風邪の時に処方されるジスロマックの特徴と効能

風邪の女性

頭痛や発熱、喉の痛みなどの風邪の症状が出たときに病院で処方される薬の中でジスロマックという名前を見たことはありませんか?実際にジスロマックという薬は風邪の時に多くの医師が処方する薬なのですが、この薬について詳しく知っている方は、そう多くはないと思います。事実、なんの薬だかわからずに、処方されたまま服用している方も少なくないと思います。

ここでは風邪の時に用いるジスロマックという薬にどんな効能があるのか、その特徴について解説したいと思います。

また注意すべき副作用についても併せて説明したいと思います。

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ジスロマックとは?

薬を飲む女性

ジスロマックとは、細菌による感染症に有効なマクロライド系の抗生物質です。
細菌の蛋白質の合成を阻害することでその増殖を抑える効果や、高濃度では細菌の細胞を破壊し、死滅させる効果があると言われています。

感染症とは病原微生物が体内に侵入し悪事を働く病気の事です。病原微生物が侵入すると体の防衛システムが働き、痛みや発熱、化膿や腫れを生じさせます。

この病原微生物には細菌やウィルス、カビなどがありますが、ジスロマックが効果を発揮するのは主に細菌です。病原菌を死滅させることで、痛みや発熱、化膿や腫れを治めるのがこの薬の効果です。

様々な細菌に効果があることが分かっており、呼吸器や耳鼻領域に特に広く利用されており、のどの痛みや発熱をともなう風邪の症状にも有効です。しかしインフルエンザなどの一般的なウィルス性の風邪には効果はありませんので、風邪そのものを治癒することはできません。細菌による二次感染やその予防のために処方されることが多くあります。

ジスロマックの特徴

ジスロマックの大きな特徴は、その用法や用量です。
ジスロマックは組織内に非常に長くとどまることができ、作用時間も長い抗生物質です。よって他の抗生物質が1日2回を1週間服用しなければならないところ、ジスロマックは1日1回を3日間服用するだけで、7日間から14日間の持続効果があると言われています。この事から、こすりの服用を嫌がる子供にも利用されることが多くあります。

またペニシリン系やセフェム系といった抗生物質が効かなかったクラミジアやマイコプラズマといった病原体にも有効という事が分かっています。

さらにアレルギーを起こすことも少なくペニシリン系やセフェム系抗生物質にアレルギーを持っている方でも使用することが可能です。また飲み合わせによる相互作用も少ないことが分かっているので、比較的安心して使用することが出来ます。

ジスロマックの副作用

ジスロマックの副作用は他の抗生物質に比べると極めて少ない方です。しかしながらやはり注意は必要です。

ときに、胃痛や下痢、吐き気などの症状が現れる場合があります。特に乳幼児は下痢の症状を引き起こすことがあります。軽度であれば問題はありませんが、症状が重くなった場合は早めに医師に相談することが重要です。

また口内のただれや、発疹、水膨れ、発熱、目の充血などの症状が出る場合があります。この場合は一刻も早く医師に相談しましょう。稀にですが皮膚粘膜眼症候群などの重い症状へと発展する場合もあるので注意しましょう。

この他にも重度の副作用として、不整脈などの血液障害、大腸炎や肝機能障害も挙げられます。この際にも早めに医師に相談することが肝要です。

なお、ジスロマックは作用時間が他の抗生物質に比べて長いので、副作用が発症すると、その症状もおのずと長くなってしまいますし、数日後に発症する場合もあるので、いくら副作用や相互作用が少ないとはいっても、決して油断はしてはいけません。

注意すべき点とは?

ジスロマックを使用する際にはいくつか注意すべき点があります。

まずは他の薬剤と同様、持病やアレルギーのある人はあらかじめ医師にその旨を伝えておきましょう。また現在服薬中の薬がある場合も必ず伝えておきましょう。アレルギー反応や相互作用が少ないとはいえ、可能性はゼロではないので必ず医師に申し伝えましょう。

またペニシリン系の抗生物質にくらべアレルギーは少ないですが、他にもアレルギーがある方には注意が必要です。また心臓病や肝機能に障害がある方にも注意が必要と言っていいでしょう。

さらに症状や剤型によって用法用量は異なります。決して自己判断で使用せずに医師や薬剤師の指示通りに使用しましょう。また、必ずしも症状に薬があっているとは限らないので3、4日たっても症状が改善しなかったり、かえって悪化するような場合は一刻も早く医師に相談してください。

なお、服用の仕方は医師の指示に忠実に従ってください。抗生物質は中途半端な使い方をしていると、病原菌が抗生物質に抵抗力をつけてしまい効果がなくなることがあります。ですので少々改善したからと言って途中で中止してはいけません。必ず指示された期間は服用を続けましょう。

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まとめ:ジスロマックは医師の指示に従って使用しましょう

ジスロマックは細菌による感染症に有効なため、呼吸器系の感染症、のどの痛みや発熱をともなう風邪には効果的です。しかしウィルス性の風邪には効果はなく、細菌による二次感染やその予防に使用されます。

持続性が長く、1日1回を3日間でよいことがジスロマックの特徴です。

他の抗生物質に比べると、アレルギーが起こることも少なく、飲み合わせによる相互作用や副作用も少ないので安心して使用できるが、医師の指示に従い用法用量を守って服用することが大切です。

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