おねしょの期間とおねしょのおむつの外し方

いじける子ども

「おねしょがなかなか治らない」「夜のおむつを外す方法ってあるの?」とお悩みのパパ、ママは多いのではないでしょうか?

おねしょは寝ている間にしてしまうものだけに、いくら言って聞かせても、そもそも子供自身が「おねしょはしたくない!」と思っていても、思うように治るものではありませんね。

でも、心配はいりません。おねしょは幼児期には仕方のない、むしろ、あっても当然のものです。

本記事では、おねしょのおこるメカニズム、夜のおむつ外しについてご一緒に考えてみましょう。

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おねしょはなぜおこるの?

子供

おねしょは寝ている間につくられる尿の量が、尿をためておく膀胱の大きさより多くなってしまうことでおこります。

尿は、抗利尿ホルモンの働きによって、夜間は濃度が増して量が減る仕組みになっています。

この抗利尿ホルモンは、通常年齢が上がるにつれ多く分泌されるようになるので、年齢が上がると夜間の尿の量は減っていきます。

また、年齢が上がるにつれ、膀胱も大きくなります。

このように、年齢が上がれば尿の量が減り膀胱が大きくなるので、自然とおねしょも少なくなり、夜のおむつも卒業となります。

尿の量と膀胱の大きさのバランスが取れるのは、6~7歳になってからです。
このため、幼児期のおねしょはまだ身体の発達の途中であるので仕方のないこと、心配はいりません。

おねしょは個人差が大きいものです。
なかには月齢6か月位で夜のおむつを汚さなくなる赤ちゃんもいて、そんな話を聞くと「うちの子は大丈夫?」と心配になってしまうかも知れません。
でも、大丈夫。4~5歳で25%、6~7歳でも15%の子供がおねしょをしているという調査結果もあります。

夜のおむつはトレーニングで外せる?

そうは言っても、おねしょをしなくなるのはパパ・ママにとっては嬉しいことですよね。
でも、夜のおむつは、昼間のおむつとは違い、トレーニングでは外せません。

なぜなら、ここまでにもご説明したように、おねしょは抗利尿ホルモンの増加による夜間の尿の量の減少と膀胱の成長が伴ってはじめてなくなるものだからです。

おねしょをなくそうと、子供を夜中に起こしてトイレに連れて行ったり、おねしょをしたことを叱ったりすることは、かえっておねしょからの卒業を遅らせる結果になることがあります。

その原因を次にご説明します。

抗利尿ホルモン

抗利尿ホルモンの分泌を促して夜間の尿の量を減らすためには、夜間の十分な睡眠と子供が安心して眠れるような心のサポートが必要です。

なぜなら、抗利尿ホルモンは熟睡している間に分泌されるからです。

このため、おねしょをしないようにと夜中に子供を起こしてしまうと、ホルモンの分泌が抑制され、結果として夜間の尿の量が減らなくなってしまいます。

また、精神的な負担やストレスが、抗利尿ホルモンの分泌を乱しおねしょにつながることもあります。
これは、情緒や感情をコントロールしている視床下部が自律神経と深くかかわっていて、強いストレスがかかると、自律神経の働きが不調となりホルモン分泌のバランスが崩れるためです。

このようなことから、夜のおむつを外すために、途中で起こしたりおねしょをしたことをきつく叱ったりするようなことは逆効果であると言えます。

また、抗利尿ホルモンの分泌を促進するためには、食事のリズムを整えることも大切です。

なぜなら、食事を食べてからすぐ寝ると、眠ってから血糖値が上がり抗利尿ホルモンの分泌が抑制されてしまうためです。

睡眠を十分にとる、食事のリズムを整える、といった生活のリズムを整えることは、子育てでは大事なことですが、これは夜のおむつを外すためにも重要なことだということがわかりますね。

膀胱の成長

おねしょがなくなるためには、膀胱の成長が必要です。

これは、膀胱がある程度大きくなれば、寝ている間にたまる尿をためておくことができるようになるからです。

膀胱は成長に伴って大きくなりますが、「尿をたくさんためること」でも大きくなります。
おねしょをしないようにと、夜間に起こしてトイレに連れて行ったりすることは、膀胱の成長を妨げることになってしまいます。

夜中に起こしてトイレに連れて行くのは逆効果、というのはこのためです。

おねしょを早くなくすには?

おねしょをなくすためにパパ・ママができることはどんなことでしょうか?
それは、「叱らない、焦らない、起こさない」ことです。

ここまで、おねしょは夜間に起こしてトイレに連れて行ったり、叱ったりすることでは治るどころか、逆効果になってしまうことをご紹介しました。

精神的なストレスは抗利尿ホルモンの分泌を妨げ、夜間の尿の量を減らすことができなくなってしまいます。

また夜間に起こすことは、睡眠中に分泌される抗利尿ホルモンの分泌を妨げることになります。そして、途中でトイレに連れて行っておしっこをさせることは一見おねしょを防いでいるように思えますが、膀胱の成長を妨げ夜のおむつからの卒業を遅らせることにつながってしまいます。

このように、夜のおむつを卒業するには、幼児期にはおねしょは自然なこと、ということをパパ・ママが理解し、お子さんのおねしょに余裕を持って対応してあげることが大切です。

他にもおねしょをなくすためには、水分の摂り方を見直すという方法も有効です。
意識的に午前中には水分はたっぷり摂り、午後から多少控え目、夕方からは減らすのがコツです。

また、身体が冷えるのもおねしょの原因となります。お子さんの身体が冷えているようなら、寝る前にゆっくりと入浴させ、ふとんを温めておくといいでしょう。夏場のクーラーも身体が冷えるので要注意です。

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まとめ:おねしょは「叱らない、焦らない、起こさない」

おねしょは夜間に作られる尿の量と膀胱の大きさのバランスが整わないことによるものです。

夜間の尿の量を減らすためには、抗利尿ホルモンの分泌を妨げないことが必要です。
また、膀胱が成長し大きくなることで、尿をたくさん溜めておくことができるようになり、おねしょをしなくなるようになります。

それでは、夜のおむつを早く卒業するコツをもう一度まとめてみましょう。

  • 睡眠を十分にとる
  • 夜間に起こしてトイレに連れて行ったりしない
  • おねしょをしても叱らない
  • 生活のリズムを整える
  • 水分の摂り方を調節する
  • 身体の冷えを防ぐ

昼間のおむつが取れると、「次はおねしょをしなくなるようにしなきゃ」とついつい焦ってしまうのが親心。
それでも、おねしょ卒業への近道は「パパ・ママが焦らないこと」。
急がばまわれ、きっとお子さんが大きくなっておねしょをしなくなってから振り返ってみれば「どうしてあんなに気にしていたのかな」と思われるでしょう。

子育てには色々な悩みはつきものですが、パパ・ママが大きな気持ちでゆっくりと子育てを楽しんでください。
お子さんが大きく成長した後には、おねしょをしていたことも懐かしい思い出になっていると思いますよ。

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