なかなか治りにくい細菌性の風邪の特徴と治りにくい理由

風邪の女性

風邪の原因といえば、ウイルス性の風邪が9割以上を占めると言われていますが、残り1割を占める細菌性の風邪は、ウイルス性の風邪より治りが遅く厄介です。特に、一か月以上も風邪の症状が続いていてなかなか治らないという時には、細菌性の風邪の疑いがあります。

細菌性の風邪はなぜこのようになかなか治りにくいのでしょうか。細菌性の風邪の特徴と治りにくい理由について紹介します。

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細菌性の風邪の特徴

研究医

細菌とは、原核細胞である単細胞の微生物群のことです。大きさは、ウイルスより大きいです。風邪に関係する細菌には、主に肺炎球菌やインフルエンザ菌、モラクセラ、カタラーリス、黄色ブドウ球菌などがあります。
細菌性の風邪をこじらせてしまうと、適切な治療が行われるまでいつまでも治らないということが特徴です。

細菌は、人の細胞に入り込まなくても生きていくができます。そのため、細菌性の風邪の場合には、抗生物質を使ってその細菌を殺さないと風邪が治りにくいです。風邪の症状の中でも、微熱があって喉が痛いという場合があります。喉の炎症が強く、喉が赤く腫れて痛みがひどいという時には、溶連菌による感染を起こしている可能性が高いと言えます。

ウイルス性の風邪の場合、数日で症状がよくなるはずですが、5日以上症状が続いている場合にはウイルス性の風邪ではなく、細菌性の風邪の可能性が高いです。また、37℃前半の熱が一週間くらい続く場合にも細菌性の風邪の疑いが高いでしょう。

また、肺炎球菌や黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌などの細菌が感染を起こすことがあります。これは二次感染または混合感染と呼ばれる状態です。色のついた汚い痰が増えたり、熱が続いたりするという症状が見られます。

細菌性の風邪が治りにくい原因

細菌性の風邪はウイルス性とは違って、ずっと人の体内で生き続けることができます。さらに、体力の低下によって起きているということなどもあり、なかなか治らないと言われています。また、治療には抗生物質が使われますが、症状を起こしている細菌に対して効果がある抗生物質を的確に用いなければ、その細菌を殺すことができません。細菌には種類がさまざまあり、ぴったり合う抗生物質を見つけて用いるのは非常に難しいです。本体なら原因菌を培養して感受性を調べた上で、薬を処方するところですが、かなり時間がかかりますので多くの病院では一回一回検査をせず、症状から判断して抗生物質を処方されます。

抵抗力が弱い人の場合には、1種類の細菌だけでなく、2種類以上の細菌による感染が起こっている可能性が高く、それだけ治療が難しくなります。

一般にウイルス性の肺炎では症状が軽く、肺胞全体が炎症を起こすことは少ないです。しかし、ウイルス性の風邪や気管支炎の時に気管支の粘膜に炎症が起き、その炎症に細菌がとりついてそれが肺胞にまで達してしまい、細菌性の肺炎が起こるのがほとんどです。細菌は、気管支や肺に炎症を起こしますので、治りにくいのです。

細菌性の風邪を治す方法は?

細菌性の風邪を治すには、細菌の種類に合った抗生物質を使うということがベストです。細菌性の肺炎には抗生物質で治療を行います。風邪をひいた時に、原因の9割以上がウイルス性と言われているのにウイルスに効かない抗生物質が処方されるのは、このような細菌による肺炎などの2次感染を予防するという意味があります。

正確に細菌の種類を確認して抗生物質を処方してほしいという場合には、細菌培養をして細菌の種類を突き止めることもできますが、一週間くらいかかります。

抗生物質を服用する際の大切な注意点は、途中で服用をやめないで飲み切るということです。中途半端に服用して飲み切らないでいると、細菌が消滅せず、その薬に対して耐性を持つことがあります。耐性をもった菌が生まれてしまうと、薬が効かない細菌が広まってしまうことになります。処方された薬はすべて正しい用法・用量できちんと飲み切るようにしましょう。

ちなみに、一般に市販されている風邪薬には、細菌を殺す成分は含まれていません。高い発熱や黄色い痰が出た時には、細菌が感染している可能性がありますので、すぐに病院で診てもらいましょう。

まとめ:細菌性の風邪は抗生物質で撃退しよう

細菌は人の細胞に入り込まなくても生きていけますので、細菌性の風邪はなかなか治りにくいと言われています。そのため、風邪の症状が長引いたり、発熱している状態が一週間以上続いたりします。

細菌性の風邪を治すには、抗生物質を服用することが一番です。処方された分をきちんと飲み切って、細菌性の風邪をしっかり治しましょう。

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