温泉療法を取り入れて効果的に腰痛改善をするための3つのポイント

温泉

温泉が腰痛にいいよと聞かれた事がある方も大勢いらっしゃると思います。日本では古くから「湯治」という温泉療法を取り入れ、様々な疾患にあった温泉療法を行ってきました。現代では温泉の成分の研究が進み、実際に温泉が腰痛などの疾患に効果があるという事が証明されています。

本記事では、つらい腰痛の原因を学び、温泉療法にはどのような効果があり、また逆にどのような事に気をつけて行うべきかなども含めて一緒に学んでいきます。ゆったりと楽しみながら、温泉療法を生活の中に取り入れることが出来れば、少しずつ腰痛も緩和され改善していくことが出来ますので、焦らずじっくりと取り組んでいきましょう。

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腰痛の原因

露天風呂

病院で腰痛を訴える方の約80%は原因が特定できません。腰椎に変形や異常がある、腰椎を通る神経が何らかの不具合で圧迫されている、腰椎同士がずれる等の異常がある場合は、原因を特定しやすく治療法も確立しています。

しかし、腰痛を訴えられる方の約80%の方が、実際には腰椎にも神経にも異常がないのです。腰痛を引き起こす原因には大きく分けて4つあります。

腰痛の4つの原因は「筋肉」「骨格」「血行」「ストレス」に関係しています。

「筋肉」は長時間のスポーツで筋肉疲労を生じます。長時間のデスクワークや運転、立ち仕事は同じ姿勢を続けることによって、筋肉疲労を起こし、筋肉がこわばります。運動不足は筋力低下をまねき、体が硬いなども筋肉への負担を大きくしてしまいます。この筋肉のこわばった状態や疲労がたまった状態が続く時、腰痛として症状が出ます。

「骨格」に関係する事では姿勢があげられます。姿勢が悪く、前屈みの姿勢を長時間続ける、重いものをいつも片側で持つなどしていると骨格が歪んできます。この骨格のゆがみが腰痛の原因となります。

「血行」は筋肉に疲労がたまりすぎると悪くなります。血行が悪くなると筋肉がますます硬直し腰痛がひどくなります。さらに、血液循環が悪いために冷えを伴う場合もあり、腰痛を患っている方には悪循環に陥って、腰痛がなかなか改善されません。

「ストレス」は現代社会において常に身近にあるものです。ストレスは万病のもとと言いますが、腰痛もストレスと関係があります。仕事のストレス、生活のストレス、自分の失敗を許せないストレスなど様々あります。このストレスは自律神経に影響し、血行不良のもととなっています。

腰痛が温泉療法で改善される仕組み

現代において、温泉療法の効果が証明され、各地の温泉で様々な取り組みが行われています。温泉療法には大きく分けて3つの効果があります。

  • 科学的効果
  • 物理的効果

環境的効果

科学的効果

科学的な効果としては、温泉に含まれるナトリウムやイオンなどの温泉成分が、体内に有効に働くことがあげられます。温泉水は主成分によって、11種類に分けられていてそれぞれが医学的に色々な症状に効果があると証明されています。腰痛に効果のある温泉成分もあるわけです。また、温泉によっては飲むことで効能があるものもあります。

物理的効果

物理的効果としては、温度・浮力・水圧で心身共にほぐしてくれる効果があります。お湯に入ることによって、水中では体重が約1/9になりますので、全身を支えている筋肉の緊張がゆるみます。

水圧がかかることで血行も良くなります。腰痛の原因となる筋肉のこわばりや、血流の悪さが改善されます。腰痛が緩和されることによってリラックスすることが出来るようになります。

環境的効果

温泉地に行くことによって、普段とは違った環境の中で過ごすことが出来ます。雄大な自然のなかに温泉がある、露天風呂が楽しめる、その他色々な趣向を凝らした温泉が沢山あります。

温泉に入ることはもちろん、風景を楽しむことや、美味しいものを堪能すること、ゆったりくつろげる時間は、ストレスが多い現代では特に効果があります。
腰痛やその他の症状もストレス軽減で改善に向かいます。

温泉療法で効果的に腰痛改善をするための3つのポイント

ここまで腰痛の主な原因と、腰痛改善に効果がある温泉療法の仕組みについて学んできました。実際に生活の中に取り入れるためのポイントがありますので、順番に見ていきましょう。

①腰痛改善が期待できる温泉を選ぶ

温泉にはその水質によって、沢山の種類があります。その水質によって、効能が違ってきます。腰痛の症状改善が期待できるのは、単純温泉と呼ばれる、単純二酸化炭素泉、重炭酸土類泉、塩化物泉・重曹泉、硫酸塩泉、硫黄泉、含鉄泉、酸性泉、放射能線などです。

特に日本各地に数多くあるアルカリ性単純温泉やナトリウム塩化物泉、カルシウム塩化物泉を気軽に利用してみましょう。

②禁忌症を確認する

温泉水には様々な症状を緩和する働きがあることが証明されていますが、これはどのような症状でも温泉に入れば治るという事ではありません。なかには温泉に入ることによって、逆に悪影響が出る病気や症状があるという事(禁忌症)も知っておく必要があります。

複数の病気をお持ちの方、複数の症状をお持ちの方は、主治医に相談することが望ましいです。温泉の脱衣所などにも泉質等を表示し、効果のある症状や病気と共に、禁忌症も表示されているので確認しましょう。

③正しい温泉の入り方を身につける

温泉は公共の場ですのでマナーも大切です。また、入り方によっては危険なこともありますので、正しい温泉の入り方を身につけましょう。

入浴前

  1. 30分以上体を休める
  2. 空腹時に入浴しない(貧血状態になりやすい)
  3. 食後すぐには入浴しない(消化不良を起こす)
  4. 飲酒後は入浴しない
  5. 入浴前にコップ1杯程度の水分補給
  6. 朝早くに入浴しない(心筋梗塞、脳梗塞は早朝起きやすい)
  7. かけ湯をしてから湯船につかる(血圧の急上昇を防ぎます)

入浴中

  1. 半身浴から始める(体を慣らす)
  2. 入浴時間は1回20分程度まで(1日3回を目安に)
  3. 湯船の中でマッサージやストレッチをする(迷惑にならない程度に)
  4. 入浴後にシャワーを浴びない(温泉成分を有効に利用する)

入浴後

  1. 入浴後にコップ1杯程度の水分補給
  2. 入浴後は30分以上の休憩をとる
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まとめ:温泉療法で効果的に腰痛改善をするための3つのポイント

ここまで、腰痛と温泉療法について学んできました。最後にもう一度、効果的に温泉療法を腰痛改善に生かすポイントを確認していきましょう。

  1. 腰痛改善が期待できる温泉を選ぶ
  2. 禁忌症を確認する
  3. 正しい温泉の入り方を身につける

腰痛を患うとなかなか思うように動けなかったり、痛みが激しかったりで気分が晴れないこともありますが、本記事を参考にしていただき、今回学んだ温泉療法を上手に取り入れて、心も体もリフレッシュしてみませんか。

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