甲状腺機能低下が原因で起こる頭痛と対策

頭痛男

 
甲状腺ってどこにあるか知っていますか。よくのど仏が出てくる病気としてパセドウ病が知られていますが、意外となじみのないのが甲状腺の病気です。女性に多くみられる甲状腺の病気、これが頭痛を起こしている原因の可能性があります。

こちらでは、甲状腺機能低下が原因の頭痛についてご紹介します。

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甲状腺とは

特徴と働き

頭痛おじさん

甲状腺は、のど仏の下あたりにある甲状腺ホルモンを分泌している内分泌腺で、自律神経とも関係のある器官です。蝶のような独特な形をしていて、内分泌系の器官としては体の中で最も大きな器官ですが、日常生活で意識して見ることはあまりないかもしれません。

甲状腺ホルモンには、体温を調節する作用があります。また、細胞への酸素供給が十分に行われるように促して新陳代謝を助ける働きもあります。そのため、めまいや動悸などの症状が長く続くと日常生活に支障をきたす為、早期治療に治療を開始する事が大切です。

甲状腺疾患

甲状腺疾患は、女性に非常に多くみられる病気です。新陳代謝やホルモン物質の分泌にも深い関わりがあるため、正常に機能しなくなると体温を保てなくなったり、頭痛やめまい、倦怠感、疲労感、動悸、息切れ等、自律神経失調症でも現れる様々な身体症状が現れます。甲状腺の機能は低下しても高くなりすぎても体に大きな影響が出ます。

甲状腺機能低下症

多くは橋本病です。甲状腺に対して破壊性の自己抗体が過剰に作られ、それによって甲状腺からの甲状腺ホルモン分泌が低下する、本来は免疫の病気です。ホルモンが不足し、新陳代謝が衰えます。血液検査ではコレステロールが高くなることが多いので、コレステロールの高い方は一度は甲状腺ホルモンの検査も受けておくほうがよいでしょう。

主な症状は、元気がなくなり寒がりになる、むくみが起きやすくなる、難聴、肥満、便秘になる、白髪が増える、髪がぬける、声がしわがれてくる、疲れやすいなどです。頭痛もよく見られます。

甲状腺機能亢進症

多くはバセドウ病です。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが出過ぎて働きがつよく出る病気です。多い症状は、甲状腺が腫れる、脈が速くなる、手の指が震える、汗をかきやすくなる、たくさん食べるのにやせる、イライラする、疲れやすい、ときどき手足の力が入らなくなるなどです。

多くの場合、甲状腺は腫れて大きくなりますが、腫れの程度と病気の強さは必ずしも一致するわけではありません。また、眼球が飛び出したようになる眼球突出は有名な症状ですが、実際にはそれほど多くありません。さらに、若い人は症状が出やすく、中年を過ぎると出にくくなります

甲状腺機能低下症と頭痛

頭痛の特徴

甲状腺機能低下症に伴い、頭痛が生じることがあります。頭の両側の重い感じの痛みが、我慢出来ないほどは強くはないけれど、数日間を超えてずっと続き、痛み止めはあまり効果がない、というのが甲状腺機能低下症に伴う頭痛の特徴です。片頭痛の人が甲状腺機能低下症を併発すると、毎日鎮痛薬で対処してしまい薬物乱用頭痛を引き起こしてしまうこともあります。

このタイプの頭痛は、甲状腺機能が正常化すると、2週間で改善することも稀ではなく、治療の効果が期待出来ます。

治療法は

不足している甲状腺のホルモン剤を飲んで補充をします。甲状腺ホルモンは、もともと体の中にあるものですから、量さえ間違わなければ副作用の心配なく飲める薬です。普通1日に1~2錠を飲み、ホルモンのバランスを見ながら薬を加減していきます。

ヨードの摂取に気をつけて

規則正しい生活をして、適度な運動と休養をとることが大切です。喫煙やストレスは、甲状腺の病気に悪影響を及ぼします。最も気をつけてほしいのは機能低下の人の食事です。ヨードは甲状腺ホルモンの原料になるため、取りすぎるとホルモンが増えて機能亢進になりそうなものですが、体がバランスを取ろうとして逆にホルモンの分泌量を抑えてしまいます。

分泌量が抑えられても、通常は徐々に戻りますが、機能低下症の人はそのまま低下の状態が続いて病状を悪化させる場合があるため、ヨードを控えた方がよいとされます。具体的にはのりやわかめは食べず、昆布だしは週に1回程度にしてかつおだしにするなどです。特に以下のものを避けるようにしましょう。

ヨードが多く含まれるもの

  • 昆布
  • ひじき
  • のり
  • わかめ
  • 寒天
  • ヨード卵
  • 昆布だし
  • 昆布茶
  • ポン酢しょうゆ
  • イソジンガーグル(うがい薬)
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まとめ:甲状腺機能低下症を知ろう

甲状腺の病気は頻度が高いわりに症状が軽いことが多いため、見逃されたり、放置されていることが多いものです。頭痛以外にも以下の症状に心当たりがありませんか。

甲状腺機能低下症の主な症状

  • 体がだるい
  • 寒さに弱い
  • 足にむくみがある
  • 声がかれる
  • 太ってきた
  • 抜け毛

簡単な血液検査でホルモンバランスも測定でき、各種の治療方法が確立されています。気になる点がある方は、ぜひ病院を受診してみましょう。

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