適切な睡眠薬を利用しよう!睡眠薬の種類と強さ(効果の持続時間)について

ベッドに寝そべる女性

「睡眠薬を利用してみたいんだけど、どのくらいの強さなのかな?」「処方された睡眠薬の強さが気になる…」あなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか?

睡眠薬の強さは、主に催眠作用の持続時間によって、主に4つに分類されます。あなたが利用しようとしている睡眠薬がどの種類に当てはまり、どの程度の強さを持つ睡眠薬なのかを理解することは、睡眠薬を正しく利用するためにも必要です。

本記事では、睡眠薬の種類毎の強さ、効果についてご紹介していきます。是非ご参考にして頂き、あなたに合う強さの睡眠薬を選びましょう。

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1.睡眠薬の種類毎の強さ

睡眠薬の指標の1つに「 半減期 」というものがあります。

半減期とは、睡眠薬を内服してから、催眠効果をもたらす成分の血液中の濃度が、最高値に比べて半分の値になるまでの時間のことを指します。

半減期が短い場合、速効性のある睡眠薬となり催眠効果の持続時間も短くなります。半減期が長い睡眠薬の場合、じわじわと効果が出てきて、催眠効果の作用時間は長くなります。

睡眠薬の強さ とは、主に「 催眠効果の持続時間 」によって測られ、それは半減期という指標によって分類することができるのです。

半減期による睡眠薬の分類は、主に次の4種類に分けることができます。

  • 超短時間作用型の睡眠薬
  • 短時間作用型の睡眠薬
  • 中間作用型の睡眠薬
  • 長時間作用型の睡眠薬

以下で、それぞれの種類の睡眠薬の強さについて見ていきましょう。

1−1.超短時間作用型の睡眠薬の強さ

超短時間作用型の睡眠薬の強さは、次の通りです。

  • 催眠効果の出現時間:服用してから10〜15分後
  • 催眠効果の持続時間:2〜4時間程度

超短時間作用型の睡眠薬には、主に次のような睡眠薬があります。

  • ハルシオン
  • マイスリー
  • ルネスタ
  • アモバン

超短時間作用型の睡眠薬は、速効性が強く、布団やベッドに入っても夜中までなかなか眠れないというような 入眠障害の方向け に処方されます。服用する際には、次の点に特に気をつけて下さい。

  • 後は寝るだけの状態にして、布団やベッドの中もしくは近くで服用する
  • 服用してから一時的な記憶喪失の症状が出る場合もある
  • 依存性が高いため医師の定めた用法用量を必ず守る

1−2.短時間作用型の睡眠薬の強さ

短時間作用型の睡眠薬の強さは、次の通りです。

  • 催眠効果の出現時間:服用してから15〜30分後
  • 催眠効果の持続時間:6〜10時間程度

短時間作用型の睡眠薬には、主に次のような睡眠薬があります。

  • リスミー
  • ロラメット
  • レンドルミン

短時間作用型の睡眠薬は、夜中に何度も目が覚めてしまうというような 中途覚醒の症状をお持ちの方向け に処方されます。服用する際には、次の点に特に気をつけて下さい。

  • 服用中にトイレなどで目が覚めた場合、筋肉は睡眠薬の筋弛緩作用により力が入らない状態になっている場合があります。歩行する際には転倒に十分に気をつける必要があります。

1−3.中間作用型の睡眠薬の強さ

中間作用型の睡眠薬の強さは、次の通りです。

  • 催眠効果の出現時間:服用してから30分程度後
  • 催眠効果の持続時間:20〜25時間程度

中間作用型の睡眠薬には、主に次のような睡眠薬があります。

  • ユーロジン
  • ベンザリン
  • ロヒプノール

中間作用型の睡眠薬は、眠たいのに朝早く目覚めてしまうというような 早朝覚醒の症状をお持ちの方向け に処方されます。服用する際には、次の点に特に気をつけて下さい。

  • 中間作用型睡眠薬は効果の持続時間が長いため、起床する際、筋弛緩作用が強く働いている場合があります。立ち上がる際や、歩行する際には転倒に十分に気をつけて下さい。

長時間作用型の睡眠薬の強さは、次の通りです。

  • 催眠効果の出現時間:服用してから30分〜1時間程度後
  • 催眠効果の持続時間:長時間

長時間作用型の睡眠薬には、主に次のような睡眠薬があります。

  • ソメリン
  • ドラール
  • ダルメート

長時間作用型の睡眠薬は、抗不安薬として、 主にうつ病など精神的な疾患を患っている方向け に処方されることが多いです。服用する際には、次の点に特に気をつけて下さい。

  • 効果の持続時間が長いため、日中に急な眠気がおきたり、筋肉の力が入らない状態になる場合があります。運転等はできるだけ避け、規則正しい生活習慣をとることが大切です。

2.睡眠薬を服用する際には

睡眠薬には副作用があります。副作用を起こさずに睡眠薬を利用するには、服用始めから服用終わりまで正しい用法用量を遵守する必要があります。正しい用法用量を知り、適切な利用を行うためには、睡眠治療の専門の医師に診察をしてもらいながら利用することが非常に重要です。

睡眠薬の副作用については、睡眠導入剤の副作用を理解して正しく利用する方法の記事で詳しく説明しているので、一度ご覧に成って下さい。

また、睡眠治療の専門医を探す場合には、睡眠障害や不眠症が疑われる場合の専門の病院の探し方の記事を参考になさって下さい。

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まとめ

ここまでで、 睡眠薬の種類と強さ(効果の持続時間)についてご紹介してきました。睡眠薬は、その効果が持続する時間によって強さを分類することができます。睡眠薬を正しく利用する際には、あなたの睡眠の症状に合う強さの睡眠薬を利用することが大切です。

眠れない夜が続くと辛くなってしまいますよね。睡眠薬は、一時的にあなたの夜に眠りをもたらしてくれます。しかし、大切なことは、睡眠を阻害する根本的な要因を改善することです。是非、生活習慣の見直し等を行い、自然に快適な睡眠を取れるようにして下さい。

本記事が、あなたの快適な睡眠に少しでもお役に立てれば幸いです。

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