耳をつんざくような恐怖の金切り声!それっててんかん?夜驚症?

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ぐっすり眠っていた子供が突然ベッドから起き上がり、恐怖に満ちた表情で叫び声をあげたら、親はびっくりして飛び起きてしまいますよね。手足をばたばたさせて声をかけても反応せず、汗をかいて呼吸が荒い場合はてんかんの発作かと思われる人も多いでしょう。しかしこれは夜驚症と呼ばれる睡眠障害のひとつかも知れません。夜驚症とてんかんは症状が非常に似ていて、専門家でも見分けがしにくい病気です。どちらも子供にはよく起きる病気ですが、治療方法が異なるので、正しい判断が必要です。今回は夜驚症とてんかんを間違えない方法を調べてみましょう。

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夜驚症とてんかんの見分け方

医者

てんかんを専門とする医師は日本ではとても少なく、「日本てんかん学会」が認定した「てんかん専門医」は、全国で約400名に過ぎません。がんや心臓病に次ぐほど多い病気にもかかわらず、てんかんを専門とする医師はわずかです。その為、子供が夜泣きわめいたり、手足をばたばたさせるとすぐに「これはてんかんです。」と言われる場合があります。厳密に診断しないと、夜驚症はてんかんとよく誤診されがちです。

てんかんの特徴

まず、てんかんの特徴を上げてみましょう。子供のてんかんは、次の様な症状が出ます。

手足がしびれる
ない音が聞こえる
光や模様が見える
奇妙な匂いがすると感じる
動作を止めてぼんやりする

記憶がなくなる
昔の記憶が現れる

恐怖感が出る
寂しくなる

手足が痙攣する、や、泡をふいて倒れるというのは、昔から良く言われる症状ですが、てんかんではない場合も多いのです。子供の発作が起きた時に、注意して観察して下さい。

今度は夜驚症の特徴をあげてみましょう。
寝ている状態から突然起き上がり、興奮して布団から飛びだす
起き上がるときに叫び声や悲鳴を上げる
恐怖に怯えたような表情
うめき声を出したり大声を出しながら目を見開いて歩き回る
脈拍が速い
呼吸粗くなる
発汗している

いかがですか。細かく観察すると、この2つの病気の違いはよくわかるのではないでしょうか。子供が発作を起こすと親もパニックになりがちです。冷静に判断するようにして下さい。

夜驚症とてんかんの治療法

夜驚症とてんかんでは、治療法が異なります。主な治療方法をご紹介しましょう。

夜驚症の治療法

夜驚症は2歳~小学校低学年の間に見られることが多く、子供の約3%が夜驚症を経験すると言われていますが、小学校高学年あたりにはすっかり収まることがほとんどです。子供の夜驚症の特徴としては、眠りについて1~2時間くらいの深い眠りについているときに、突然大きな叫び声をあげたり、ベッドから飛び起きたりします。ですが、その後は何事もなかったかのように眠りにつき、たいていは朝までスヤスヤと眠ります。

とくに治療しなくても自然に治る場合が多い病気なので、注意点だけあげておきましょう。

睡眠時間を増やす
睡眠不足や疲労が原因で夜驚症が起こっているという説もあるので、睡眠時間を増やしてみましょう。夜更かしが多い子供は、子供の健康にもよくありません。ぜひ早めにベッドに入らせましょう。

子供のストレスをケアする
夜驚症が子供の精神的ストレスに起因している可能性もあります。学校で何か嫌なことは無いか、友人関係で何か不安に思っていることが無いか、話を聞いてあげる事も効果的です。

てんかんの治療法

睡眠ポリグラフ
睡眠中に、脳波、心電図、心音、血圧、筋電図、皮膚電気反射、皮膚電気抵抗、発汗量、眼球運動などを連続的に記録して、中枢神経系の機能を測定する方法です。この方法により、てんかんはかなり判断しやすくなります。

遊戯療法
おもちゃや遊びをして行う子どもの心理療法のひとつです。つみきやお絵描き、箱庭を作って遊んだりします。遊ぶことそれ自体が治療的であるといわれています。子供のストレス判断の目安になります。

薬剤治療
 抗てんかん薬を使用します。まず少量から投与します。発作回数・脳波所見・薬剤血中濃度を参考として少しずつ増量し、発作が抑制できて副作用のない最少量で治療を継続します。効果のない場合には第二選択薬に置き換えていきますが、難治性てんかんの場合、多剤投与となる場合もあります。

手術療法(病巣切除、脳梁離断術(のうりょうりだんじゅつ)など)

近年、難治性てんかんの一部に対して、効果が期待できる場合には手術が行われるようになりました。てんかん発作が抑制され、脳波が正常化して数年経過すれば、抗てんかん薬を減量中止することが可能です。

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まとめ

いかがですか。この2つの病気は症状は似ていますが、治療法は全然違います。親の冷静な観察と、専門家の診察が必要です。この病気はどちらも適切な応対と治療により、90%が完治すると言われています。あまり深刻にならず、おおらかな気持ちで見守る事が大切です。

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