下痢や嘔吐を繰り返す風邪である感染性胃腸炎の対処法

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寒さが厳しい冬の季節になると、下痢や嘔吐を繰り返す風邪の一種であるノロウイルスやロタウイルスなどの感染性胃腸炎についてのニュースが多く聞かれるようになります。

この感染性胃腸炎とはどのような病気なのかを知った上で、その原因や対処法などを紹介します。感染性胃腸炎に備えて、基礎知識を身に付けておきましょう。

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感染性胃腸炎とは?

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感染性胃腸炎には、ウイルス性胃腸炎と細菌性胃腸炎があります。秋から冬にかけて流行する感染性胃腸炎のほとんどがウイルス性のものです。ノロウイルスやロタウイルスによるものが多く、秋の初めから年内にかけてノロウイルス、年明けからはロタウイルスが多くなるという傾向があります。

症状について

ウイルス性胃腸炎は、嘔吐下痢症やお腹にくる風邪とも呼ばれ、主に嘔吐や下痢、発熱の症状が現れます。また、下痢と嘔吐によって水分が失われますので、脱水症状を起こしてしまうこともあります。
症状の程度には個人差があり、熱がなくて嘔吐だけを繰り返す場合や、発熱と下痢だけの場合もあります。一般的にウイルス性胃腸炎では血便になることはなく、血便の場合には細菌性胃腸炎の疑いがあります。ロタウイルスによる胃腸炎では、クリーム色のような便が出ることが知られていますが、ロタウイルス以外でもこのような便になることがあり、ロタウイルスだけの特徴とは言えません。

治療方法

細菌性胃腸炎なら抗生物質での治療を行いますが、ウイルス性胃腸炎の場合には、治療に有効な特効薬がありません。どのウイルスであっても、整腸剤や解熱剤、下痢がひどい時には下痢止めを使うなど、対処療法しかできません。
ウイルス性胃腸炎では、特効薬がありませんので、ダメージを受けた腸粘膜が回復するまで食事療法をしながら待つというのが治療の基本となります。食事療法とは、消化の良いものを食べて、胃腸の負担を軽くすることです。

治癒期間

症状は個人差が大きいですから、何日で治るということは一概には言えませんが、嘔吐なら早ければ半日、長くても2日で治ることが多いです。下痢は、2週間くらいで治まりますが、人によっては1か月くらいかかる場合もあります。

感染性胃腸炎の時の食事について

嘔吐が続いている時には食事をしない方がいいです。特に続けて吐いた後は、1~2時間胃腸を休める時間をとりましょう。
嘔吐や下痢が長く続くと、体内から大量の水分と塩分を失いますので、それらの補給が必要になります。市販の経口補水液やイオン飲料で十分に水分・塩分補給ができます。また、家庭でも作ることができます。湯冷まし1リットルに、砂糖40g、食塩3gを入れ、レモンなどの果汁を少し加えると飲みやすくなります。砂糖を入れることで吸収効率がよくなり、脱水症状の予防ができます。

嘔吐がおさまった後も、傷んだ腸の粘膜が修復できるまで数日間かかります。その期間は、できるだけ消化のよいものを少しずつ食べるようにしましょう。

ウイルスの感染経路

ロタウイルスもノロウイルスも接触感染でうつる感染症です。ノロウイルスは牡蠣にあたる原因として有名ですが、牡蠣などの海産物から感染した件数より、人から人へ伝染して感染した件数の方が多いと言われています。ノロウイルスやロタウイルスは感染力が非常に強いものなので、学校で集団生活している子供が感染しやすいと考えられます。

また、ウイルス性胃腸炎の患者の吐物や便の中には、ウイルスが大量に含まれていますので、看病をしている人やその周囲の人にもうつってしまうことがあります。接触感染だけでなく、ふき取りきれなかった汚物が残っていると、それが乾燥して空気中に舞い上がり、空気感染することがあります。
感染を広げないためには、吐物や便の処理に気を付けましょう。マスクや手袋を着用して、吐物はきれいにふき取り、塩素系消毒液で消毒します。ふき取った吐物や手袋はビニール袋に密閉して速やかに捨て、吐物や便を処理した後はしっかり手洗いすることが重要です。

1度かかると、もう感染しない?

一般的には、同じシーズンのうちに同じウイルスに感染して胃腸炎を発症するということはありません。しかし、ウイルス性胃腸炎は違うウイルスに再感染するということはあり得ますので、一度なったらもうかからないというわけではありません。2回、3回と再感染するにつれて症状は軽くなっていきます。

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まとめ:嘔吐や下痢の風邪になったら、水分補給をしっかりしよう

嘔吐や下痢を繰り返す風邪は、感染性胃腸炎の疑いがあります。感染性胃腸炎になると、水分や塩分が失われますので、経口補水液やイオン水などでしっかり水分補給を行い、脱水症状が起こらないようにしましょう。

ノロウイルスやロタウイルスなど、ウイルス性の感染性胃腸炎では、特効薬がありませんので、水分補給が治療の重要なポイントです。

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