大人にも多い夢遊病の症状

ベッド

夢遊病は5歳から12歳の子供に多く見られる症状の一つです。子供の頃、親に「いきなり起きてウロウロするからびっくりした」と言われた経験のある方も多いのではないでしょうか。

夢遊病の原因は脳の未発達のせいだと言われており、大きくなるにつれて自然に治るために、特別な治療をする必要はありません。しかし最近では、この夢遊病に大人もなる事が分かってきました。大人の夢遊病の原因はストレスや心の病が原因と言われており、子供と違って治療の必要があります。今回は深刻な大人の夢遊病の症状と治療法について調べてみましょう。

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大人の夢遊病の問題点

森

子供の場合は12歳以下の子供のうち、10~15%の子供が夢遊病になるという報告があります。大人の夢遊病はアメリカのスタンフォード大学の研究報告によると、何と成人の約3割の人が経験しているそうです。自分では自覚ができない病気ですから、もしかしてあなたも気がつかないだけで夢遊病の経験があるのかも知れません。

大人の夢遊病の原因はストレスが1番だと言われています。人間関係の悩みや仕事上のストレス等、ストレスのない大人の方が珍しいご時世ですが、上手に発散させないと、夢遊病やうつ病の原因になります。夢遊病は睡眠障害の1つです。不眠状態が長く続く時は夢遊病の症状が出るかもしれません。早めに病院を受診して下さい。

また夢遊病の人はてんかんを患っている人が多いのも特徴です。

夢遊病の症状

夢遊病の症状は、「いきなり起き上がってボーっとする」「家の中をウロウロと歩き回る」「外に出て公園の木に登る」「誰かに話しかける」「裸で走り回る」といったように様々です。

自分の脳は休息状態なのに、身体が勝手に動く状態なので、なかには踊ったり食事するなど、起きている時の様な行動をする場合もあります。夢の中の出来事を現実に再現している状態ですので、もし戦争の夢でも見ていたら大変です。本人が気がつかないうちに他人や家族に暴力をふるっている可能性もあります。

寝ぼけ殺人

睡眠中に起きる 「ねぼけ犯罪」は夢遊病による犯罪と考えられています。東京医科歯科大の中田修教授の著書「犯罪精神医学」によると、諸外国で、ねぼけ状態での殺人、傷害致死、暴行、傷害、脅迫、侮辱罪に問われた37の事件が載せられています。 日本での例も、1918年から68年までの間に10件の精神鑑定例が紹介されています。かみそりや小刀で刺す、斧で殴る、包丁を振り回す、中には妻を扼殺した症例があるそうです。

2008年には、埼玉県川口市のマンションに住む会社員の父親が、就寝中、中学3年の長女に包丁で胸や頭を刺され失血死する事件が起きました。

新聞記事によると、『午前3時頃、女性の叫び声と男性のうめき声が聞こえたため、母親が寝室に入り電気をつけると、ベッドの上に父親と長女がいて、手に血のついた長女は呆然とし、台所にあった文化包丁がベッド上にあった。 母親が110番通報した。 逮捕直後、少女は、「お父さんが家族を殺す夢を見た」  「寝ているお父さんの上半身を2回刺した。 その後のことは、気が転倒していて覚えていない」 などと話し、「大変なことをしてしまった」 と反省している様子だが、動機につながるような話はしていないという。』

これは15歳の少女の犯行ですが、夢遊病による寝ぼけ殺人と考えられます。ねぼけ犯罪は、寝入りばな(入眠期)に起きるものではなく、睡眠から目覚める過程(出眠期)で起きるそうです。しかも、その時、自分が襲われるという悪夢に影響されて暴行、犯罪に及ぶと言われています。

夢遊病の治療法

大人の夢遊病は、自分で記憶がない為に、発見の難しい病気です。1人暮らしの場合は目覚めた時に部屋の様子が変わっていたり、冷蔵庫のものが勝手になくなっている事などにより気がつく事がありますが、家族と同居している場合は、自分が夢遊病の状態をビデオ撮影してもらって初めて気がつく事が多いようです。 心療内科や、睡眠障害専門の病院もありますから、1度相談されると良いでしょう。精神的ストレスの場合は投薬療法もおすすめです。症状が軽い場合は、自分でストレスを軽減する方法をいくつか試してみて下さい。効果があると言われるストレス法として、

音楽療法
アロマテラピー
カラオケ
おしゃべり
買い物
ペット

等があげられます。日常では、身体の疲労を溜めない生活を心がけて下さい。果物や野菜をたっぷり取る食生活、早寝早起きを規則正しく行う、軽い運動を習慣にすると良いでしょう。安眠効果のある枕やマットレスを購入したり、寝る前のヨガやマッサージもおすすめです。

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まとめ

いかがですか。大人の夢遊病は、子供と違って病気やストレスなどが原因と考えられています。夢にみた状況を無自覚に再現してしまうため、他人への暴力や殺人にまで発展する可能性があります。

夢遊病は睡眠障害の1種ですから、夜眠りが浅く悪夢を繰り返し見る事が続いたり、ストレスにより落ち込みが続くような場合は夢遊病やうつ病の可能性があります。専門家に診てもらった方が良いでしょう。そしてなるべく日常生活で上手にストレスを発散する必要があります。自分で自覚できないので、不安がある場合は病院を受診して相談して下さい。

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