子供によく起こる、立ち上がる時の頭痛の正体

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子横顔

立ち上がった時に頭痛を感じるという症状は、小学生くらいの年齢の子供に多いと言われています。自分のお子さんもこのような頭痛に悩まされていませんか。ひどい場合には、朝起きることができなくなったり、登校できなかったりすることもあります。このような立ち上がった時に起こる頭痛の正体とは一体何なのでしょうか。

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立ち上がる時に起こる頭痛

子供

人間の自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。これらは内臓のさまざまな部位にあり、交感神経は活発に動くために働き、副交感神経はリラックスさせるために働きます。どちらの神経もバランスよく働くことによって健康的に生活ができるのですが、そのバランスが乱れると身体に変調をきたし、日常生活にも影響が出ます。

自律神経が乱れることによって起こる病気の一つに、「起立性調整障害」があります。心臓から送られる血液は、血管が収縮したり拡張したりしてその動きをコントロールしています。このコントロールの働きを司っているのが、自律神経です。自律神経のコントロールが乱れると、立っている時に心臓より上の部分の血液が足りなくなり、逆に心臓より下の部分は血液が溜まります。このことによって、身体にさまざまな症状が現れます。経っている時に起こる症状を総称して、起立性調整障害と呼ばれています。

起立性調整障害の症状

起立性調整障害は10歳以上の子どもに多く見られます。その症状は、頭痛やめまい、立ちくらみがあります。また、立つ姿勢が続くと気持ちが悪くなるということがあり、これは心臓より上の部分の血液が不足して、貧血が起こっていることによって起こっています。他にも、少し運動しただけで動悸や息切れを起こしたり、不快に思うことを見聞きしたときや入浴中に気分が悪くなったりするという症状もあります。

朝に現れる症状もあります。例えば、朝すっきりと起きられない、起きても頭痛や腹痛があって寝床から出られない、起きてすぐ朝食が食べられない、午前中は気分がよくないが、午後になると元気になるなどが挙げられます。

これらの症状がひどい場合には、登校できなくなったり、遅刻が多くなったりすることもあります。また、季節や天気の変化があったり、生活リズムが乱れたりすることによって、症状が現れたり、悪化したりします。さぼりや学校嫌いと間違えられやすい症状ですが、自律神経のバランスの乱れから起きていることなので、自分ではどうしようもない部分があります。

起立性調整障害の原因

起立性調整障害の原因は、自律神経のバランスの乱れが考えられます。また、精神的なストレスを悪くすることも引き起こします。

①自律神経のバランスの崩れ

自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類があり、心臓の脈拍や血管の動きなどをコントロールしています。正常な状態の場合、自律神経が働いて血圧を正常値に調節しようとします。しかし、起立性調整障害になると体調をコントロールする働きがうまく機能しなくなり、朝下がった血圧が上がらなくなります。起立性調整障害になっている子供は、2種類の自律神経のバランスが崩れているため、朝から調子が悪く、起きられないということになります。

②静脈の未発達

静脈に備わっている反射の機能が発達していないことも原因に考えられます。起立性調整障害になると、立ち上がった時に足の末端の血管がうまく収縮せず、脳や上半身へ血液がしっかり送られなくなり、一時的な立ちくらみや貧血などが起こります。自律神経がきちんと反応できないということで、立ち上がった時や長時間起立した状態の時に静脈に戻ってくる血液の量が減り、循環器系の病気につながることもあります。

③精神的なストレス

精神的なストレスが起立性調整障害を引き起こしている場合があります。ストレスを抱えていると、自律神経のバランスが乱れて、身体的な病気につながります。起立性調整障害になる子どもには、周りの目を気にしたり、自分の気持ちを抑えたりする傾向があります。そのため、ストレスを抱え込みやすくなり、起立性調整障害を発症するということがあります。子供のストレスとして多い原因に、いじめがあります。起立性調整障害になった場合、いじめにあっていないかをよく観察することも行いましょう。

起立性調整障害の対処法

病院では薬物療法が用いられます。この治療がうまく進むように、日常生活でもできることを行い、対処できるようにしましょう。

まず、立ち上がったり朝起きたりする時には、急に立つのではなく、30秒くらいかけてゆっくり起きるようにしましょう。また、気温が高い場所では血管のコントロールができずに脱水を起こしやすくなりますので、気温の高い場所はできるだけ行かないようにしましょう。食事については、動物性たんぱく質やミネラル分が多めに含まれている食事をするようにしましょう。生活リズムについては、就寝時間や起床時間などを整えて、規則正しい生活を送るようにしましょう。

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まとめ:立ち上がる時の頭痛は起立性調整障害の可能性がある

立ち上がる時に起こる頭痛は、すべてではありませんが、起立性調整障害の可能性が考えられます。ひどくなると、朝起きられなくなったり、学校に行けなくなったりしますので、あまりにこのような頭痛が続く場合には医師に相談して適切な治療を受けましょう。

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