夜尿症を治すための薬物療法。どのような種類があるの?

夜景

夜尿症の治療方法として薬物の治療方法は例外的な方法なので、薬物投与をする場合には、医師の診断によることが重要です。

夜尿症の治療は自然に治ることを期待してそれを見守ることが中心的治療法となります。そのため、薬物を投与する場合には医師の判断によりどうしても必要な場合に行われることが基本です。通常は生活指導や精神的なサポートが夜尿症治療の中心となります。

本稿では夜尿症に対する薬物療法についてまとめています。

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夜尿症と薬物療法

薬

夜尿症は、おねしょが一定程度の年齢に達しても治らない状態のことを指します。一般的に夜尿症は小学校入学前には治ることが多く、小学生高学年までにはほとんどが治ります。
しかし、ケースによってはその後も治らないケースや小学校で宿泊を伴うイベントがある場合に、夜尿症が気になってしまい学校生活に支障が生じてしまうということもあります。

夜尿症の治療方法としては一般的には生活指導で治すことが中心となります。つまり、夜尿症は、自然に回復するものであり、ただ、そのペースが個々人ごとに異なるという観点から、生活指導の中で夜尿症を治すことが基本的な治療方法となります。

具体的には、寝る前にトイレに行くことを指導したり、おねしょをしてしまったとしても叱らないことなどが重要な夜尿症の治療方法となります。
しかし、場合によっては薬による治療、つまり、薬物療法が必要となるケースもあります。
夜尿症の治療として薬物療法が必要となるのは比較的、例外的なケースですが、薬物を用いて治療する場合には以下のような薬物を用いることとなります。

夜尿症に対する様々な薬物療法

夜尿症に対して行われる薬物治療としては以下のような薬物が用いられます。

デスモプレシンの投薬

デスモプレシン(DDAVP)は、抗利尿ホルモンの活動を促進させる薬物になります。夜尿症の子供の場合、尿の量を減らす抗利尿ホルモンと呼ばれるホルモンの活動・分泌が少ない場合があります。そして睡眠中の抗利尿ホルモンが少ない結果、夜尿症となってしまうということになります。そこで、抗利尿ホルモンの分泌を促進させる薬物としてデスモプレシンという薬物を投与することで夜尿症の治療をはかります。

デスモプレシンは、鼻からスプレー状で噴霧するという形で投薬されることとなります。
デスモプレシンの投与による治療は、医師の指示を守った上で行うことが重要です。

抗コリン薬の投与

次に、夜尿症に効果がある薬物としては、抗コリン薬と言われる薬物があります。抗コリン薬は膀胱を大きくしてためることができる尿量を増やす薬です。夜尿症は膀胱に貯まる尿の量が、膀胱に収まる量を超えてしまうことで起きるケースがあり、この場合には抗コリン薬によって膀胱を大きくすることでためることができる尿量を増やすことで夜尿症を防ぐという方法です。

抗コリン薬には、口が乾くというような副作用がある場合があります。しかし、投薬を中止するほどの体への悪影響がある場合はあまりないと言われます。ただ、抗コリン薬を用いた治療方法が有益かどうかは医師の診断が必要ですので、医師が必要と判断した場合に、抗コリン薬を利用することとなります。

薬物投与以外の夜尿症の治療方法

冒頭に書きましたが、薬物投与による夜尿症の治療は例外的な治療方法になります。夜尿症の治療は基本的には、自然な治癒を期待してサポートをすることが基本的になります。そのため、薬物による夜尿症の治療は例外的な治療方法です。薬物以外による夜尿症治療方法としては、精神的なサポート(おねしょを叱らないことや焦らせないこと)以外にも体を冷やさないこと(冷やさせないこと)が重要です。

体を冷やすと尿が近くなることは誰もが経験されていることと思いますが、夜尿症の子供などの場合には、前述したような寝る前の水分を減らしたり、寝る前のトイレを促すとともに、体を冷やさせないなども重要となります。また夜尿症に効果があるツボ治療をするという方法もあります。

このように夜尿症の治療方法としては、薬物による治療以外にもさまざまな方法があります。夜尿症の治療方法として薬物療法も含めてどのような方法が最も当事者にあっているかどうかは、専門医による専門的知見による判断によることとなります。

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まとめ:様々な夜尿症の治療方法

以上述べました夜尿症の治療方法をまとめますと以下のようになります。

  • 夜尿症の治療方法は基本的には精神的なサポートや生活指導をすることが中心となります。具体的には、夜尿症を責めないことや寝る前のトイレを進めること、体を冷やさせないことなどが重要となります
  • 薬物を用いての夜尿症の治療は、例外的な治療方法ということができます。そのため、薬物による治療をする場合には、医師の診断と判断のもとで行うことが基本になります

夜尿症の治療には、3つの原則があると言われます。つまり、起こさない(子供の深い睡眠を妨げます)・焦らせない・怒らないということが重要と言われます。夜尿症の治療はゆっくりと見守ることがとても重要です。

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