花粉症の症状に現れる耳鳴りとは

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耳に手をあてる

花粉症にかかると日常生活を送る中で様々な弊害が出てきます。車の運転・デスクワーク・家事や育児・学校での授業、どれも集中力を欠いてはできない事が多いですよね。

ただでさえ花粉症の目や鼻に現れる症状で気が滅入るのに、更に耳鳴りがしていたとしたらどうでしょう?集中力はさらに半減し物事に取り組む気力も失せてしまうのではないでしょうか。

今回は、花粉症の症状として現れる耳鳴りの事について紹介していくことにしましょう。

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なぜ花粉症で耳鳴りが起きるのか

では、はじめに何故花粉症で耳鳴りの症状が起きてしまうのか、そのメカニズムを見ていきましょう。

耳の構造

耳

耳は音や声を認識するためにとても複雑な構造をしています。日常の様々な音をサラウンドで感じることでどの場所でどのようなことが起きているかを認識するために重要な機能を持っています。

また、耳で感じるのは音だけにとどまらず、内耳には平衡感覚を司る三半規管というものがあります。三半規管は今自分の体がどのように傾いているのか、どの方向を向いているのかなどを察知するための器官です。

三半規管と共に重力や加速度を察知する機能として耳石器官というものもあります。これらの器官が正常に働くことで、スポーツの激しい動きや繊細な動きがはじめて可能になるのです。

耳鳴りの原因

耳鳴りを感じる耳の器官は、音を感じ取る鼓膜です。鼓膜はかすかな空気振動の変化を音として認識します。音は空気の振動ですが、鼓膜が振動として感知できる振動幅を音と言い、完治できない帯域の振動は超音波と言います。

通常鼓膜が感知するのは外からの空気振動ですが内部からの振動も感知します。鼓膜が正常に機能するためには鼓膜の内圧と外圧のバランスが取れていることが条件です。このバランスが崩れることで耳鳴りを感じます。身近な例で言うと、気圧が変わる場所に入った途端に耳が「キーン」となったり「ツーン」と聞こえたりしますね。これらは鼓膜を隔てて内圧と外圧のバランスが変わることで感じるのです。

鼓膜の内外圧が変わる理由

耳鳴りの原因が鼓膜の内外圧の変化であるという事は分りましたが、ではなぜ内外の圧が変わるのでしょうか?また普段はどのようにして圧力のバランスを保っているのでしょうか?

実は鼓膜の内側は鼻から空洞がつながっており、そのことで外圧と内圧のバランスを保っています。つまり、鼻が通っている時には何の問題もなくバランスが取れているという事です。

花粉症になると鼻水が出たり鼻づまりを起こしたりしてこの空洞が塞がりがちになります。これが鼓膜の内外圧のバランスを崩す原因となっているのです。

さらに鼓膜の内外圧に狂いが生じた状態が続くと、鼓膜の振動を感じる筋肉が緊張状態になりさらに強い耳鳴りを覚えたり三半規管や耳石器官に影響を及ぼしてめまいなどの症状を引き起こすことさえあります。

では、このような状態になってしまったら一体どうすればいいのでしょうか?またこうならないように何か予防策はあるのでしょうか?

耳鳴り予防・解消の方法とは

花粉症で起きてしまう耳鳴りの予防方法も解消方法も最終的にたどり着くのは同じところと言えますが、とりあえず症状を何とかするという場合と予め予防するという事においては多少処置が違ってきます。ここからは予防と解消のそれぞれの方法を見ていきましょう。

解消するためには

すでに花粉症の症状で耳鳴りが発生している場合には、取り急ぎその症状に対処する必要があります。耳鳴りが発生している場合には鼻と耳をつなぐ空洞である耳管に鼻の分泌液である鼻水が入りつつあることが予想されるからです。この粘液が鼓膜内部に溜まってしまうと何らかの方法で取り除かなくてはならなくなります。

放っておくと炎症が引き起こされて内耳炎や中耳炎などの疾患になってしまう事もありますので、まずは鼻水を大量に分泌してしまう原因のアレルギー反応を抑制しなければなりません。

アレルギー反応を抑制するには抗ヒスタミン剤やステロイド剤が使用されます。ともにメリットとして即効性があることが挙げられますので、速やかに症状を緩和したい際にはこれらの投薬治療が最も適しています。

やがてアレルギー症状が治まってくると自然に鼻から分泌される粘液も少なくなってきますから、そうすれば耳鳴りの原因となる鼓膜内圧も外圧とのバランスが戻ります。

予防するためには

花粉症の時期になると頻繁に耳鳴りが起きるようであれば、花粉症シーズンに入る前に予防策をとっておくことが症状を発症させないための重要なポイントになります。

花粉症を根幹的に治療するためにレーザー治療などの処置を受けるのであれば、花粉症自体を発症しなくなりますから耳鳴りの心配もなくなりますが、レーザー治療を受けるほどではないが耳鳴りは起きてしまうのが気になる場合には耳鳴りに対しての予防策が必要でしょう。

耳鳴りの原因には耳管が塞がりがちになることがありますが、これによって鼓膜周辺の組織に異常が現れることも関連して起きていますから、鼓膜周辺の器官や組織が正常に機能するように整えておくことである程度耳鳴りを予防することができます。

鼓膜周辺の筋肉が緊張状態に陥ることで耳鳴りを感じるという事は先ほども説明しましたが、この緊張状態を引き起こさないためには筋肉周辺の血管やリンパの流れを良くしておくことが大切です。

血液やリンパの流れを良くするためには体質改善が最も有効な方法ですが、この体質改善によって花粉症そのものを改善することにもつながりますから一石二鳥の方法と言えます。

主な体質改善方法には腸内環境を整えるという事がごく一般的な考え方で、腸内環境を整えることで体内免疫と獲得免疫のバランスを良くしアレルギー反応を起こしにくい体にしていくことによって花粉症にかからないようにするというのがこの方法です。

体質改善で花粉症にならずに済めば花粉症シーズンになっても健やかな毎日を過ごせる様になればきっと充実した日々が送れるようになるのではないでしょうか。

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まとめ:耳鳴りの改善は花粉症の改善に直結する

花粉症で発症する耳鳴りは放っておくと二次的な疾患に発展することもあります。耳鳴りの症状を解消するという事は即ち花粉症を解消することでもありますし、耳鳴りの予防策は花粉症そのものの予防策でもあります。

誰もがつらい花粉症の症状や耳鳴りに悩まずに日々過ごせる様に少しでも役立てていただけたら幸いです。

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