お風呂に入らない精神状態をつくりだす2つの身体的な事情

お風呂の足洗い

お風呂に入らないことってありますよね。風邪をひいてしまったり、どうしても時間が無いこともあるでしょう。理由があって、意識的にお風呂に入らない場合は誰にでも考えられます。しかし、お風呂に入らないというよりは、無意識のうちに「お風呂に入れない」状態になっている人もいらっしゃいます。お風呂に入らない理由は特になくても、だらだらして後回しにしようとするのは何か理由があるはずです。たかがお風呂の事ですが、ひどい場合は、精神疾患や病気の可能性も考えられますので注意が必要です。お風呂に入らない、または入れない状態になってしまう理由をご紹介しましょう。

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お風呂に入らない人がいる

お風呂

お風呂は日本人の文化でもあり、ほとんどの人が毎日入浴をしています。お風呂に入らない一般的な理由といえば、熱やケガなどのドクターストップのことが多いことでしょう。はっきりした理由があってお風呂に入らない場合もありますが、何となく面倒になってお風呂に入らないという人もいるかもしれません。一人暮らしでお風呂を準備するのが手間だと感じるのは、何となくわかります。しかし、その面倒が続いて数日も入浴をしない、お風呂に全く入らない、またシャワーすら面倒だと感じるというのは、ちょっと問題です。

お風呂というのは、単に体を温めるための場所ではなく、日々の生活の中でついてしまった汗や汚れを洗い落とす場所です。お風呂に入らないと臭いやかゆみが出るために、一般的な感覚であればお風呂で洗い流したいと思うもの…。そういった不快感を感じていてもお風呂に入らないのは、生活に対する感覚が鈍化してしまっている状態です。日本人文化の中で育ってきた私たちにとっては、正常な判断ではなくなっているのです。

お風呂に入らないのではなく、入れなくなる2つの事情

身近な存在で長期間お風呂に入らない人がいたら、ちょっと気になりますね。実際に体臭がきつくなったり、明らかに目に見えて汚れがちで不潔な状態になってしまうと、なぜお風呂に入らないのだろうかと考えてしまうことでしょう。もしかしたら、それは、お風呂に入らないのではなく、入れない状態になってしまっているのかもしれません。病気の可能性も含め、お風呂に入れなくなるのにも理由があります。

お風呂に入らない理由その1:うつ病や副腎疲労によるやる気の低下

うつ病などの精神疾患があると、お風呂に限らず、歯磨きや着替え、洗顔さえ面倒だと感じてしまうそうです。この場合は、仕事や家事などにも大きく影響が出るため、発見しやすく、また理解しやすいことでしょう。ただし、うつの状態にあることに周囲が気が付いていない場合、だらしないだけではないかと責めてしまいがちです。お風呂に入らない日が続いたら、眠れているか、食事を摂っているか、服装が毎日同じではないか、なども含め確認するようにしましょう。仕事を続けている場合は、お風呂に入らないことで周囲に迷惑をかけている場合もあります。身近な人が職場へ確認し、仕事のミスなどが増えていないかなども聞いてみるとよいでしょう。

もう一つ、うつ病と誤診されやすい「副腎疲労」があります。副腎疲労というのは、とにかく疲れ切っている状態と考えてください。ストレス対処を行うホルモンなどを分泌する副腎が機能しないために、やる気が出なくなります。慢性疲労感がひどく、朝起きれないなどの症状が出やすくなります。副腎疲労であれば安定剤などの精神薬を使用しなくても、自然なホルモン剤や日常的な工夫で改善しやすくなります。

副腎疲労があると、やる気が出ないため日常的な動作が辛く面倒になってしまいます。普通の状態であればお風呂はそれほど苦痛ではありません。しかし、うつ病や副腎疲労などで意欲が低下してしまっていると、お風呂の手順ほど面倒なものはありません。

うつ病の場合は、食事すら億劫になってしまいがちなのですが、副腎疲労の場合は塩辛いものが食べたくなります。また、朝はひどく辛いのに、夕方以降は元気になってしまうのです。仕事へのやる気も低下しますが、仕事に行けないほどではありません。そのため、自分の身体への感覚が鈍化してしまっていることに気が付きにくいのが特徴です。

どちらの場合であっても、まずは心療内科などの受診を勧めてみましょう。本人が認めない場合は、食事を見直します。お菓子やジュースなどをやめ、野菜や肉などを食べるように勧めてください。

お風呂に入らない理由その2:自律神経が不調になるとお風呂が苦手になる

何とかシャワーは浴びることができるけど、お風呂には入らない…これは自律神経の不調による影響が大きいものです。身体をきれいにしなくてはいけない、という理性はあるけれど、湯船に浸かるのが苦手というパターンです。冬でもシャワーで済ませるという方は要注意。

自律神経は活動を支配する交感神経と、リラックスする副交感神経があります。この二つがバランスを取りながら健康的な日常を送っています。この二つのバランスが崩れると、お風呂はとてもつらいものになります。

お風呂では自然とリラックスする副交感神経が優位になりやすくなります。交感神経に傾いている人にとっては、気が緩みだるさが出てしまいますし、副交感神経に傾いている人はより疲れてしまうからです。

ストレスや貧血、低血糖などの影響で交感神経過剰の状態な人がいます。車に例えると、古いエンジンを積んだ車で常にフルアクセルで走っているような状態です。これ以上ない無理な身体の使い方をして、やっと普通の人と同じ日常が過ごせるのです。この人がお風呂に入ると、勝手にアクセルがゆるんでしまいます。そうすると、本来の体調が出て、非常に疲れてしまうのです。

交感神経過剰で自律神経が不安定になっている人は、いつも焦っています。貧血や低血糖によって判断力が低下している人は、服装がちぐはぐだったり、どう見ても似合わない服を選んでしまいます。ひどい場合は、手足の震えがでることがあります。

また、副交感神経に傾いている人は、とてもおっとりしていて、どちらかというと優柔不断です。リラックスもしすぎるとよくありません。このタイプの人は常にだるくやる気が起こらないのですが、お風呂に入ると悪化してしまいます。

自律神経が不調の場合でも、心療内科での受診が可能です。交感神経が過剰な人は、本来の体調にきづくために休息が必要です。副交感神経が過剰な場合は軽い運動を始めましょう。

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まとめ:お風呂に入らない理由に気が付いて

お風呂に入らないのは、ただ何となく面倒だ…というくらいならいいのですが、精神的に肉体的に問題がある可能性があります。単に汚い、不潔だというものではなく、お風呂に入れないくらい疲れているのかもしれません。お風呂に入らなくても本人は困りません。周囲の人が気になるのであれば、お風呂だけでなく体調のフォローもしてあげましょう。お風呂に入らないのは深い問題に見えている、一つの症状かもしれませんよ。

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