
風邪にはたくさんの種類がありますが、それを治療するための風邪薬にもたくさんの種類があります。風邪の種類をすべて把握することは不可能なので、基本的には表われている症状を見極めて風邪薬を飲むことによって治療することが多いでしょう。
風邪薬には様々な種類があります。風邪の症状によってそれらの薬を使い分けましょう。錠剤タイプが良いのか、粉薬が良いのか、お湯などに溶かして飲むタイプの風邪薬が良いのか、なども考慮して風邪薬を購入すると良いでしょう。
この記事では、何種類もある風邪薬の中から、自分に合った風邪薬を選ぶためのポイントについてご紹介してみたいと思います。是非参考にしてみてください。
風邪薬の選び方

風邪薬の選び方のポイントは、その風邪の症状の種類によって使用する風邪薬を変えるということです。風邪には色々な種類がありますので、まずは風邪の症状を見極めましょう。では、役立つ点を幾つかご紹介してみたいと思います。
風邪薬の選び方:鼻風邪の場合
鼻風邪というのは、主に鼻が詰まることによって起きる風邪です。ですから、鼻詰りに効果のある種類の風邪薬を選ぶようにしましょう。鼻風邪に効果的な風邪薬の成分としては、抗ヒスタミン剤、ベラドンナ総アルカロイド、ヨウ化イソプロパミドなどがあります。専門知識がないと良くわからないかもしれませんが、ご自分の体質によってはアレルギーを引き起こしてしまうものもあるでしょう。注意して風邪薬を選ぶ必要があります。
風邪薬の選び方:熱がある場合
発熱を伴う風邪の場合は、熱に効く種類の風邪薬を選ぶようにしましょう。解熱鎮痛剤も役に立ちます。熱に効く種類の風邪薬は、風邪による喉の痛みを和らげてくれるものもあります。発熱を伴う風邪の症状を抑える薬の中にはピリン系と呼ばれる成分が入っていることがあり、これによって皮膚に発疹が出ることがあります。
高熱が出てしまい、なかなか熱が下がらず体が痛いという場合は、インフルエンザの可能性があるでしょう。インフルエンザの場合は市販の風邪薬は全く効果がありません。病院へ行って抗インフルエンザ薬と呼ばれる種類の薬を処方してもらう必要があります。インフルエンザは風邪と同じ扱いにされることがありますが、全く違うものなので注意が必要です。
風邪薬の選び方:喉の風邪
喉が痛くなったり、咳や痰に悩まされるようであれば、喉の風邪を解消するのに役立つ風邪薬を飲む必要があります。咳止め効果のあるものや、痰を緩和してくれる種類の薬を選びましょう。薬剤師さんに症状を話して、どの種類の薬を選ぶと良いかアドバイスをもらうと良いでしょう。喉が風邪の影響で少し腫れているようであれば、解熱鎮痛剤も使用することができるでしょう。この点に関しても薬剤師さんにアドバイスを求めると良いでしょう。
風邪薬の選び方:漢方薬
風邪薬として漢方薬を選択することも出来ます。漢方薬は様々な種類の生薬を配合して作られる、東洋の薬です。風邪に効く漢方薬はたくさんありますので、試してると良いでしょう。
風邪の引き初めには葛根湯が良いと言われています。また鼻水などがある場合は小青龍湯、風邪がなかなか治らない場合は小柴胡湯などが良いと言われています。漢方薬の調合には専門的な知識が必要なので、必ず専門家のアドバイスを聞きながら服用するようにしましょう。
風邪薬を選ぶ際の注意点
風邪薬にはたくさんの種類があります。風邪の症状に合わせて自分で選ぶことが多いと思いますが、その際に注意することも必要です。風邪薬の中には服用すると眠たくなるタイプのものもあります。また年齢制限があり、その年齢に満たない小さな子供は飲むことができないものもあります。風邪薬を購入される時にはそのような点も確認して購入するようにしましょう。
眠たくなる種類の成分が配合されている風邪薬を飲んだ後は、運転や機械の操作を控えるように注意する必要があるでしょう。
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まとめ:症状に合った良い風邪薬を選びましょう
この記事では、風邪薬の大まかな種類とその注意点、自分に合った風邪薬を選ぶポイントについてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?
風邪薬にはたくさんの種類があります。やみくもに選ぶのではなく、自分の症状や体質に合ったものを選ぶように注意しましょう。もし、風邪薬に関して心配な点があるなら、薬剤師さんに遠慮なく訪ねてみることができます。良い風邪薬を選ぶようにして、不安を抱えたまま風邪薬を購入することがないようにしましょう。
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