12時間以上の睡眠時間が必要なロングスリーパーとは

夜の駅

12時間以上継続的に睡眠時間が必要な方の場合には、背後に病気がある場合がありえます。いわゆるロングスリーパーの方の場合、ナルコレプシーなどの遺伝的な病気によって12時間などの長時間睡眠時間が必要な場合があります。

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12時間以上の睡眠時間が必要なロングスリーパー

夜景

睡眠時間は人生の3分の1を占める膨大な時間となります。睡眠時間は大半の方の場合には、1日5時間から8時間程度のあいだにおさまっています。1日の睡眠時間が9時間を超える方をロングスリーパーといいます。

ロングスリーパーのうち、さらに睡眠時間が10時間を超える方を超ロングスリーパーと呼びます。超ロングスリーパーの方の中には、継続的に12時間以上の睡眠を必要とする方など、睡眠時間の長さから社会生活上の問題が生じることがありえます。また、12時間以上
の睡眠時間を必要とされる方の場合、背後に病気が隠れていることもあります。

遺伝的な要素が絡むナルコレプシー

1日の半分にあたる12時間以上の睡眠時間が必要となる方は、全人口の約1パーセント程度と言われます。12時間以上の睡眠を必要とする方の場合、遺伝的な病気がその長い睡眠時間の原因である場合があります。いくら睡眠時間をとっていても、日中に病的な眠気が襲ってきてしまうという睡眠時間に関する障害を持っている方をナルコレプシーといいます。ナルコレプシーは通常、絶対に眠らないような場面で突然眠ってしまうのが特徴です。

例えば、面接中などでも突然眠ってしまいます。このナルコレプシーの場合は、一日の半分に当たる12時間程度は、いわば「当然に」睡眠時間となります。その上でなお眠気が日中襲ってくるという状態になります。

一見すれば、この異常な睡眠時間は、「なまけもの」や「気のゆるみ」などと誤解されてしまいがちとなります。しかし、ナルコレプシーの場合には、遺伝子に特徴があること(HLA(ヒト組織適合抗原)-Dw2という遺伝子を持っていること)が分かっています。つまり、病的な原因で12時間以上眠ってしまうものであり、決して「なまけもの」などではないということです。

このナルコレプシーにより睡眠時間が1日の半日に当たる12時間を超えるような場合には、睡眠障害に関する医師の専門的治療を受けることが必要です。

睡眠時無呼吸症候群の場合

同じく1日12時間というように長時間の睡眠時間をとっていたとしても眠気が常に襲ってきてしまう原因として睡眠時無呼吸症候群に罹ってしまっている場合が考えられます。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に上気道(空気の通り道)が狭くなってしまい、無呼吸状態に陥り、実質的に十分な睡眠時間が取れていないために、日中、病的な眠気をもよおすものです。

つまり、睡眠時無呼吸症候群の場合、12時間程度(あるいはそれ以上)睡眠時間をとっていたとしても、実質的にはまったく眠っていないのと同じような状態となってしまうので、日中の眠気・意識喪失を引き起こしてしまうこととなります。

睡眠時無呼吸症候群によって12時間以上の睡眠時間をとってもなお眠気がおさまらない場合には、専門医の治療を受けることが必要です。睡眠時無呼吸症候群の場合、肥満体質の方やいびきが非常に大きい方が罹患しやすいという特徴があります。

12時間睡眠が体質の方もいる

以上では、12時間程度の睡眠の原因として病的なものを挙げましたが、必ずしも12時間程度の長い睡眠時間を取られる方が病気ということではありません。体質として12時間程度睡眠時間を取るという方もおられます。

例えば、頭脳労働をされる方などは、実際に12時間程度の睡眠時間が必要とされている方
が数多くおられます。歴史的な哲学者などにも12時間など長時間の睡眠時間をとっていたという人が多くいます。

12時間の睡眠時間がご自身にとって必要なものであり、日中の眠気や意識喪失など病的なものが原因ではないのであれば、仕事や学校との折り合いをつけた上で12時間程度のたっぷりとした睡眠時間をとることは決しておかしなことではありません。

なお、疲労などから一時的に12時間程度眠る日が生じても、それは自然なことであり、
もちろん病的なことなどではありません。

まとめ:ロングスリーパーについてのポイントのまとめ

以上、本文で述べましたロングスリーパー、特に12時間以上の睡眠時間を取られる方についてのポイントをまとめますと以下のようになります。

  • 9時間以上の睡眠時間が必要な方をロングスリーパーと呼びます。またロングスリーパーのうち、10時間以上の睡眠時間が必要な方を特に超ロングスリーパーと呼びます。超ロングスリーパーの方には12時間以上睡眠時間を取られる方などがおられます
  • 12時間以上眠られる方の場合、背後に病気が隠れていることもあります。例えば、ナルコレプシーという遺伝的な病気や睡眠時無呼吸症候群が原因で12時間以上の睡眠時間を取られている場合があり、このような場合には専門医による治療を受けられることがおすすめできます
  • 睡眠時間が12時間を超えていたとしても直ちに病気が原因とは言い切れません。特に、頭脳労働の方などは12時間程度の睡眠時間をとること効率的に仕事をすることができる方もおられます

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