うつ病と眠気の関係。原因と対策方法についてのまとめ

苦悩する男

うつ病になるとやって来る眠気は、夜眠れないこと(不眠)が主要な原因となります。

うつ病にかかってしまうと、自律神経や生活リズムが乱れてしまうことなどから、夜不眠となります。そして、夜不眠の結果として昼間に眠くなってしまうという悪循環から、うつ病にかかってしまうと昼間の眠気が強くなります。

本稿ではうつ病と眠気の関係について詳しくまとめています。うつ病や眠気で悩んでおられる方のご参考になれば幸いです。

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うつ病がもたらす様々な症状

月夜

うつ病は、ストレスなどが原因となり、脳機能が一時的に低下してしまっている状態をいいます。

いわば、「脳がひいてしまう一種の風邪」がうつ病ということができます。ストレス社会と言われる現代社会ではうつ病は決して特殊な病気などではなく、誰もが羅患してしまう可能性がある一般的な病気です。うつ病になってしまうと様々な身体的・精神的変調をきたしてしまいます。

例えば、うつ病がもたらす身体的変調としては、頭痛や肩こり、めまいなどがあります。
また、精神的な変調としては、やる気が出ない、物事を悲観的に見てしまう(自殺念慮が生じる場合もあります)などのほか、日中の眠気を生じることもあります。うつ病による日中の眠気は仕事や学校の継続的な遅刻や仕事中の注意力散漫など社会生活上の様々な問題を生じさせてしまうことがあります。

うつ病がもたらす日中の眠気の原因はどのような点にあるのでしょうか。

うつ病がもたらす眠気の原因

うつ病がもたらす日中の眠気は、実は、夜の不眠が原因となっていることが多いのです。つまり、うつ病がもたらす夜の不眠と日中の眠気が深い関係にあるということになります。

具体的には夜間の不眠と日中の眠気は以下のようなメカニズムで相互に関連し合っています。うつ病になると体内の自律神経の乱れが生じます。自律神経には、緊張時に活動する交感神経と安定したとき(リラックス時)に活動する副交感神経があり、通常であれば、この交感神経と副交感神経がバランスよく活動しています。しかし、うつ病になってしまうと交感神経の働きばかりが活性化してしまい、その結果、夜眠ることができなくなります。

つまり、自律神経の乱れが夜の不眠の原因となります。また、他にも眠気をさそうホルモンであるメラトニンが正常に分泌されなくなってしまいます。その結果、うつ病は夜間の不眠をもたらします。

夜間の不眠はそのまま生活リズムの乱れと昼間の眠気につながってしまいます。夜間眠ることができない分、脳と体は日中の休息を求めるので、どうしても眠気が日中に襲ってくることとなってしまいます。このようにして、うつ病の場合、夜間の不眠と日中の眠気はコインの裏表の関係として身体症状として現れることとなります。

また、うつ病の場合、不眠症は伴わずに直接、身体症状として過眠症が現れることもあります。過眠症は、睡眠時間が社会生活上困難となるほど長くなる状態です。うつ病の場合には過眠症を併発し、眠気が常時襲ってくるという状態になってしまうこともあります。

このように、うつ病は夜間の不眠の裏返しとして、あるいは過眠症の一症状として日中の強い眠気を誘うこととなります。

うつ病に伴う眠気の対処方法

うつ病に伴って日中の眠気がひどい場合には、うつ病の治療に伴って眠気を追い払うための治療も重要となります。

うつ病の治療方法としてもっとも一般的なものは、投薬によるうつ病の治療です。うつ病はその発生メカニズムや対処方法が医学的に解明されつつありますので、うつ病に対しては投薬で対処するのが一般的です。そして投薬による治療の中で眠気が生じるという問題も解決を図ることになります。

また、眠気については生体リズムを正常化するという方法で眠気をなくすということも一つの方法です。いわゆる体内時計をリセットするという方法です。具体的には、朝、体いっぱいに太陽などの光を浴びます。このことによって体内の生体リズムを元に戻す(つまり、体内時計をリセットする)ということが期待でき、日中の眠気を断ち切るという治療方法もあります。

いずれにしてもうつ病に伴う眠気は、社会生活上のこんなんを生じさせてしまう可能性が大きいので、うつ病の専門医による診療・治療を早めに受けることが問題の解決には重要となります。

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うつ病に伴う眠気は不眠と表裏一体

以上述べましたことをまとめると以下のようになります。

  • うつ病に伴う身体症状として日中の眠気が生じることがあります
  • うつ病に伴う日中の強い眠気は主として自律神経の乱れやメラトニンの活動が乱れることなどが原因となり、生じます。また、過眠症として眠気が抜けない場合もあります
  • うつ病やそれに伴う眠気の治療方法は、投薬が中心となります。うつ病の場合には早めに医師の診療を受けることが重要です

うつ病やそれに伴う眠気は大変苦しいものです。専門医による早めの治療を受けることを強くおすすめできます。うつ病やそれに伴う眠気を1日も早く治療され、活き活きとした社会生活を送られることをお祈りしています。

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