頭痛を根本から治癒に向かわせる10種類の漢方とその作用

漢方

日本人の25%が悩んでいると言われる頭痛。頭痛が起こると我々はその痛みから解放されたいがために、痛み止めでとりあえず処方するという人が多いでしょう。しかし、ずっと原因を解明せずに痛み止めを飲み続けてもいいものでしょうか?

痛みとは本来、人間の体の危険を知らせる信号のようなもの。何か痛みの原因=体の不調があるからこそ、あなたに危険信号を送っているのです。それを無視しては一生治らないままです。

一生、痛み止めを飲み続けるということは、ナンセンスです。なぜなら、体の不調を無視し、病を悪化させているようなもの。生活習慣、食習慣を見直すことも勿論大切ですが、合わせて試したいのが漢方です。

漢方で治癒に向かいやすい頭痛がいくつかあります。以下でその頭痛の種類と漢方の種類を紹介します。西洋薬とは違う自然界の生薬で処方される漢方の良さも併せて理解してもらえればと思います。

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漢方から見る頭痛の種類と頭痛の起こる原因

頭痛の男性

まず、頭痛は大きく2つに分けることができます。「慢性頭痛」と「急性頭痛」です。「慢性頭痛」は、内臓に問題があり、頭痛として表れている頭痛。そして「急性頭痛」は、風邪や湿気などの環境の影響を受けて発症している頭痛です。

一過性のものである急性頭痛は一先ず置いておいて、以下に慢性頭痛の種類を詳しく紹介します。

  • ストレスによる頭痛
  • 胃腸虚弱による頭痛
  • 血の巡りの悪さからくる頭痛
  • 腎機能低下による頭痛

漢方の見方からすると、いずれも体を温める「陽」の気が足りず、余計な邪気(エネルギー)が上部にたまることから頭痛が起こると言われています。頭は体の最上部にあり、全身をめぐる気や血のルートである多くの経絡が集まる部位。なので、体を活発に動かす「陽」の力が足りなかったり、逆に「気血」が逆流して詰まってしまうと痛みを生じるのです。

漢方薬と西洋薬の違い、特徴について

では、漢方とは何なのか、また頭痛にどのような作用をもたらすかを見ていきましょう。

まず、漢方薬とは、自然界の植物や鉱物、動物のなかで、薬効の高い「生薬」を組み合わせて、相乗効果を発揮させたもののことを指します。また、効き目が一定で急性な症状をもつ病状には効果の高い西洋薬と比べ、作用や効果は多岐にわたり、穏やかに効くのも特徴。その点から、慢性的、体質的な疾患に使用するのが望ましいとされています。

注意点は、漢方薬も西洋薬と同じ、「医薬品」であるということ。穏やかに効き、副作用を出しにくいという利点はありますが、全く副作用がないというわけではありません。飲み慣れない人には、胃腸障害を起こす場合、また高血圧を伴う場合、体がむくむ場合があると言われています。

ただし、上記のような症状がでても、専門の医師に相談し、生薬の調合を換えてもらえば問題は解決します。勝手な判断をせずに、医師に相談をするのがベターでしょう。

それぞれの頭痛の症状に効果のある漢方薬の紹介

では、具体的にどのような漢方薬がどういう症状・疾病に効き目が高いかを見ていきましょう。体の機能が低下していることが原因で頭痛が伴っている症状を主に紹介します。

  • 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)・釣藤散(ちょうとうさん)
    ・・・のぼせや目の充血などをとり、上部にたまった熱を下げてくれる働きがあります。
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)・・・胃腸虚弱で、日ごろから疲れやすい症状に適しています。
  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう)・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)・・・貧血やめまいを伴うなど、血液不足からくる症状に適しています。
  • 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)・・・消化機能の低下から水分代謝に異常がでて、頭重感や吐き気があるような症状に適しています。
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・冠元顆粒(かんげんかりゅう)・・・血行不良による頭痛の代表漢方薬。冷えやストレスなどによって血のめぐりが悪く、刺すような痛みの症状がある場合に適しています。
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)・海馬補腎丸(かいまほじんがん)・・・腎の機能を高め、足腰のだるさや耳鳴り、排尿の異常などもコントロールしてくれる働きがあります。
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まとめ:頭痛の原因をセルフチェックし、自分に合う漢方薬を

頭は多くの経路が集まるために、体の不調が出やすい部位とも言えます。体の不調を知らせるシグナルとして頭痛を引き起こしている場合が多いということを理解いただけたかと思います。

自然界の生薬を組み合わせ、体の根本から緩やかに治癒を目指す漢方。頭痛で悩んでいる人は、以下のような手順をふみ、ぜひ漢方を試してみてください。

  • 自分の頭痛の種類を分析する(日頃どういった症状か)
  • 上記の漢方薬の種類から症状に適合しているものを把握しておく
  • 漢方薬を扱う薬局、もしくは専門医へ相談
  • 漢方薬を処方してもらう

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