胎児の睡眠サイクルを知って、胎動でスキンシップをとる3つの方法

三日月の夜

自身の体に宿ったとはいえ、まだ直接その目で見ることは出来ず、触れられない我が子。どんな顔をしているのか、元気に大きくなってくれているか、などと気になることは沢山あって、初産婦さんなら尚更のこと、経産婦さんでも妊娠中のおよそ10か月間は色々な期待や不安が尽きないことと思います。

自分の体の中でもう一人の人間が育つというのはそれだけで不思議なことで、どのような仕組みでどのように成長し、どんな風に過ごしながらこの世に誕生するのか、それを知ることはこれからその子の親になるものとして重要なことであると思いますし、何より貴重な妊娠期を安心して楽しむ為に大切なことであると思います。

そこで本記事では、胎児の成長過程にスポットを当てながら、どんなサイクルをもってお腹の中で過ごしていて、それに対してママはどう接すると良いのか、産まれる前から我が子を知り、我が子と触れ合う為の方法をお伝えしたいと思います。これを読めば、穏やかに妊娠期を過ごすことができ、赤ちゃんが産まれてくるのがより一層楽しみになることでしょう。

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胎動と胎児の睡眠サイクル

赤ちゃん

一般に、胎動を感じるのは初産婦で20週頃、経産婦だと16週頃と言われていますが、胎児は8週頃からすでに動き始めています。初めは首をかしげるような動きしか出来ませんが、10週頃には手足も動かせるようになります。しかし初期の頃は眠っている時間が長く、基本的にお腹の中を漂っているような状態です。週数が進むにつれて、起きている時間が長くなっていきます。

では、胎児はお腹の中で、どのようにして暮らしているのでしょうか。まず、なんだか夜眠るときに胎動が激しい気がするので、赤ちゃんは夜行性?と思われている方も多いかも知れませんが、そうではなく、昼間ママが活動している時間帯はおうち(ママの体)が揺れているので大人しくしているのです。又、ママがお仕事なんかをしている場合はママの脳に栄養や酸素が優先的に流れますので、ママが眠りについてママの脳や体への供給が最低限になったとき、胎児にたっぷり血液が流れて、俄然元気に動き回るという仕組みなのです。

そんな訳で、胎児はママと一緒に寝たり起きたりしているのではありません。自身の脳の発達に伴って、最終的に40分の睡眠サイクルを刻むようになります。20分寝て、20分起きてというサイクルです。ちなみに起きている時間は以下のような行動をしています。

  • 呼吸をする練習
  • おっぱいを飲む練習(羊水を飲む)
  • しゃっくりをする
  • おしっこをする(胎児のおしっこは再び羊水になります)
  • 指しゃぶりをする(臍の緒を加えていることもあります)
  • 子宮壁を蹴る

この他にも、胎児は外の世界に出るその時まで、成長と進化を繰り返しながら、一生懸命に外の世界で生きるための訓練をして暮らしているのです。そんな胎児にもっとリアルな外の環境を感じてもらう為、ママが上手にコミュニケーションを取ってあげたいものです。次の項目でお教えします。

胎動でコミュニケーション

先程の項目で申し上げましたように、40分の睡眠覚醒のサイクルにより、胎児は1時間に1回動くというのは確実です。そんなに頻繁に動いているかなと疑問に感じられる方は、お腹が張っていると気付きにくくなるので、夜眠る前などゆったりとした気分になれるときに、胎動を数えてみましょう。10回動くのに60分以上かかる場合には心配なので病院に行きましょう。

胎動は胎児からママに対するアピールサインです。そんな胎児の反応を楽しむのに最適なのが、キックゲームというコミュニケーション方法です。順を追ってご説明します。

レベル1

胎児がお腹を蹴ってきたら、平手でもゲンコツでも、少し力が入っても大丈夫なので、お腹の中の赤ちゃんに伝わる強さで、蹴ってきた場所と同じ部分を「キック」と言いながらポンと叩きます。この時「キック」はハッキリとした発音で言いましょう。その後1~2分位で蹴り返してくるので、また「キック」と言って叩く。するとまた同じ場所に蹴り返してきます。上手に出来たねと毎回褒めてあげましょう。

レベル2

今度は蹴ってきた部分と反対側のお腹を「キック」と言ってポンと叩いてみます。すると、ママが叩いた部分を蹴ってきます。上手に出来たら、左右から上下にしてやってみましょう。徐々に、叩いた場所を正確に蹴り返し、2~3秒位で蹴り返してきてくれるようになります。

レベル3

次は、「ふたーつ」と言いながら、お腹をポンポンと2回叩いてみます。すると2回蹴り返して応答してくれるのです。ここまで来たら、赤ちゃんとのコミュニケーションの下地はバッチリです。お母さんがリラックスした気持ちでいればいるほど、赤ちゃんの反応もグーンとアップします。出来たらさらに「みーっつ」でトライしてみましょう。このコミュニケーション方法は、7割近くの人が上手く出来ると言われ、1回は返してくれるという人が4割強、2~3回返してくれるという人が3割弱、10回での挑戦に成功したという方もいるそうです。胎児が数を認識できるという何よりの証拠ですね。

仮に反応がなくても、くじけずに、2週間は続けてみましょう。なかなか反応してくれない赤ちゃんもいます。1回叩くとドドドッとたくさん蹴ってくる赤ちゃんもいます。反応は人それぞれです。リラックスして楽しめる場所と時間を選び、1日に2~3回やってみましょう。

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まとめ:胎児とママは体だけでなく心も繋がれる

妊娠34週頃が一番、激しい胎動のピークだと言われ、胎児があまりによく動くので、何か苦しくてもがいているのではないかと心配される方もいるようですが、そんな心配は無用です。病気になるとグッタリとしてしまうことを考えてみて下さい。よく動けば元気なのです。睡眠サイクルがしっかりしてくることと連動して、脳の中枢の制御が完成するのは産まれる直前です。産まれる前に胎動が減少するというメカニズムはここからきています。大人が思う以上に強い生命力を持った我が子を信じましょう。

妊娠をすると、ママの体にはさまざまな変化が現れるように、その中に宿った命にも大きな動きがあります。ママと胎児はまさに一心同体。目に見えない、不思議な存在である胎児についての知識を高めることは、余計な心配や不安を減らすこともでき、何よりも、赤ちゃんはもう意識を持ち、さまざまな能力を備えた1人の人格であるという認識が高まって、誕生後により深い愛情と真摯に向き合う気持ちを持って育児をする手助けとなるでしょう。

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