寝坊する夢をみるのはなぜ?~夢のメカニズム~

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寝坊

朝、いつもの時間に目ざまし時計が鳴らなかった。学校に出かける時間が迫っている。それなのに着替えの服も揃わない。お母さんがお弁当を作っていないと言う。うちを飛びだして走りはじめたらいきなり目の前に断崖絶壁が…!子どものころ、こんな夢をみた経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

社会人になってからも寝坊して職場に遅刻しそうになって焦る夢をみることがときどきありますよね。実際はここまで極端なトラブルは起きないとはいえ、こんな夢で目覚めた朝はとても落ち込みます。でもどうしてこんな夢をみるのでしょうか?

本記事では
1 なぜ人は夢をみるのか? ~夢のメカニズム~
2 なぜ寝坊する夢をみるのか?~夢が暗示するもの~
3 寝坊する夢をみてしまったら?~夢は夢である~

という流れでお話していきます。

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なぜ人は夢をみるのか?~夢のメカニズム~

考える

わたしたち人間はなぜ夢をみるのでしょうか?ヒトの脳と心と夢の科学的根拠や関連性はまだ完全に解明されていませんが、非常に強い関わりがあるのは確かです。

夢をみるのは睡眠が比較的浅いとき、いわゆる「レム睡眠」の時間であるとされています。レム睡眠とはからだは眠っているのに脳が起きている状態であり、現実の生活のなかでの体験や情報が何かのきっかけで夢になる…という仕組みです。また現実に過大なストレスや困難な問題を抱えている場合、いわゆる「悪夢」をみてしまうことも、多くの方が体験として知っていることです。

これがおよその夢のメカニズムと思ってください。人が夢をみる仕組み、みた夢をどうとらえればよいかなどが少しご理解いただけたのではないでしょうか?

忘れてしまう夢もある~レム睡眠とノンレム睡眠~

さてあなたはひと晩のあいだにいくつ夢をみますか?えっ、ゆうべもその前の晩も夢はみていないわ…と思われたあなた、何と人はひと晩のあいだに平均3つから5つの夢をみているのだそうです。つまり夢をみても朝起きたときにはすっかり忘れてしまっていることがほとんどいうことなのです。

夢が記憶されないのは、レム睡眠のあとに「ノンレム睡眠」があるためと言われています。脳が覚醒しているレム睡眠時に夢をみても、その後にノンレム睡眠によって熟睡したために夢の内容を忘れるのです。レム睡眠とノンレム睡眠は交互に繰り返しますから、覚えている夢というのは、目覚める前に訪れたレム睡眠のときにみた夢ということになります。

再び、なぜ人は夢をみるのか?~夢の役割~

そうしますと、「いやな夢をみちゃった」と目覚めるのは残念で、夢の内容によってはその日の気分に影響を及ぼしますよね。悪夢とまでは行かないまでも、寝坊して追い立てられるような夢では、すっきりした目覚めにはなりません。

しかし夢にはストレスを解消するという役割があるのです。前述の内容にも関連しますが、日常生活で体験したことや得た情報を人は睡眠時間のあいだに整理していて、これは必要なもの、あれは不要だという具合に取捨選択します。これができないとストレスがたまってしまうというわけなのです。

いっぽうであまりに頻繁に夢をみるという自覚症状のある方は、ノンレム睡眠よりもレム睡眠の時間が長いと考えられますから、睡眠の質がよくないと考えてよいでしょう。

なぜ寝坊する夢をみるのか~その夢が暗示するもの~

では本題の「寝坊する夢」について話をすすめましょう。寝坊して必死で身支度をしたり、さまざまなアクシデントに見舞われながら学校や職場に急ぐ夢はどうしてみるのでしょうか?

あなたは日ごろ時間や約束をきっちり守る方ではありませんか?寝坊や遅刻などほとんどしたことがなく、周囲からはまじめで責任感の強い人と評価されており、自分でも知らず知らずその評価を守ろうと日々努力しているがんばり屋さん…。

だとしたら、「そんな自分が寝坊するなんて」と夢のなかでショックを受けてよけいに焦ってしまい、目覚めた後も落ち込みますよね?とてもよくわかります。ぐっすり眠りたい、もし夢をみるとしても、楽しく素敵な夢だけみられたら…と思いますが、これは非常にむずかしそうですから、現実にどのように対処すればよいかを考えていきましょう。

まず夢はあくまでも夢と割り切ってみましょう。あまり深刻にならず、夢は夢として楽しむゆとりがほしいですね。ポイントはつぎの3つです。

  • ストレスをためない
  • よい睡眠になるように心がける
  • 家族や友人に明るく話してしまう

ストレスをためない

日常生活において、過度のストレスを受けるとそれが夢に反映することは大いに考えられます。むずかしいことではありますが、自分の生活を見つめ直してみましょう。仕事の状況、職場の人間関係、家族のこと。問題山積かもしれませんが、できるところから。

よい睡眠になるように心がける

レム睡眠が長く、夢を頻繁にみてしまうとしだいに不眠症につながります。食事や軽い運動、ぬるめのお風呂など、一日の終わりに「今日もよく働いた。これからぐっすり眠ろう」と心身リラックスして眠りにつくよう心がけてみましょう。

家族や友人に明るく話してしまう

それでも寝坊する夢をみてしまったら?そんなときは出来るだけ早いうちに家族や友だちなど、周囲の人に明るく話してしまいましょう。「また遅刻して課長に叱られる夢みちゃった」といっしょに笑い飛ばせれば、もうだいじょうぶ。かりに深刻な悪夢であっても、第三者に話すことで気持ちはずいぶん楽になるはずです。

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まとめ:

人はなぜ夢をみるのか、その夢には科学的、心理学的な根拠があるのかなど、夢にはまだまだ未知の部分がたくさんあります。睡眠との関係や日々の生活状況などを見直しながら、ぐっすり眠れるように工夫してみること、夢は夢として割り切ることをおすすめします。

最後にもう一度、よい眠りとすてきな夢に導かれるための3つのポイントについてご紹介しておきますね。

  • ストレスをためない
  • よい睡眠になるように心がける
  • 家族や友人などに明るく話してしまう

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