妊娠中の妊婦の方が睡眠薬の服用を検討する際に知っておくべきこと

女の子

妊娠中は特に9ヶ月以降の後期において不眠症状が出ることが多いため、睡眠薬の服用を考えたくなることが多くあります。

しかし、妊娠中の妊婦の方が睡眠薬を服用する場合には、そのリスクにおいて十分に理解し、睡眠薬を服用することによる生じるリスクと、不眠症状を解消することによるメリットを天秤にかけ、睡眠薬の服用を考える必要があります。

なぜなら、妊娠中の睡眠薬の服用は、睡眠薬に含まれている成分が胎児の体内に流入することで、様々な悪影響を胎児に与える可能性があるからです。

そこで、本記事では妊娠中の妊婦の方が睡眠薬の服用を検討する際に知っておくべきことについてご紹介していきます。現在妊娠中で不眠症状で悩まされている方は、是非本記事と一緒に、妊娠中の睡眠薬の服用に関する知識を学んでいきましょう。

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妊娠中の不眠の原因

赤ちゃん

妊娠中は、特に9ヶ月以降の妊娠後期において「ホルモンバランスの影響によって不眠症状が生じやすくなる」ことが多くあります。

妊娠初期は、プロゲステロンという妊娠を助け、子宮内の状態を妊娠に良い状態に整えてくれるホルモンが多く分泌されます。プロゲステロンには「催眠作用」と「基礎体温の上昇」の効果があるため、特に日中に強い眠気が引き起こされる場合があります。

9ヶ月以降の妊娠後期においては、エストロゲンという卵胞ホルモンの分泌量が増えていきます。プロゲステロンとエストロゲンのバランスは、眠りに大きな関係があり、エストロゲンの分泌量が増加すると夜に寝つくことができなくなったり、夜中に目が覚めてしまう不眠症状を引き起こすことがあります。

このように、妊娠中は眠りに関して様々な問題が生じるため、睡眠薬を服用して眠りを得ようと考える方が多くいらっしゃいます。しかし、妊娠中の睡眠薬の服用に関しては、胎児への影響も十分に考慮にいれて検討してから、服用の可否を決めることが大切です。

妊娠中に睡眠薬を服用する危険性

妊娠中の睡眠薬の服用に関しては、「可能な限り服用しない」方が良いと考えられます。

特に、睡眠薬のうちバルビツール酸系の睡眠薬は、妊娠中に服用すると胎児に奇形を発せさせる危険のある「催奇形成」が生じる場合があり、口唇口蓋裂や心血管奇形などの先天性異常の原因となる場合がありますので、服用は控えることが大切です。

また、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の場合に関しては、バルビツール酸系睡眠薬ほどの影響があるとは考えられていないものの、「少なくとも胎児に影響を及ぼす可能性がある」という見解があります。

そのため、妊娠中において不眠状態に悩まされている場合には、可能な限り睡眠薬には頼らずに、軽い運動や自然な眠気を促す工夫をすることで、眠りを得ていくことが大切になります。また、どうしても不眠が改善されず、睡眠薬を服用したいと考える場合には、産婦人科の医師に相談して服用するかどうかの検討をするようにしましょう。

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まとめ:妊娠中の睡眠薬の服用は可能な限り控える

ここまでで、妊娠中の妊婦の方が睡眠薬の服用を検討する際に知っておくべきことについてご紹介してきました。

妊娠中はホルモンバランスの影響で、日中の眠気や夜の不眠等、眠りに関して様々な問題が生じる場合があります。しかし、妊娠中の睡眠薬の服用に関しては、胎児に大きな影響を与える可能性があるため、慎重に検討をしていくことが大切です。

妊娠中の不眠などによって不安になる場合もありますが、パートナーや医師に相談して、一人で悩みを抱え込まず、協力を得ながら解決策を探していくようにしましょう。

妊娠中の方で睡眠薬の服用を検討されている方は、是非本記事を参考にして頂き、妊娠中の睡眠薬について、十分にリスクを考慮に入れながら使用の検討をしていって下さい。

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