腰痛のメカニズムと痛みをやわらげるの3つのツボ

腰痛

いまや年輩者だけでなく、育児に忙しい20代から30代、親の介護が始まる40代から50代にも腰痛持ちは少なくありません。サッカーや水泳に熱中するあまり腰を痛めてしまう小中学生など、子どもの世代にとっても腰痛は深刻な悩みとなっています。

つまり腰痛は老若男女に共通するものであり、いまは平気でも何かのはずみで患う可能性は誰にでもあるということです。

どうしてわたしたちには腰痛が起こるのでしょうか?まずは腰痛の原因、メカニズムを知り、そして腰痛をやわらげる方法のひとつとして「ツボ」に注目してみました。
本記事では
1、なぜ腰痛になるのか?~腰痛のメカニズム~
2、ツボとは何か? ~ツボの役割と腰痛に効く3つのツボ~
3、ツボ押しを効果的にするには?~ どうすれば痛みがやわらぐか~
という流れでご案内いたします。

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腰痛のメカニズム

腰痛

まずは腰痛のメカニズムを考えてみましょう。

人間は二本足で歩行します。からだの中心にある腰には胴体と頭の重みがずっしりとかかり、動作のひとつひとつが腰に負担をかけることになります。四本足で歩く動物が進化した結果、二本足で歩くようになった人間にとって、腰痛は避けて通ることのできない痛みであるのかもしれません。また現代人の生活様式の特性として、運動不足や肥満、長時間同じ姿勢で行う労働や精神的ストレスなども、腰に深刻な影響を与えています。

なぜ腰痛が起こるのか。それはわたしたちが人間だからと言っても過言ではありません。

腰痛をやわらげるには?

腰痛は腰へのからだの負担が筋肉を疲れさせることによって起こる痛みですから、腰への負担をできるだけ軽減すること、疲れて固く凝ってしまった筋肉をケアすることが必要です。腰痛は一度罹ると治りにくく、だんだん悪化してしまうことが多いので、早めにケアを行うことが大切です。

ただし重いものを持ったはずみに生じた急性の腰痛や、内臓疾患などによる腰痛などもあり、筋肉の疲れによる慢性的な腰痛とではそれぞれ対処方法が異なります。まちがえるとさらに悪化することもありますから、じゅうぶんな注意が必要です。

本記事では筋肉の疲れによる慢性的な痛みに対し、場所や時間をとらずに気軽にできる方法として、ツボをご紹介します。

ツボとは何でしょう?

わたしたちは自分のからだに「ツボ」があるらしいことは何となく知っていますが、「ツボ」とは、どんなものなのでしょうか?

東洋医学では、人間のからだには血液やリンパ液などだけではなく、「気」というものが循環しており、その流れによってからだの機能が整えられていると考えられています。「気」はじっさいに見たり触れたりできるものではないので、いまひとつピンとこないかもしれませんが、人間のからだをさまざまな方向から調整し、動かしている生命のエネルギーのようなものと考えてみましょう。
何らかの理由でその流れが滞ると、からだに不調が起こるのです。つまり「気」の流れが順調に行われているかを確認し、もし不調なら正しくするために人のからだに備わっている器官、調整役として「ツボ」というものがあると考えてみてください。

人のからだには多数のツボがあり、その人の体格や体調にもよりますから、まずは自分で腰のまわりを丁寧に触れてみてください。固くなったり張っていたり、痛みを感じるところがツボにあたることが多いので、自分のからだの声に耳を傾けながら、探してみましょう。

健康雑誌やネットの情報などを参考に、「ここにツボがある」と言われている箇所の周辺を注意深く触れていくうちに、「ここかな?」と感じるところがあるでしょう。むずかしいときは、触れる範囲を少しずつ広げてみてください。

では腰痛に効果的なツボとして、次の3つをご紹介します。

  • 腰にあるツボ~大腸癒と腎癒
  • 足にあるツボ~委中と照海
  • 手にあるツボ~腰腿点

腰のツボ~大腸癒と腎癒

腰痛に効く代表的なツボとして、大腸癒(だいちょうゆ)と腎癒(じんゆ)が挙げられます。大腸癒は腰骨のもっとも高いところで、背骨から外側に向かって左右に指二本分のところにあります。腎癒は大腸癒から少し上のウェストの位置にあり、背骨から外側に向かって左右に指二本のところを探してみてください。

足のツボ~委中と照海

委中(いちゅう)はひざの裏側のくぼんだところの中央に、照海(しょうかい)はくるぶしから指一本分下にあります。椅子に腰かけた姿勢をとると、探しやすいですよ。

手のツボ~腰腿点

腰痛に効くツボが手にあるとは意外ですが、腰腿点(ようたいてん)は手の甲にあるツボです。中指と人差し指の骨をたどって交差する位置にあり、仕事のあいまや電車や信号待ちなど、立った姿勢のままでも手軽に押せるツボです。

ツボの押し方

ツボに親指の腹の部分を押しあて、痛くならない程度に少し強めに押してみましょう。
息を吐きながら押し、指を離すときに息を吸います。

ここかな?と感じるところがあっても一箇所を長く押さず、3~6秒くらいにとどめてくださいね。1日に1~2回、1回につき10分程度行うのが目安です。気持ちがいいからといって、くれぐれも押しすぎないように。

また空腹時や満腹時、お酒を飲んだあとや妊娠初期など、いつもと体調が異なるときは避けたほうがよいでしょう。お風呂上がりが効果的と言われています。腰に痛みやだるさを感じたとき、自然に手が触れるところにツボが集中していることがありますから、ツボの周辺を手で温めるのも効果的です。
痛むところをゆっくりと手でさすって温めることによってツボの刺激になり、痛みをやわらげる効果につながります。

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まとめ:人間特有の痛みである腰痛のケアにツボ押しを試してみましょう

本記事では人間の宿命ともいえる腰痛を和らげる有効な方法として「ツボ」を押すこと、そして腰痛に効果的な3つのツボをご案内いたしました。腰痛が起こるということは、自分のからだが「痛い、辛い」と訴えていることです。それは同時に「ここを押してみて」という発信ですから、痛みのある場所に優しく触れることでツボを探し当て、腰痛の効果的なケアをすることができます。

最後にその3つをもう一度リストアップしておきますね。

  • 腰にあるツボ~大腸癒と腎癒
  • 足にあるツボ~委中と照海
  • 手にあるツボ~腰腿点

ツボ押しは道具も要らず場所もとらず、ちょっとした隙間時間に誰でも手軽に試すことができます。ただ腰痛はさまざまな要因が複雑に絡みあって生じるものですから、急性の痛みや内臓疾患、ストレスによる場合も考えて、状況に応じて専門医を受診されることをおすすめいたします。

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