原因別の3つの頭痛タイプを見極めて、正しい予防と対処を行う方法

頭痛おじさん

現在、15歳以上の日本人のうち、3人に1人が頭痛で悩まされているといわれ、実にありふれたものであることから、頭痛くらいと軽く考えてしまう人も多いですが、放っておくと日常生活に支障をきたしてしまうことになったり、中には頭痛を主症状とする致命的疾患もあるので、決して甘くとらえてはいけません。

また、頭痛にはさまざまな原因があり、それによって予防法や対処法が実は異なるので、あなたの間違った自己流の判断によっては逆効果を招いてしまっているかも知れません。

そこで本記事では、さまざまな頭痛の中でも、比較的身近な3つの頭痛の原因と症状を比較し、それぞれの正しい予防法と対処法をお教えすると共に、その他の危険な頭痛との見極め方もお教えしていきたいと思います。

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基本的な3タイプの頭痛

検査をしても異常が見つからない頭痛のうち、約70%を占めるのが「緊張性頭痛」というもので、ストレスなどが原因で頭の周りの筋肉が緊張状態となることによって起きる頭痛です。続いて「片頭痛」が多く、残りの約1%が「群発頭痛」です。

では具体的にそれぞれの頭痛の違いについて詳しくご説明したいと思います。

緊張性頭痛の原因と特徴

頭痛の男性

緊張性頭痛は我慢できないほどではない、鈍い痛みが特徴で、精神的ストレスや運動不足、悪い姿勢や眼精疲労などが引き金となって起こりますので、長時間パソコンと向き合うような生活をしている人や生真面目だったり、几帳面な性格の人がかかりやすいといわれています。

首や肩の筋肉をほぐして血行を良くすること、ストレスを解消することが最善の対処法です。具体的には、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かったり、日頃から良い姿勢を心がけ、凝っている部分は温湿布などを貼って温めると良いです。

すぐに出来る簡単なストレッチでいえば、腕をぶらんと下げて深呼吸をしながら上下に肩を動かしたり、腕を大きく前後に回したり、肘を後ろに直角に曲げて体を反るようにするのが有効です。

片頭痛の原因と特徴

名前を耳にすることの多い大変メジャーな慢性頭痛だと思います。「偏頭痛」とも書き、「へんとうつう」とも読まれます。

頭部の血管が拡張し、炎症を起こすことによって痛みが発生します。頭の片側または両側が脈を打つようにズキンズキンと痛みます。吐き気や嘔吐を伴うことも多く、普段は何でもないような光や音に対して過敏に反応してしまう随伴症状がみられることもあります。手足のしびれなどの前兆がある人もいます。

片頭痛の人の半数は母親からの遺伝で、女性ホルモンも関与するので、女性は月経前後に片頭痛が起きることが多いようです。寝過ぎや空腹時、チョコレートやチーズ、ハムやヨーグルト、赤ワインなどを摂取したときに起こる人もいて、入浴によって悪化する場合もあります。

ですから対処法としてはそれらを食べるのを避け、規則正しく食事を摂り、規則正しく寝ることが最善です。痛む部分は氷等で冷やし、コーヒー等のカフェインを含む温かい飲み物を少し飲むと痛みが軽減します。

群発頭痛

群発頭痛の原因はまだはっきりと解明されていませんが、目の後ろの脳に栄養を送り込む血管が腫れ、周囲の神経を圧迫して起こると考えられています。

一年に数回から数年に一度くらいの頻度で起こり、一度発症すると1~2カ月にわたってほぼ毎日、ほぼ同じ時間帯に激しい頭痛に襲われます。片側の目の奥が強烈に痛むのも特徴で、同じ側の目や鼻に涙や鼻水が出てきたりもします。飲酒後や入浴後、飛行機に乗った時、血管拡張作用のある薬を服用する人は注意が必要です。

これらの頭痛が頻繁に起きることに慣れてしまうと適当に市販の鎮痛剤を飲んで済ますことも多くなりますが、薬を服用する際は空腹時を避け、必ずお水で飲むようにしましょう。水以外の飲料は、有効成分の吸収を遅らせてしまいます。また、鎮痛剤にはカフェイン類も含まれているので、コーヒーや紅茶などを一緒に飲むとイライラや更なる頭痛を招きます。

病院に行った方が良い頭痛

薬を服用しても改善が見られない場合やどんどんひどくなる場合、また頭痛以外に発熱等の症状を伴ったり、意識が遠のいていく気がする場合には急いで病院に行かれることをおすすめします。

以下の病気が潜んでいる可能性が高いのです。

くも膜下出血
脳の血管の破裂で、脳を取り囲むくも膜下腔に出血が起こる病気です。突然激しい頭痛が起こり、吐き気や嘔吐を伴います。

髄膜炎(ずいまくえん)
脳の髄膜が細菌などに感染し、炎症を起こす病気です。38度以上の発熱と嘔吐などがみられ、後頭部に強い痛みを感じることが多いという特徴もあります。意識障害や痙攣を生じることもあります。

脳腫瘍(のうしゅよう)
その名の通り、脳に腫瘍ができる病気です。頭痛の他に、嘔吐や痙攣、手足の麻痺や言語障害、視力の低下や視野が狭くなるといった症状が出ることが多いです。

脳出血
脳の血管が破れ、血腫が出来てしまう病気です。手足のしびれや意識障害、ろれつが回らなくなるといった症状を伴い、頭痛が徐々に強くなっていきます。

慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)
お年寄りに多いですが、若い人にも起こります。頭部の強打がきっかけのことが多く、ボケ症状や痙攣を生じます。

この他にも高血圧や副鼻腔炎や緑内障や顎関節症などの症状として頭痛を発症している場合もあります。

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まとめ:頭痛を治すことはまず頭痛を知ること

色々な頭痛の病気をご紹介してきましたが、どれか一つという訳ではなく、いくつかの頭痛を併発している場合もあります。

するとなかなか痛みが治まらないことが多く、いつまでも頻繁に頭痛薬に頼る日々が続いてしまうかも知れません。少しでも気になることがあれば医師に相談してみましょう。病院を訪れる際には以下のことを整理していくとスムーズな診断を受けることが出来ます。

  • 初めて頭痛が始まった時期とその経過
  • 頭痛の頻度
  • どんな時に痛むか
  • 頭痛の持続時間
  • 頭痛以外の症状
  • 飲んでいる薬
  • 家族や身近な親類に頭痛持ちの人がいるか

これらをメモして病院に行き、一日も早く頭痛とは無縁の生活を送れるようになると良いですね。

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