花粉症が夜に酷くなる理由と対策

夜景

花粉症は、夜に症状が酷くなりませんか。

花粉の飛散は午前中から徐々に上がり始め、お昼頃にはピークをむかえます。その後も15時くらいまでは花粉が多く舞っていますが、飛散量は徐々に減り、深夜から早朝にかけてはもっとも少なくなります。また、多くの人が外出するのは日中です。それなのに、なぜ、花粉症の症状が酷くなるのは、花粉の多い昼ではなく夜なのでしょうか。

夜寝る前に花粉症の症状が酷くなると、その日の睡眠や次の日のモチベーションに大きく響いてきます。そこで、本記事では花粉症が夜に酷くなるわけとその対処法をご紹介していきたいと思います。

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花粉症が夜酷くなるわけ

夜

花粉症が酷くなる理由は一つではありません。花粉症はまだ完全な治療方法もなく、研究が進められているところです。そこで、現在わかる範囲での理由を大きく分けて3つ、挙げていきます。

①マスト細胞

花粉症に関わるとされるマスト細胞とは、造血幹細胞から由来した血球系細胞で、血管のあるところにはどの組織にも存在しています。長い間この細胞の機能がわからなかったのですが、近年、このマスト細胞がアレルギー反応をおこす原因の細胞だということがわかりました。

そして、2013年の9月には、山梨大学の免疫学の教授らが、マスト細胞の働きによって、花粉症などアレルギー疾患が夜に酷くなるという仕組みを発表しました。

アレルギー反応をおこすとされるマスト細胞は、体内時計の働きがあるたんぱく質を持っており、時間帯によってアレルギー反応の強さが変わるというのです。このたんぱく質、昼間は弱く、夜間に強く働くとされています。そのため、夜に花粉症の症状が酷くなるのです。

②自律神経

人の体は交感神経と副交感神経の2つの自律神経のバランスをうまく保って生活しています。交感神経は活動するための神経で、日中や気が張っているときに作用します。反対に副交感神経は、夜やくつろいでいるときに強く働きます。

副交感神経が優位となる夜には、緊張状態が解され、唾液や鼻水などの分泌が活発になります。それに加え、何らかの原因によって両者の切り替えがうまくできなくなると、バランスが乱れ、夜や明け方に症状が酷くなりやすいとされているのです。

③室内の花粉やハウスダスト

花粉やほこりはいったん宙に舞って、しばらくしてから地面に落下します。夜の就寝時になると一度落下した花粉が再び舞ってしまい、それを吸い込んでしまうために症状が酷くなるともいわれています。

また、花粉症は花粉によるアレルギー反応ですが、室内にもアレルゲンは存在します。代表的なものとして、ほこりやダニなどのハウスダストです。

花粉症といっても、スギ花粉だけにアレルギーの反応が出るとは限らず、ハウスダストや他の花粉のアレルギーを併発している人も少なくありません。その場合、寝具にもっとも接近する夜間がもっともアレルギーの原因物質に触れていることになり、それにより症状が酷くなるのです。

花粉症の対策

マスト細胞に関しては、今はまだ研究途中で有効な対策が出ておりません。ですので、後の2つ「自律神経」と「花粉・ハウスダスト」についての対策を考えていきましょう。

夜に花粉症の症状が酷くならないためには、「アレルギー原因を近づけない」ことと、「アレルギー反応を出にくくする」ことが重要です。それぞれを確認していきましょう。

アレルギー原因を近づけないために

  • 外から帰ったら、家に入る前に花粉を払い落す
  • 外出後はうがい、手洗いを忘れずに
  • 夜にお風呂に入る
  • 就寝時にマスクをする
  • 花粉の季節は換気を控える
  • 布団や洗濯物は外に干さない
  • 寝具や部屋の掃除はこまめにする

アレルギー反応を出にくくするために

  • 十分な睡眠をとる
  • ストレスをためないようにする
  • 食事は腹八分目に抑える
  • 適度な運動を心がける
  • 香辛料・喫煙・飲酒は控える

これらの他にも、花粉症の民間療法として、ヨーグルトや発酵食品を食べる、甜茶を飲むなどの方法や、空気清浄機や加湿器をつける、アロマオイルやマスクを就寝時に使うなどの方法もあるでしょう。いろいろな方法を試してみて、自分に合ったものをみつけてみましょう。

まとめ:花粉症は夜に酷くなりやすい

ここまでで、花粉症が夜に酷くなる3つの理由と、その対処方法をご紹介してきました。

花粉症は「マスト細胞」「自律神経」「室内の花粉やハウスダスト」によって、夜に症状が悪化します。そこで、花粉を家に持ち込まない、免疫力を高め、自律神経のバランスを整えるといった方法をとって花粉症の症状が酷くならないようにしていきましょう。

日中に症状が出なくても、夜にだけ花粉症の症状が出る人もいます。鼻づまりや咳は風邪と間違えやすいものですが、花粉の多い季節は、花粉症の可能性もあることを考慮に入れていきましょう。

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