子供が38度の熱のときの対処法

風邪の女性

ご自分のお子様の様子がおかしくて熱を測ってみたら、38度もあると慌ててしまいます。自分が熱を出したときは、自分の体のことなのでどのような状態なのか、どのように対処すればいいかある程度分かりますが、子供に熱が出ている場合、どう対処すればいいかいざとなると分からなくなるものです。しかも、まだ言葉もままならない幼い子供ならなおさらです。

そこで、子供の体温についての基礎知識と合わせて、子供が38度の熱を出したときの対処方法を紹介します。

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子供の体温について

熱のある女性

子供の体温は、大人より平熱が少し高めであり、37.4度くらいまでを平熱と考えられています。また、測定誤差がある場合もありますので、0.5度の誤差は気にする必要はありません。だいたいの目安として、37.4度以下なら平熱、37.5~37.9度ならちょっとした発熱、38.0~38.9度なら明らかな発熱、39.0度以上なら高熱と区分されています。

子供の体温は、1日の中でも変動があり、0.5~0.8度の変化はよくあることです。一般的に朝は低くて夕方になるにつれて少し上がります。運動することでも体温が上がります。

大人が38度の熱を出すと、ふらふらになって動けなくなるという人も多いですが、子供は意外と動き回れるという子も多いのです。熱が高くなると脳に障害が出ることを心配する親御さんもいますが、38度くらいの熱であれば脳にダメージが生じるということはありませんので、必要以上に心配しすぎないようにしましょう。

38度の熱が出たときに心配すべきことは?

38度の発熱があるだけでは体に問題が起こることはありません。心配すべきことは、熱の高さではなく、熱以外の症状についてです。

例えば、38度以上の熱でもすぐに下がれば大丈夫ですが、5日以上続くようであれば注意が必要です。また、痰が絡んだ咳をしていたり、息が苦しそうにしていたりすると、風邪をこじらせて肺炎や気管支炎にかかっている場合があります。

普通の風邪では頭痛や嘔吐もありますが、これらに合わせて意識がもうろうとしていることも同時に起こっていたら脳炎や髄膜炎などの重篤な病気にかかっている可能性があります。

6ヶ月以下の乳児で38度以上の高熱が出ることはあまりありませんので、この時期の子供の高熱には注意が必要です。

子供の熱を下げる対処の方法

子供は38度くらいの熱であれば平気な子も多いものです。無理やり熱を下げる方が逆に体に負担がかかり、悪影響を与える場合があります。薬で無理に熱を下げても風邪が治るわけではありませんので、まずは表面を冷やしてあげることから対処してみましょう。5歳以下の子供であれば、熱が高いときに薄着に着替えさせて体を冷やすようにすると、熱が下がる場合が多いです。ただし、小学生以上で薄着にしてしまうと寒くて逆効果になってしまいますので、7歳以上の子供に無理な冷やし方はしないほうがいいでしょう。

また、熱があると知らない間に水分が体から失われていますし、胃腸の働きも弱まっています。したがって、水分を多めに摂り、カロリーが低めの食事をさせることが基本です。

入浴については、急激な温度変化が体にダメージを与え、かえって体温が上がってしまいますので、熱があるときの入浴は避けましょう。汗をかいて気持ち悪いという場合は、脱衣所を寒くしないようにして、シャワー程度で軽く済ませれば大丈夫でしょう。

坐薬を使用する目安ですが、38.5度くらいまで熱が上がっている場合に使用しましょう。ただし、これはあくまで目安ですから、この数字よりも低い熱でもぐったりしているようなら使用しますし、もっと高熱でも元気に動き回っているようなら使用の必要はありません。子供の様子に合わせて判断しましょう。

解熱剤について

熱を下げたいというときによく使う解熱剤ですが、子供の年齢によっては使わない方がいいものもありますので注意が必要です。
最も基本的なものとしてアセトアミノフェンという薬があり、これは最も副作用が少なく、安全ですが、解熱作用は強くないものです。坐薬でよく使われている成分がこれです。
もっと強い薬としてイブプロフェンがありますが、アセトアミノフェンより作用が強いので低学年以下には使用しない方がいいとされています。さらに強力な解熱剤にメフェナム酸やジクロフェナク、アスピリンがありますが、子供に対する副作用が強すぎますので服用しないようにしましょう。

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まとめ:子供が38度の熱を出しても落ち着いて対処しよう

子供が38度の熱を出していても他の症状が鼻水や咳程度であったり、食事や水分をしっかりとれていたりしていれば、必要以上に心配することもないでしょう。安静に過ごさせて、十分な食事と水分を摂らせていれば次第に快方に向かっていきます。
高熱以外の症状があるかどうかを見極めて、必要なら受診をするなど適切な対処をするようにしましょう。親が過剰に慌てていると、それだけで子供が不安になります。熱が出ていてもゆっくり休めば大丈夫という安心した環境で熱を下げさせるようにしましょう。

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