突然の睡魔は病気?睡魔が現れる5つの病気の可能性

睡魔に襲われた男

睡魔が突然やってきて、意識がなくなるように眠ってしまう…もしかしたら、それは病気かもしれません。突然の睡魔に襲われる病気として有名なのはナルコプレシーがあります。

無自覚で進行しやすい睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害の場合も突然の睡魔に襲われます。他にも血糖値の問題など、色々な病気から眠気という症状が出てきます。

睡魔に襲われるなんて気合いが足りないだけだと思いがちですが、実は大きな病気が潜んでいる可能性があります。突然の睡魔に悩まされている人は、病気の可能性を考えながら対処したいですね。突然の睡魔に襲われるような症状がある病気を3つご紹介しましょう。

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睡魔以外の症状に注目を:ナルコプレシーという病気

睡魔がきている犬

ナルコプレシーは突然の睡魔に襲われ、意識を失ってしまうというのが特徴的な病気です。原因ははっきりしていませんが、遺伝的なものであるとか、脳内神経物質の不足によって起こるのではないかと言われています。

しかし、ナルコプレシーには強い睡魔以外にもその他の症状があります。情動性脱力発作(カタプレキシー) は興奮すると脱力してしまう症状です。また、ナルコプレシーの特徴としてすぐに深い眠りのレム睡眠に陥るために、睡眠直後や起きたすぐに金縛りのような睡眠麻痺を感じることや、寝入りばなに幻覚を見たりすることがあります。

ナルコプレシーの場合、その多くは思春期から症状が出始め、基本的には10代から脱力発作などの違和感を感じている人が多いようです。中年以降になって、急な睡魔に襲われると感じているのであれば、10代の頃に脱力や金縛りなどを頻繁に感じるような経験がなかったか思い出してみてください。もし、特に覚えがなければ、ナルコプレシー以外の病気の可能性を考えてみましょう。

一日中睡魔を感じる病気:睡眠時無呼吸症候群

昼間以外でも、一日中睡魔を感じたり、だるさや朝の頭痛を感じるなら睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群は夜間の睡眠中に一時的に無呼吸になり、身体の回復に必要な十分な睡眠が取れないことで起こる様々な症状の事です。睡眠障害の一つですから、無自覚な状態での睡眠不足に陥っています。

自分が寝ているつもりでも、十分な睡眠が取れておらず、そのため寝不足と同じように辛い睡魔が襲ってしまうのです。この病気は、周囲からの指摘がない限り気づきにくいため、気が付いたころにはかなり悪化していることが多いようです。

他にも様々な症状があり、特に朝の頭痛や口の渇きなどが気になる人は睡眠時無呼吸症候群を疑ってみましょう。意識がない睡眠時の無呼吸によって一時的な窒息状態となり、酸素不足が起こります。そのため、脳への酸素不足が起こり、朝起きた時に頭痛が起こりやすくなります。また、呼吸量を増やそうとして口呼吸になりやすいために口が渇きます。

特に中高年以降にかかりやすく、アルコールや煙草などの摂取をしている人はリスクが高くなります。まずは周囲に睡眠時のいびきなど、状態を確認してもらいましょう。

突発的な睡魔と甘いものへの強烈な渇望感:低血糖症

突発的な睡魔が襲われる時の条件として、睡眠による休息が不足している場合と、脳や身体の活動を控えて生命を維持しようという場合があります。いわゆる昏睡状態というのは、生命維持のために活動量を最低限まで抑えるものです。

どうしようもない睡魔は病気そのものというよりも、病気の症状の一つなのです。そのような突発的な睡魔が襲う症状が出る病気の中でも現代人に多いのが、低血糖症状によるものだと言われています。

血糖というのは血液中の糖の量であり、この量が常に多い場合や急激に高くなる場合は糖尿病と診断されます。しかし、逆に糖の量が減ってしまい血糖値が不安定になる病気があります。それが低血糖症です。

私たちの身体は糖以外にもエネルギーとして使っていますが、脳はブドウ糖をエネルギーとして動いています。脳は体重のわずか2%しか占めませんが、その消費エネルギーは全体の18%を占めています。

血液中の糖の量が減ってしまう低血糖症の場合、脳に必要なエネルギー量を確保することができなくなってしまいます。また、一番エネルギーを消費する脳を休ませれば、その他全体にはエネルギーが行き渡ります。そのため、睡魔を起こして脳を休ませようとするのです。これが突発的な睡魔を起こすというわけです。

では、血糖値が低いのであれば、高くするために甘いものを食べれば良いかというとそれは間違いです。実は、それ以前に食べている甘いもので血糖値が高くなり、それを下げるためのインスリンというホルモンが出すぎていることで低血糖を起こしています。そのため、甘いものを食べれば食べるほど、同様に低血糖を起こしてしまうというやっかいな病気です。

低血糖症の場合は、血糖値が乱高下するために常に甘いものを欲する傾向があります。もしくは、コーヒーなどのカフェインやアルコールなど、血糖値をあげるための刺激剤を欲しくなるのです。他にも食事が炭水化物中心であれば要注意。

まずは、1週間でも甘いものを止めて、様子をみてみましょう。2日も甘いものを止められないというのであれば、血糖値が不安定になっている可能性が高いです。低血糖症を放っておけば糖尿病という病気に発展することもわかっています。専門医へ早めに受診することをお勧めいたします。

まとめ

睡魔が病気の症状の一つであれば、夜間の睡眠量を増やしても改善されにくいものです。大切な会議やテストなどで睡魔が襲って来れば社会的信用が失われてしまいます。ましてや、運転中の睡魔は命を奪うかもしれません。

病気として睡魔の症状がある場合、睡魔以外にもいろいろな症状が出ます。ナルコプレシーへのアプローチとして脳に作用する薬がありますが、安易な投薬は依存を生み、逆に社会的活動が低下する場合もあります。

睡魔という割と曖昧な症状の場合、誤診の可能性も高まりますので自分自身で知識を増やしセカンドオピニオンなどを使いながら、自分自身の症状とマッチした治療を行うようにしましょう。

たかが睡魔、されど睡魔。病気であれば早めの対策が必要です。とはいえ、まずは日々の生活の見直しからはじめて、睡眠時間の確保によって改善される可能性を一番に確認するようにしましょう。

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