(その他の薬)が買えると考えた方が適切に事態を把握することができると言えるでしょう。

そのため、正確にはコンビニで頭痛薬が買えるというよりも登録販売者がいるコンビニ店舗では頭痛薬やその他の薬を購入することができると言うことができます。

主としてコンビニで購入できる頭痛薬-イブやロキソニン

頭痛薬として非常に広く利用されている頭痛薬の一つとしてイブ(EVE)があります。イブは第二類医薬品ですので、登録販売員がいる限りはコンビニでも販売可能です。

また、ロキソニンも頭痛薬として利用されている方は多いかと思われます。ロキソニンも同じく登録販売員がいる限りはコンビニでも販売可能ですので、購入することは制度場可能です。

コンビニでの頭痛薬販売の実態

このように、イブやロキソニンなど頭痛を患っておられる方には馴染みが深い頭痛薬は登録販売員がいる限りでは、コンビニで購入することが可能です。では、実際に身近なコンビニでこれらの頭痛薬が販売されているかというと、なかなか身近なコンビニでイブなど頭痛薬を販売している店舗を見かけたことがあるという方は少ないのではないでしょうか。

確かに薬事法改正により、登録販売員がいる限りはコンビニでも頭痛薬などを販売することが可能とはなりましたが、人材としてこの登録販売員が少ないというのが実際のところです。

登録販売員としての受験資格を得るためには月80時間以上、1年間医薬品販売の経験が有ることが必要となります。このような人材を育てるためにはコンビニとしても多額のコストがかかることになります。(また、1年間も他のドラッグストアなどで働いてしまった場合、離職のリスクもコンビニは負うことになります)このようなコストを負いつつ、頭痛薬等の薬品販売のために人材を育てることは困難という実態があります。

そのため、実際に頭痛薬を販売しているコンビニは少ないということが実態です。大手コンビニの中では、特にファミリーマートなどがオフィス街を中心として頭痛薬その他の薬の販売に力を入れている傾向にはあります。

このように制度上解禁されていても、コンビニでの頭痛薬販売はまだまだ普及しているとは言えないのが実態です。

日本でのコンビニエンスストアでの頭痛薬の販売はまだまだ「遅れている」というのが実際のところです。頭痛薬を欲しいと感じる方が多い現状ですので、まだまだ規制を緩める方向に進むことが望ましいと言えるのではないかと思われます。

まとめ:コンビニでの頭痛薬販売のまとめ

以上、本文で述べましたコンビニエンスストアでの頭痛薬販売についての現状などについてまとめますと以下のようになります。

  • コンビニエンスストアでも一定の頭痛薬は販売されています。つまり、登録販売員が在住しているコンビニでは頭痛薬その他の医薬品が一定の範囲で販売されています
  • 登録販売員がいるコンビニ店舗では、イブやロキソニンなどの頭痛薬が販売されています
  • 制度上、コンビニで頭痛薬販売の可能性はあっても実際には登録販売員の人材不足等によりまだまだコンビニでの頭痛薬の販売は少ないのが現状です。日本の医薬品販売の規制は頭痛で悩む方が多い現状に反してまだまだ遅れているという現状があると言えます

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