考え事をして眠れない方へ。森田療法による対処方法とは

考える女性

考え事をしてしまうことで眠れないという方には、森田療法の発想を取り入れることがひとつの方法としておすすめすることができます。森田療法は独自の日本の精神医療方法であり、眠れないなどの症状に非常に効果がある考え方です。

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考え事をして眠れない

眠い犬

夜眠れないというタイプの方には、様々なタイプの方がいます。夜眠れないタイプの一つとして、つい色々と考え事をしてしまって眠れないというタイプの方がおられます。夜になると頭が冴えて考え事をしてしまい、眠れないという方です。

次第に眠れない事ことが苦痛となってしまい、不眠症となってしまう方もいます。
考え事をして眠れない方はどのようにすれば良いのでしょうか。

考え事をして眠れない方は優秀な方

まず、考え事をして眠ることができないという方は、ご自身がとても優秀な方であるという点を把握されることがポイントです。極端な比較ではありますが、例えば、赤ちゃんの場合には考え事をして夜眠れないということはないはずです。考え事をして眠れないという方は、高度な思考力がついているという証ということです。

このような考え方は、日本独自の精神療法である「森田療法」という考え方によります。
森田療法は、日本独自の精神療法として昭和初期に森田正馬(もりたまさたけ・しょうま)という人が神経症・強迫神経症の解消方法として提唱した考え方のスタートラインとなります。

森田正馬によれば、神経症・強迫神経症、そしてそれに基づく眠れない症状(不眠症)などは、すべて優秀な方が発症すると考えます。

優秀な方は色々と考え事をしてしまうことで「思考の自縄自縛」におちいってしまうということを指摘します。つまり、優秀であるがゆえに考え事が錯綜してしまって眠れないという事態になってしまうと考えます。

そして、眠れない・考え事をしてしまうということ自体がすでに新しい悩みとなり、ますます思考が錯綜して、神経が昂ぶり眠れない状況になってしまうと考えます。

眠れないことに対する「はからい」を捨てること

森田療法によれば、考え事をして眠れないということになると、その人は何とかして眠れないという状況を改善しようとしてさまざまな方法を試そうとします。例えば、「気にしないようにする」「気を紛らわすために本を読むなどする」「気持ちをリラックスさせようとする」などです。

しかし、これらの行為はすべて眠れないことに対する「はからい」であり、このような「はからい」をしてしまうことでますます意識は「考え事をして眠れない」という状況に縛り付けられてしまいます。そしてかえって眠れない状況が続き、どんどん自縄自縛の状態におちいってしまうことになります。考え事によって眠れないからといって、色々な方法を試そうという姿勢が優秀で努力家であるために加熱し、ますます眠れないことになります。

森田療法に従うのであれば、そのようなはからいをやめることが考え事をして眠れないという状況を改善するためにはもっとも重要であると考えます。

具体的には何をすべきか

考え事をして眠れないという状況に対して、森田療法の実践により解決を目指されるのであれば、何よりも考え事をする状況を作り出さないことに意味があることになります。つまり、日々の生活の中で考え事よりも重要なことはたくさんあるはずであり、それをひとつひとつ全うしていけば、夜には疲れて自然に考え事をして眠れないという状況はなくなると考えます。

例えば、家の掃除や家事などを徹底してすれば、既に夜にはクタクタに疲れてしまい、考え事で眠れないということはないと考えます。また、何か心配事があるとすればその心配事の解決のために具体的な行動をとっていくことで考え事で眠れないということはないとします。さらに、それでも眠れないとしても、「考え事で眠れないからといって死ぬわけではない」という客観的事実から、自然のままに過ごすことを推奨します。

森田療法はひとつの「発想の転換法」であるということもできますが、西洋医学や薬物では効果が出なかった多くの患者に対して大きな効果が生じました。現在でも森田療法は、注目され続ける不眠症などに対する治療法です。考え事によって眠れない症状をお持ちの方は一度森田療法に触れてみられることをおすすめします。

まとめ:考え事をして眠れない症状解決のための森田療法

以上、本文で述べました考え事をしてしまい眠れないという症状に対する対処法として森田療法のポイントをまとめますと以下のようになります。

  • 考え事をしてしまい夜眠れないという症状に対して効果がある精神療法として森田療法があります。
  • 森田療法は、考え事をしてしまい眠れないという症状を思考による自縄自縛と考えます。つまり、いろいろ考えてしまうことが糸のように絡み合い神経が昂ぶってしまうことで眠れないということにつながると考えます。また考え事をして眠れないという状況に対するはからいがますます症状を悪化させると考えます
  • 森田療法に従えば、考え事をして眠れないという状況を改善するためには、はからいを捨てて、具体的な行動をとることが重要ということになります

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