蕁麻疹とむくみの関係と対策

指輪を手にはめる女性

だれでもかかったことがある蕁麻疹(じんましん)は一生の内に20%もの人が経験をしたことがあるそうです。

蕁麻疹は特定の病気ではなく、「皮膚にでた発疹のうち、血液が内部でもれでたもの」のうち、やや広めの定義で「蕁麻疹」といいます。比較的浅いところにできるものを「膨疹」といいます。

ここでは蕁麻疹について気をつけたい様々な事柄や病気についてご説明いたします。

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蕁麻疹は皮膚下の「むくみ」

足

蕁麻疹とは、「真皮の浮腫(ふしゅ)(むくみ)によって皮膚が限局性にやや扁平(へんぺい)に隆起する皮膚病で、かゆみを伴い、一過性に出現消退を繰り返す特徴をもつ。」(『日本大百科全書』)。という病気です。

蕁麻疹の時にできる隆起のことを、専門用語で「膨疹(ぼうしん)」といいますが、これはいわゆる「手脚のむくみ」とは異なり、小さな湿疹とやや広めの隆起によって構築されます。この隆起の皮下には、血液や漿液などの体液がたまっています。

この時、手脚のむくみとじんましんの違いとして「ヒスタミン」と呼ばれる化学物質の放出があげられます。ヒスタミンが放出されると、皮膚の血管が開いてしまい、血液内の血漿成分を外側に漏れ出させているのです。これが膨疹の原因です。

この膨疹、かゆかったり赤くなったりしますが、場合によっては痛みや熱を帯びる場合もあります。

蕁麻疹にかかると、この膨疹がたくさんできてくるのです。膨疹一つ一つは大したことはなく、一日以内に消えて正常な皮膚に戻ってきます。

蕁麻疹には「急性」と「慢性」のものがありますが、これらの症状が72時間以内に収まる場合には急性の蕁麻疹とみてよいでしょう。アレルギーなどの原因が考えられますが、それほど気にしなくても大丈夫です。

蕁麻疹の原因は様々です。アレルギーの場合がもっとも多いのですが、温度差や日光、摩擦などでも発症します。アレルギー性場合には、青魚、豚肉、加工食品、卵、エビ、カニ、フルーツ、ビール、そばなど様々な食品が考えられます。また、薬物やピロリ菌などでも発生する場合があります。これらの特定は容易ではありませんが、医療機関では主要な成分のアレルギー反応を調査することができます。

血管性浮腫

蕁麻疹の中には、皮膚の深い部分で発症するものがあります。それを「血管性浮腫」といい、蕁麻疹の中でももっとも厄介な症状を引き起こします。

血管性浮腫の場合には、体の粘膜群に出現することがあり、数日にわたる痒み、痛みが続くことがあります。

つまり、蕁麻疹と一言でいっても、実に多様な症状や原因があるということなのです。

蕁麻疹の種類

蕁麻疹は現在3群13病型に分類されており、それぞれにあった治療が施されます。ここではよく受診される蕁麻疹の種類について簡単に説明します。

特発性蕁麻疹

最も多いのがこの特発性蕁麻疹です。蕁麻疹と診断されたら7割はこれだといわれます。

特に心当たりがないのに発生するタイプの蕁麻疹で、疲労の蓄積やストレスなどが原因がで引き起こされます。毎日のように発疹がでたり消えたりと、皮膚の状態がきになることがあります。

この症状になると、ウイルス感染などでより悪化する場合もあるのですが、ほとんどの場合は抗ヒスタミン剤などの投与で一月以内に治ります。一ヶ月異常続く場合には慢性化している怖れがあり、継続的な治療が必要です。

アレルギー性蕁麻疹

すでに書きましたとおり、食物、薬剤、環境物質、感染性微生物などによって蕁麻疹が発生する場合があります。これらは食生活などに注意を払うことで十分対処がかのうですが、特定の食べ物をたべたときに強いショックを受けて蕁麻疹が出る場合もあります。

其の場合には、食物依存性運動誘発アナフィラキシーによる蕁麻疹」と呼ばれ、重篤な症状が発生する場合があります。蕁麻疹だけではなく、ショック症状特有の呼吸困難などが発生する怖れもあり、注意が必要です。

蕁麻疹の治療

蕁麻疹の治療においては、「抗ヒスタミン剤を投与する」ことと「原因・悪性因子の除去と回避」が有効です。慢性蕁麻疹については繰り返される症状を軽減するために抗ヒスタミン剤を内服する薬物治療が推奨されています。

また、塗り薬は蕁麻疹に効果がありません。/strong>注意しましょう。

まとめ:蕁麻疹のむくみをとめる

蕁麻疹によるむくみは「膨疹」と呼ばれ、ヒスタミンが原因で発生します。
蕁麻疹にかかると生活がいろいろつらくなったり、気分が悪くなりやすくなったりとあまりいいことはありませんよね。

蕁麻疹の治療に塗り薬は効果がないので、一度専門の医療機関や皮膚科の受診をおすすめします。とはいえ、すぐに治る場合もありますので、二日ほど様子をみてからでも構わないでしょう。

急性の場合でも、アレルギーをもっている方は注意が必要です。何を食べたか、思い当たる原因はないかなどをメモしておくとよいでしょう。

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