睡眠導入剤はご自身に合ったものを。時間型で分類される4つの種類

白い花

眠たくても眠れないときに医師から処方される睡眠導入剤。ただ処方されるから飲んでいる…そんな方はいらっしゃいませんか?

睡眠導入剤はさまざまな種類があり、その効果や持続時間も睡眠導入剤によって異なります。もちろん医師と相談をして、処方してもらってるものだとは存じますが、ご自身が服用している睡眠導入剤の効果やその特徴などはしっかりと知っておく方が賢明といえるでしょう。

本記事では、時間型によって分類される睡眠導入剤の4つ種類とその効果や特徴などについてご紹介します。睡眠導入剤をすでに使用されている方や、これから使用される方は、本記事をぜひ参考にしてくださいね。

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睡眠導入剤とは?

薬

睡眠導入剤とは、比較的最近使用されるようになった睡眠薬の別称です。睡眠薬と耳にすると、自殺に服用されるもので危険というイメージがあります。そのため、それを払拭するために作られた別の呼び名が、睡眠導入剤なのです。

昔主流であったバルビツール系という睡眠導入剤は、確かに依存性が強く、大量に服用すると生命の危険を脅かすものがありました。しかし現在はほとんど出回っておらず、最近はベンゾジアゼピン系と呼ばれるものがよく使用されるようになっています。更により自然に近い睡眠を得ることができるという非ベンゾジアゼピン系という種類のものも最近では使用されるようになっています。それでは次に、睡眠導入剤の種類についてみていきましょう。

睡眠導入剤の種類

睡眠導入剤は、服用すると血液に溶けることで、眠気をもたらす効力を発揮します。一般的に血液中の睡眠薬の濃度が一番高くなったときから、その濃度が半分になったときまでの時間によって4つに分類されます。その4つとは次の通りです。

  • 超短時間型
  • 短時間型
  • 中時間型
  • 長時間型

それでは、上記の時間型の中でも、一般的に医師より処方されている睡眠導入剤を次の項で詳しくご説明します。

時間型別による睡眠導入剤

時間型によって分類される睡眠導入剤の種類とその特徴は、それぞれ次の通りです。

超短時間型

服用し5分から10分で効果がでます。持続時間は2時間から4時間です。布団に入ってもなかなか眠れず、寝つきが悪い方に処方されることが多いです。

マイスリー

常時服用後、使用を止めてもその依存性は少ないとされています。しかし服用後、健忘などの副作用がみられる場合もあります。

アバモン

苦味があるのが特徴です。夢遊病などを発症する恐れがあるとされています。高齢者、妊婦、授乳している方、幼児への投与は慎重に行わなければなりません。

ハルシオン

強い効果があるとされている睡眠導入剤のうちの一つです。効き目は絶大ですが、依存性が大変高いといわれています。

短時間型

服用後、15分から25分で効果がでます。持続時間は6時間から10時間程度です。超短時間型と同じように、入眠障害がある方に処方されます。

リスミー

睡眠導入剤は基本的に筋肉を弛緩させます。高齢者などはその状態で転倒すると大けがにつながります。しかし、リスミーはその筋肉の弛緩が大変弱く安全性が高いので、高齢者に処方されることが多いようです。

ロラメット、エバミール

ロラメットとエバミールはほとんど同じ成分です。これらの睡眠導入剤は、抗不安作用が強いのが特徴です。不眠症になると、「今日も眠ることができないかもしれない」という不安にかられますが、ロラメットとエバミールはそれらの不安を抑える効果があります。

レンドルミン

睡眠導入剤は服用して睡眠をとり、起床後に気だるさなどを覚えるものもあります。しかしレンドルミンは、その気だるさなどの倦怠感が少ないといわれています。

中時間型

服用して30分ほどで効果がでます。持続時間は20時間から25時間です。眠ったものの、途中で目が覚めてしまうという睡眠障害の方に処方されています。

ユーロジン

ユーロジンは即効性があり、安定している睡眠導入剤といわれています。しかし、目を覚ましたときに、ふらつき、頭痛、倦怠感などの「持越し」といわれる効果がみられることがあります。

ベンザリン

日本で最初に販売されたべンゾジアゼピン系の睡眠導入剤です。筋肉の弛緩作用があるため、寝起きに転倒しないよう注意が必要です。また、ベンザリンの副作用として喘息を誘発することがあるといわれています。

ロヒプノール

太っている方は、睡眠導入剤の成分が脂肪に吸収され、その効き目を感じにくい場合があります。しかし、ロヒプノールは脂肪に吸収されにくいといわれており、その心配はありません。

長時間型

服用し、30分から1時間で効果があらわれます。持続時間は、30時間から80時間です。中時間型と同じく睡眠中に目が覚める「中途覚醒」がある方に処方されます。

ソメリン

効果の持続時間がとても長いのが特徴です。健忘などの症状がみられることは少ないですが、次の日への持越し効果がでる可能性が高いといわれている睡眠導入剤です。

ドラール

食後に服用すると効果が倍増してしまうため、空腹時の服用が良いとされています。前述のソメリンと同じく持越し効果あるので注意が必要です。

ベノジール、ダルメート

依存性は比較的少ないといわれています。しかし、睡眠時無呼吸症候群の方、つまりいびきをかく方には、さらに無呼吸を増強することが確認されているため、処方されません。

以上が、時間型別による睡眠導入剤の種類です。それぞれの体質や、睡眠障害によって適切な睡眠導入剤を選択することが大切といえるでしょう。

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まとめ:まずはご自身にどのような睡眠障害があるかを考えましょう

本記事では、時間型で分類される睡眠導入剤の種類をご案内してきました。もう一度、その時間型についておさらいしましょう。

  • 超短時間型
  • 短時間型
  • 中時間型
  • 長時間型

睡眠導入剤を服用するとき、まずご自身がどのような睡眠障害をもっているか自覚することが大切です。ご自身の睡眠障害について、医師としっかりと相談した上で服用してください。しかし睡眠導入剤は、あくまで眠りをもよおす働きをする薬剤です。不眠症そのものを改善することはできませんので、睡眠導入剤があれば眠れるという安心感を持つことは危険です。最初だけ睡眠導入剤の力を少し借り、徐々にその量を減らしていくことが大切といえるでしょう。

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