
緊張型頭痛は、ツボを刺激することで緩和することを期待できます。
緊張型頭痛の原因は、首や肩の筋肉のコリです。首や肩がこることによって、血流の流れが悪くなり、慢性的な頭痛を引き起こします。
そして、ツボを刺激することによって、これらの首や肩のコリの血流を促進することによって、緊張型頭痛を緩和することを期待できるのです。
そこで、本記事では、緊張型頭痛に効く8のツボについてご紹介していきます。ギューと締め付けられる様な緊張型頭痛に悩まされている方は、是非本記事と一緒に、緊張型頭痛に効くツボの刺激方法について学んでいきましょう。
緊張型頭痛にツボが効果的な理由

緊張型頭痛は、デスクワークや精神的ストレスによって「肩や首の血流が悪くなることで慢性的に生じる頭痛」のことです。
気の流れを改善するツボを刺激することによって、緊張型頭痛の原因を改善することができます。
ツボを刺激する際には、次の点に気をつけることが大切です。
- ツボを刺激する道具を用意する:ペンのキャップ部分など、小さく適度に硬いものを用意する
- 気持ちよい程度の強さで刺激する:あまりに強く刺激すると、後で痛みが生じてしまう場合がある
程よい時間で刺激する:長時間刺激し続けると、後で痛みが生じてしまう場合がある
これらの点に気をつけてツボを刺激することによって、あなたの緊張型頭痛に効果を発揮することができます。それでは、次の項で緊張型頭痛に効果的なツボについて見ていきましょう。
緊張型頭痛に効くツボ
ツボを押すときは、長くても1分以内に留め、気持ちよい程度の強さで刺激するようにすることが大切です。
緊張型頭痛に効くツボには、次のものがあります。
- 百会(ひゃくえ):両耳を繋いだ線とと鼻筋の延長線が交わる場所
- 天柱(てんちゅう):首の骨の横にある太い筋肉の外側にあり、首と後頭部の境目のくぼみがある場所
- 風池(ふうち):後頭部と首の間にあるくぼみから2cmほど下で、天柱の外側の場所
- 完骨(かんこつ):耳たぶの後ろの骨の後ろ側にあるくぼみがある場所
- 太陽(たいよう):目尻の外側にあるくぼみがある場所
- 肩井(けんせい):左右肩の一番外側から、5cmほど内側にある場所
- 曲池(きょくち):手を顔に向けた時にできる肘のしわの、外側のしわの先端部分
- 合谷(ごうこく):手の甲にある、親指と人差し指のつけねが交わる場所
これらのツボを気持ち良く刺激することで、緊張型頭痛を改善していくことができます。
また、緊張型頭痛は市販の睡眠薬でも痛みを緩和することができます。しかし、薬では根本的な原因である首や肩のコリを解消できないばかりか、過度の使用は薬物乱用頭痛などの原因にもなります。
デスクワークや勉強の間に、定期的にストレッチなどをして、首や肩のコリを生じさせないということが、緊張型頭痛の大切な予防となります。

まとめ:ツボを覚えておくことで安心できる
ここまでで、緊張型頭痛に効く8のツボについてご紹介してきました。
緊張型頭痛は、首や肩のコリによってもたらされます。ツボを刺激することによって、気の流れを改善し、血流を促進することができれば、緊張型頭痛を緩和することができるのです。
頭痛はあなたの生活の質を落とす原因にもなりかねません。緊張型頭痛に悩まされているという方は、是非本記事を参考にして頂き、緊張型頭痛に効くツボを効果的に刺激できるようにしていって下さい。
スポンサーリンク