羽毛布団は圧縮袋を使って保存しても大丈夫なのか

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悩む女性

シーズンオフで布団の収納をしなければならない時にはその保管場所の確保に頭を悩ませることも多いですね。保管場所を効率よく使うために、圧縮袋はとても便利です。

羽毛布団は綿布団に比べてかさ高があることが特徴ですが、この羽毛布団の保管に圧縮袋は使っても大丈夫なのでしょうか?今回は羽毛布団に圧縮袋を使ってもいいのかどうか、また使うとしたらどのようなものがいいのかを紹介していきたいと思います。

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使っていいものといけないもの

では、なぜ羽毛布団に使えるものと使えないものがあるのか、その理由について見ていきましょう。

圧縮袋の特徴

指さし女性

圧縮袋は袋の中の空気を外に吸い出すことで体積を小さくして保存することができることが最大の特徴ですが、この空気を外に吸い出すことで布団にどのような影響があるかが大きな問題点になります。

綿布団や毛布などの場合、圧縮によって繊維が密着しても再び空気を含ませることで圧縮前の状態に復元することが可能ですが、羽毛布団の場合には使用している羽毛の芯が折れたり曲がったりすることで復元ができなくなってしまう恐れがあります。

羽毛布団に使われている羽毛の種類には、ダウンとフェザーがありますが、ダウンはたくさん空気を含んで保温性と透湿性を保つための羽毛で中心から放射状に繊維が広がっています。つまり、ダウンは空気を取り除いても再び空気を夫君せることで再現ができます。

しかしもう一方のフェザーやスモールフェザーは鳥の羽そのものの形をしており、一本の芯に対して両側に繊維が広がる構造をしています。この構造が羽毛布団特有のかさ高を再現しふっくらと空気を含む立体構造を維持できるのですが、圧縮することで芯が折れてしまうと復元することができなくなってしまうのです。

羽毛布団にも使用できる圧縮袋には、このようなことが起こらないような圧縮率のものがいいという事が言えるわけです。

どの程度の圧縮率がいいのか

綿布団などに使われている圧縮袋は、その圧縮率の高さが最大の売りになっています。最近のものでは原型サイズの10分の1まで圧縮できるものがありますが、羽毛布団の場合には元のかさ高に対して4分の1が限界だという事がわかっています。先ほどの説明のように、中の羽毛が傷んでしまわないためにこの圧縮率以下で止める必要があるのです。

羽毛布団の圧縮の仕方

羽毛布団に使える圧縮袋を使う時に必要なものには何があるのでしょうか?また、その詳しいやり方はどんなものなのでしょうか?

用意するもの

羽毛布団の圧縮に用意しておいたほうがいいものには以下のものがあります。
羽毛布団専用の圧縮袋・固く絞ったタオル・掃除機が必要ですが、圧縮袋には除湿シート・湿度インジケーター・脱酸素剤同梱されているものがいいでしょう。脱酸素剤は無酸素状態に近付けることができますので、羽毛が持っている脂質が酸化するのを防いでくれます。

また除湿シートは保存中に湿気で布団が傷んだりカビや雑菌が繁殖することを防いでくれますし、湿度インジケーターは圧縮袋の内部がどのような環境になっているかを確認することができます。羽毛布団を圧縮する場合には、これらの物を使用して保存することをお勧めします。

圧縮前の手入れ

羽毛布団は圧縮前に必ず天日干しした後しっかりと冷ましておきましょう。十分に乾燥させて冷ますことで、保存中の品質の劣化を防ぐことが目的です。天日干しは冬場でも5時間程度かけて表裏上下まんべんなくに光を当てればOKです。

しっかりと乾燥させて冷ますことができたら、圧縮袋にきれいに入る大きさに畳んで袋に入れましょう。

圧縮前のひと手間

圧縮袋はチャックの部分の内側を必ず固く絞ったタオルで拭いておきましょう。適度な圧縮をかけた状態を維持するために汚れなどが挟まっている事での空気の入り込みを防ぐことや、余計な水分の付着を取り除くためです。せっかく脱酸素剤や除湿シートを入れても外から湿気が入ってしまうと意味がなくなってしまいますから、軽くでもいいので拭いておくといいでしょう。

拭き終ったら、中に除湿シートや脱酸素剤、湿度インジケーターを並べていきましょう。空気の吸い込み口付近には入れないようにしておくのがポイントです。

また、脱酸素剤はコンポされているビニール袋から出さずに使うようにしましょう。入っているビニール袋の一部を切り取って空気の出入りができる状態になっていればそれで充分です。直接布団につけると、布団の代わりに酸化してくれている脱酸素剤の錆が付着してしまう恐れがあります。必ず使用上の注意を守って使いましょう。

圧縮実行

ここまで来たら、チャックを閉めていよいよ圧縮です。チャックを閉めるときは締め始めの端を持ちながらスライダーを滑らせるようにしていけばパッキンを閉めることができますが、この時に持っている端がスライダーに対してまっすぐスライドすることができるときれいに閉じることができます。

圧縮用のバルブに掃除機の吸い込み口を当てて圧縮していきます。掃除機の吸引は必ず弱で行うようにしましょう。掃除機で吸い始めたら、全体的に平らな状態で圧縮するように空いたほうの手で形を整えていきます。

この時にとても大切なのが、最初にも説明しました圧縮率です。圧縮しすぎてしまうとせっかくの羽毛が傷んでしまいます。平均30秒ほどで完了しますが布団のかさが4分の1以下にならないよう気を付けて圧縮することが最も大切です。

圧縮後の手入れ

圧縮した羽毛布団はその状態で保存しても品質に問題がないとされる期間は半年程度と言われています。それ以上保存をさせる場合は、一度袋から取り出して天日に干すなど手入れをし、再度新しいものを使って圧縮し直すようにしましょう。

また、圧縮してから1週間程度したら一度状態を確認し、その後は1か月単位で確認するようにしましょう。もし湿度インジケータや除湿シートに変化があるようなら、説明書に従って取り扱うようにするといいでしょう。

まとめ:羽毛布団の圧縮は専用のものを!

綿布団用の圧縮袋で羽毛布団を圧縮すると、面白いように縮んでしまいます。ペッタンコになってしまった羽毛布団は袋から取り出しても元のかさ高に復元することはできません。

羽毛布団の圧縮は必ず専用のものを使用し、除湿シートなどが同梱されているものを使うようにしましょう。さらに今回紹介した内容をお役立て頂ければ幸いです。

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