高熱を伴う頭痛を生じる病気の種類

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熱

高熱が出て頭痛もひどいという場合は、風邪ということも考えられますが、別の病気のサインである場合もあります。早期発見ができて、症状の軽いうちに治療ができると、病気が治る可能性が高くなります。高熱を伴う頭痛を生じる病気について知っておき、自分の身体からのサインを見逃さないようにしましょう。

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急性肝炎

病院

肝炎ウイルスが身体の中に侵入することで急性の肝機能障害が起こる病気のことを、急性肝炎と言います。急性肝炎にかかると、急に熱が上がったり、黄疸が出たりします。急性肝炎を発症させる5種類の肝炎ウイルスの中でも、C型肝炎は他の急性肝炎と比較して自覚症状が軽いと言われています。

肝炎ウイルスは肝臓の中に毒素を吐き出し、肝機能に障害を起こします。肝細胞はウイルスに感染したという情報を免疫に知らせ、免疫機能を働かせます。すると、ウイルスに侵された肝細胞まで破壊してしまいます。A型からE型の肝炎ウイルスの他に、ESウイルスやヘルペスウイルス、サイトメガロウイルスなどのウイルスによっても急性肝炎が起こることがあります。

症状については、高い発熱や頭痛が起こります。この他にも、倦怠感や脱力感、食欲不振、吐き気、嘔吐、悪寒、神経痛、筋肉痛、関節痛、下痢、便秘があります。急性肝炎になると、みぞおちの右側の上の辺りが圧迫されたような状態になり、その部分を押すと痛みがあります。皮膚や白目の部分が黄色くなる黄疸が見られます。このような症状がある場合は、消化器科や内科を受診しましょう。

肺炎

肺炎は、病原微生物や細菌が肺胞に感染して、急性の炎症を起こす病気です。健康に問題がない人でも肺炎になる可能性がありますし、何かの病気にかかっている人が病院内で発症する場合もあります。病原体によって肺炎の種類が異なり、細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、マイコプラズマ肺炎などがあります。

細菌感染によって起こる肺炎で一番多い原因は、肺炎球菌です。また、他の原因には、ブドウ球菌や肺炎杵菌、緑膿菌、溶血性連鎖球菌などがあります。肺炎球菌に感染すると、震えや寒気、38~39℃以上の高い発熱、さび色の痰が出る咳、胸の痛み、血痰などの症状が現れます。

インフルエンザウイルスなどの細菌よりも小さい病原体であるウイルスによって起こる肺炎を、ウイルス性肺炎と言います。この肺炎の原因となるウイルスには、麻疹ウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルス、サイトメガロウイルスなどのウイルスも挙げられます。ウイルス性肺炎にかかると、喉が痛くなったり、頭痛が起きたり、発熱、関節の痛み、全身の発疹、下痢、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。

マイコプラズマという病原微生物が肺の中に入り込むと、マイコプラズマ肺炎となります。頭痛や倦怠感など風邪によく似た症状から始まり、激しい咳が長引きます。ただし、熱が出ることはありません。

肺炎が疑わしい場合は、呼吸器科や内科を受診しましょう。

急性上気道炎

鼻の中の空洞部分や咽頭、喉の上辺りの部分を上気道と言いますが、この部分に炎症が起こると急性上気道炎となります。急性上気道炎は、細菌やウイルスが感染したり、化学物質を吸い込んだりなどして起こると言われています。また、インフルエンザや麻疹、百日咳、肺炎などが起こる前に発症することもあります。急性上気道炎にかかったら、安静にして温かくし、十分に栄養をとるようにします。他にも抗ヒスタミン薬や、場合によっては抗生物質を服用して治療が行われます。

頭痛や高熱以外の症状については、のどが痛くなったり、倦怠感があったり、鼻水や鼻づまりがおこったりします。これらの症状がある場合には、呼吸器科や内科、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染して起こる病気で、3種類の型があり、A型、B型、C型と呼ばれます。

1~3日くらいの潜伏期間中に、患者が咳をすることでウイルスが空中にばらまかれ、それを人が吸い込んで感染します。予防法としてインフルエンザワクチンの予防接種がありますが、その年によってウイルスの型が異なりますので、絶対に予防できるとは限りません。流行している時には、うがいや手洗い、人ごみを避けるなどの対策をします。

頭痛や39~40度の高熱の症状の他、倦怠感や関節痛、寒気、筋肉痛、食欲がない、のどの痛み、咳、鼻水などがあります。これらの症状がある場合には、きちんとマスクを着用して内科を受診しましょう。

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まとめ:頭痛と高熱以外の症状もよく観察してみよう

頭痛がひどくて高熱が出るとそれだけで慌ててしまい、風邪と自己判断してしまいがちですが、黄疸や腹部の痛みがあるときには急性肝炎の可能性があります。また、さび色の痰が出ている場合には細菌性肺炎の可能性があります。

頭痛や高熱が現れているときには身体に異常が起きているサインと受け止めて、その他の症状がないかをよく観察して早期発見しましょう。

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