夢と睡眠に関する様々な角度からの考察や分析についてのまとめ

バルーン

夢と睡眠の関係はまだまだ不明なところが多いというのが現在の科学・心理学の現状です。

太古の昔のように夢が将来を占うものであるなどという理解は現在では正しくないとされていますが、それでもなお夢と睡眠の関係は不明のままです。

とはいえ、夢と睡眠の関係について研究は日々進んでいます。ここでは夢や睡眠に関して行われている分析や研究についてご紹介していきます。

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なぜ睡眠中に夢を見るのか

睡眠レディー

 私たちの心の中には、潜在意識と呼ばれる領域があることが心理学的に解明されています。潜在意識とは、私たちが普段意識しない、意識領域のことをいいます。私たちは生活の中で意識できる世界の中で生きています。

 しかし、人間の意識には自分自身ではつかみ取ることができない領域があることが判明しています。この領域を潜在意識と呼びます。潜在意識では様々な感情や考えが渦巻いています。例えば、社会的には容認されないような願望など様々な感情が渦巻いています。

 この潜在意識の世界が反映されるのが、睡眠時、意識が無防備となった夢の中ということになります。つまり、睡眠中の夢の中では、通常、私たちが理解することができない顕在意識の内容が直接現れるということになります。

 そのため、睡眠時における夢の内容は私たちの心の、潜在的な意識の現れとして理解することができます。夢の中で通常理解できないような出来事が起きたとすれば潜在的に感じていたことが出てきたということができます。

 この睡眠時の夢には潜在意識が反映されるということを理解することによって、普段、私たちが心の底で考えていること、思っていることをつかむことができます。例えば、悲しい内容の夢を見た場合には、毎日の生活の中で何か気になっていることがあるのかもしれません。

 何かに追われる夢を見る場合には心配事があるとは古くからある夢の分析です。このように睡眠時に見る夢は潜在意識の表れであるということが現在の一般的な理解です。
 

夢がもたらす効用についての様々な理解

 睡眠時に見る夢は潜在意識の表れと書きましたが、ほかにも実際には役立つ働きがあると言われています。

睡眠中の夢は記憶を整理する

 睡眠中の夢は、覚醒時に取得した情報を整理するという働きがあるという理解があります。私たちは起きている間は様々な情報に接します。この起きている間に接した情報をすべて記憶しているとすれば、私たちの脳・意識はすぐにパンパンになってしまいます。

 そこで、睡眠中、脳は情報整理をしてくれており、その過程が夢で現れるという理解があります。この考え方によれば、その日あった出来事を夢で見るという、私たちが普段接している現象を説明することができます。このように睡眠中に見る夢には、覚醒中の出来事を整理してくれるという役割があるという理解があります。

睡眠中の夢は記憶を強化する

次に睡眠中に見る夢の働きとして言われているものとして、記憶を強化するという働きがあると言われます。これは、科学実験によって確認されたものなのですが、男女を2つのグループに分けて、単語を記憶してもらい、一方は睡眠を取らせて他方は睡眠を取らせないで記憶の定着率を測った結果、睡眠を取ったほうが睡眠を取らない方を圧倒的に上回ったという結果が出ました。

この間、睡眠のグループは夢を見ていたとのことです。このように夢と睡眠は記憶を定着、強化させるという働きがあるとも言われます。

睡眠時の夢はストレス発散になる

 生活の中で悲しいことや辛いこと、あるいは腹立たしいことがあっても寝てしまうとスッキリするという経験をお持ちの方は多いと思われます。これは夢の効果というよりも睡眠の効果と言うこともできるかもしれませんが、夢・睡眠はストレスを大いに解消させるという効果があります。

 これは、経験上明らかな面もありますが、理論的にも睡眠中に記憶と感情が整理され冷静な感情に戻ることができるという効果があると言われます。

悪い夢と睡眠の関係

最後に悪い夢(悪夢)と睡眠の関係についてまとめていきます。悪い夢を見てしまうと何か悪いことがあるのではないかとか、体調が悪いのではないかなどとお考えになる方もいます。

確かに恐ろしい夢は徹底して恐ろしいため、睡眠中に飛び起きてしまうこともあるほどです。では睡眠中におそろしい夢を見ることは何か悪いことの予兆であるなどということはあるのでしょうか。

答えはノーです。記憶に残る睡眠中の夢の7割程度は、悪い夢であるといわれます。そのため、覚えている睡眠中の夢の内容が、単に悪い夢であったということが実際のところです。また、睡眠中の悪い夢が生活に何らかの影響を与えるという事態は因果関係が全く証明できません。

このように睡眠中に悪い夢を見ることと実社会での生活には何ら関係がありません。

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まとめ:睡眠と夢の関係は未知数

 ここまで述べてきましたように、夢と睡眠との関係はまだまだ不明な点が多いというということが実際のところです。人間は生涯の3分の1を睡眠時間に当てることとなりますが、この睡眠中に見る夢については、不明なことが多いというのは人間の不思議な点の一つということができると思います。

 夢については、むしろ、本文で述べたような良い機能を中心に把握し、実社会で利用されることがおすすめできます。つまり、夢は記憶の整理や定着を進めること、感情を整理するうえで役に立つこと、悪夢を見たとしても実社会には何ら影響はないことなどです。

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