風邪の種類によって違う、うつるまでの期間について

医者の男

風邪の原因のほとんどがウイルス性のもので、ごく一部に細菌性のものもあります。ウイルスの種類だけでも200以上の数があり、しかも年々変異を繰り返して一度免疫ができても、毎年繰り返し風邪をひいてしまいます。

風邪の種類によっても、うつるまでの期間に違いがあります。そのため、すぐに症状が出る風邪もあれば、症状が出るまでに時間がかかるものもあります。風邪の種類別に、うつるまでの期間を紹介します。

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お腹の風邪の場合

病院

お腹の風邪がうつるまでの期間は、2~3日が一般的です。ウイルス性のものは、ノロウイルスやロタウイルスなどがあります。

ノロウイルスは、秋から冬に流行し、うつるまでの期間は24~48時間と言われています。ノロウイルスによる胃腸炎が治っても、1週間くらいは便の中にウイルスがいますので、そこから感染しないようにすることも大切です。
2歳未満の乳幼児がよく発病するロタウイルスの胃腸炎は、冬~春先に流行し、うつるまでの期間は24~72時間です。
アデノウィスは、夏場に多く発病し、うつるまでの期間は5~7日です。感染力が強いのですが、漂白剤や55度以上の湯で滅菌できます。3~4週間くらい便の中にウイルスが混ざりますので、2次感染にも注意が必要です。

細菌性のお腹の風邪は、うつるまでの期間が長いことが特徴です。
腸炎ビブリオは最も早く発病し、うつるまでには12時間です。夏に多く流行します。
サルモネラ菌も夏に多く流行するもので、2~36時間潜伏します。
5~6月や9~10月に流行するカンピロバクターは、3日潜伏すると言われています。他の食中毒菌よりも長いのが特徴です。
O157も夏に流行し、うつるまでの期間は非常に長く、3~12日もあります。

プール熱の場合

プール熱の原因はアデノウイルスの感染です。
主な症状は、39~40℃の高熱が4~5日くらい続き、強い咽頭痛や結膜炎もあります。他にも、頭痛や吐き気、腹痛、下痢が現れることもあります。普通の夏風邪と違って、高熱が続いて熱が下がりにくいことが特徴です。

プール熱のうつるまでの期間は、5~7日間です。しかも、症状がなくなっても、2週間くらいは便にウイルスが残っていますので、手洗いやうがいをしっかり行って2次感染にも気を付けましょう。

感染力が非常に強いので、家族に乳児がいる家庭では、上の子が感染するとその乳児にうつる可能性が高いです。

おたふく風邪の場合

おたふく風邪とは、ムンプスウイルスによる感染症のことです。症状としては、耳下腺や顎下腺が腫れたり痛みが出たりします。
おたふく風邪がうつるまでの期間は非常に長く、耳下腺が腫れる24時間前からうつり始めます。耳下腺の腫れがひいた後も、2日間くらいは他人にうつす可能性があります。日数で言うと、14~18日です。

RSウイルス感染症の場合

RSウイルスとは、秋から冬にかけて流行し、軽い風邪のような症状から肺炎のような重い症状までさまざまあります。初めて感染すると重症化しやすく、特に乳児期早期にRSウイルスに初めて感染した場合は細気管支炎や肺炎といった重篤な症状を起こす場合があります。多くの場合は軽症で終わる場合が多いので、RSウイルスと気づかないことも多いです。
うつるまでの期間は、2~8日です。

マイコプラズマ肺炎の場合

マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ細菌の感染によって起こるものです。症状の特徴は、初めは咳や軽い発熱など風邪に似たような症状が現れます。乾いた咳が続き、治りかけになると、少し湿った咳が出るようになります。咳が続きますので、胸の痛みや疲労感があります。
うつるまでの期間は14~21日間くらいが一般的です。

鼻風邪の場合

一般的な鼻風邪はライノウイルスによるものが多いです。鼻やのどの粘膜が乾燥しているような感じがしたり、くしゃみや鼻水が出たりします。発熱については、37℃くらいの微熱で、頭痛や倦怠感などの全身症状も現れますが、軽いものが多いです。
うつるまでの期間は5~6日間です。

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まとめ:風邪の種類によってうつるまでの期間が異なる

風邪の多くは病原体が体に入ってもすぐには発症せず、数時間~数日後に症状が現れます。免疫力が落ちていると発症してしまいますので、症状がなくても油断せず、規則正しい生活や偏りのない食生活、十分な睡眠など、風邪に負けない体づくりをすることが大切です。
また、風邪がうつるまでの期間がそれぞれであるように、症状がなくなっても便などに菌やウイルスが残っている場合があります。2次感染に注意が必要な風邪もありますので、そのような風邪の場合は感染者の周囲の人の手洗いやうがいなど、風邪予防が重要です。感染が拡大しないために、うつるまでの期間があることを知って、日頃からの予防を続けておきましょう。

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