腰痛をともなう内臓疾患の種類

内臓が悪い男

腰痛は、筋肉や神経が傷ついて起こる場合が多いのですが、中には内臓疾患によって起こるものもあります。内臓の神経は腰の辺りを通っているものもあり、内臓が病気になっていると内臓とつながっている神経が腰痛を起こしていることがあるのです。腰痛は内臓からのSOSのサインということもあります。

内臓からのSOSのサインを見逃さないためにも、腰痛をともなう内臓疾患の種類にはどのようなものがあるか、知っておきましょう。

スポンサーリンク

腎臓疾患による腰痛

腹が痛い男

内臓疾患の中でも、腰痛と特に深いつながりがあるのは腎臓疾患です。その理由としては、腎臓や尿管を支配している神経が胸や腰の神経と深くかかわっているからです。そのため、腎臓病や尿管結石などの痛みの症状が、腰痛として現れることがあります。

腎臓疾患として代表的な尿路結石は、疝痛発作と言われる症状があり、結石ができた場所や大きさによって症状が変わります。特に、腎臓と尿管のつながっている場所である腎盂に結石ができると、腰痛や側腹痛などの症状が現れます。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、食べ過ぎやストレスなどが原因で起こり、消化液によって胃や十二指腸が自己消化を起こして損傷します。症状には、強い胃痛や胸焼け、吐血などがあり、症状が重くなると炎症が広がって腰痛を起こすことがあります。

便秘

便秘は、大腸に便がつまる病気で、大腸がんや腸閉塞、腸ヘルニアなどが原因で起こることもあります。便秘によって便が溜まり、大腸が肥大することで腰を圧迫して腰痛を引き起こすこともあります。

膵臓がん

膵臓がんは、膵液の流れが滞ることで炎症が起こります。自覚症状が顕著ではないということが特徴であり、気が付いたらかなり病状が進行していたということもあります。生命をとりとめても、厳しい食事制限や通院で治療をしなければなりません。

症状としては、みぞおちの痛みや腹痛の他に、腰痛を併発することが多くあります。腰痛は、じわじわと押されるような圧迫痛が特徴です。腰痛の他に痛みがないか、黄疸が出ていないか、疲労感はないかをチェックして、膵臓がんのサインを見逃さないようにしましょう。いくら寝ても疲労感が残って、横になってもだるいという症状には要注意です。

脊椎炎

脊椎に炎症が起こる脊椎炎には様々な種類があります。伝染病の要素をもつ病気の菌が脊椎に付着したことで起こるものは、「化膿性脊椎炎」です。これは、術後の感染症として起こることがあり、何かの病気で入院している場合には要注意の病気です。結核菌が脊椎に付着すると、「結核性脊椎炎」を引き起こします。もっと怖い病気では、脊椎腫瘍や脊髄腫瘍などもあります。これは、その名の通り、脊椎や脊髄に腫瘍ができる病気です。
これらの病気では、腰痛を発症させることもあります。脊椎炎などの検査には、X線検査や血液検査、ツベルクリン反応などが必要になります。

子宮頸がんや子宮筋腫

腰痛とともに、下腹部の痛みが伴ったり、血尿や血便、月経異常、動悸、息切れ、不正性器出血、おりものの増加などがある場合には、子宮頸がんや子宮筋腫などの婦人科系の病気という可能性があります。腰痛とともに、のぼせや体のほてり、肩こり、めまい、発汗、動悸などがある場合には、更年期障害も考えられます。

腹部大動脈瘤

腰痛とともに、腹部に拍動性の腫れものができたり、腹痛を感じたりしている場合には、腹部大動脈瘤の可能性があります。

多発性骨髄腫

腰痛とともに、全身倦怠感や貧血、むくみ、体重減少、胸や背中の骨が痛いという場合には、多発性骨髄腫の可能性があります。

その他に考えられる内臓疾患

上記で紹介してきたい以外にも、腰痛をともなう内臓疾患はまだあります。
泌尿器科系では、泌尿器系のがんや膀胱炎、前立腺肥大症があります。消化器系疾患では、胆石や胆嚢・胆管炎などがあります。循環器系疾患では、腹部大動脈解難や閉塞性動脈硬化症がありますし、婦人科系疾患では、卵巣膿腫や月経困難症などがあります。

骨盤矯正や姿勢の改善をしても腰痛がよくならない場合には、これらの内臓疾患が原因の場合ということも考えられます。

まとめ:内臓疾患による慢性的な腰痛を感じたら、医師の診断を受けて治療しよう

腎臓疾患や胃潰瘍など、内臓疾患が原因で起こる腰痛は、腰痛だけを治そうとしても完治できません。放置しておけば、命に関わる事態になりかねない病気もあります。
腰痛以外の症状もあったり、慢性的な腰痛を感じたりした場合には、医師の診断を受けて治療に専念するようにしましょう。内臓疾患が疑われる場合には、整形外科だけでなく内科の受診もしてみましょう。

スポンサーリンク

iGotitに「いいね!」をください

iGotitはあらゆる「ハウツー」を発信する新しいメディアです。今までのどのメディアよりも、あなたが「なるほど」と思える質の高い情報を発信していきます。
いいね!を押して、iGotitを応援してください!

Twitterでフォローしてください

iGotitの注目記事の更新情報はTwitterにてお届けいたします。是非iGotitのTwitterアカウントをフォローして頂き、あなたの生活を豊かにする情報を手に入れて下さい。

Comment