花粉症の血液検査とは

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花粉症の検査には様々な方法がありますが、いずれもアレルギー反応を示す抗原を特定するための検査として確立されています。その中でも、最も詳しくその抗原を特定できる検査方法が血液検査です。

では、この血液検査とは一体どのような検査なんでしょうか?この検査によって分かる内容とはどのような事なのでしょうか?今回は血液検査についてその詳しい内容を紹介していくことにしましょう。

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血液検査の特徴

では、血液検査とはどのような検査なのか、また他の検査方法とは一体どこが違うのかその特徴について見ていくことにしましょう。

検査方法の種類

検査

かふんしょうのアレルギー反応を調べる検査には血液検査のほかに皮膚反応検査や負荷試験、除去試験などの検査がありますが、これらの血液検査以外の方法は抗原となりうるものを実際に体を使って反応を確認しますので検査対象となる患者に負担がかかります。

検査による反応が明確に出るという点ではこれらの検査方法は優れているかもしれませんし、検査方法そのものが簡易的に行えてすぐに結果がわかるというメリットがこれらの検査方法の特徴と言えます。

しかし、患者に負担がかからずに精密な検査内容を得るには血液検査が最も優れています。血液検査の特徴は紛れもなく精密検査であるという事です。

血液検査で調べる内容

血液検査で調べることができる内容は多岐にわたります。花粉症の検査以外に成人病や生活習慣病、内臓疾患など様々な疾患や病状を詳しく調べるために血液検査が取り入れられています。それほど血液は人の体のことをよく語ってくれるという事です。

花粉症における血液検査の目的はやはりどういった物質に対してその人がアレルギー反応を示すのかというところにありますから、検査内容は必然的にその内容にたどり着きます。

具体的な検査の内容には、IgEに関する検査、好酸球に関する検査、そして炎症反応に関する検査があります。これらの検査内容は後ほど詳しく見ていくことにしましょう。

検査で分かる抗原とは

血液検査で分かるアレルギー物質には様々なものがあります。特定アレルギー食品の25品目をはじめ、ハウスダストやダニ、木々や草花などの植物、化学物質や金属などのアレルギー反応を調べることができます。詳しい内容は以下になります。

植物
杉・檜・ハンノキ・ブナ・樺・コナラ・楡・松・柳・楓・クルミ・桑・アカシア・オリーブ・カモガヤ・小麦・葦・オオバコ・蓬・シロザ・コヌカグサなど40種以上

食品
牛乳・卵白・卵黄・小麦・米・そば・キビ・ヒエ・粟・大豆・アーモンド・クルミ・桃・バナナ・マンゴー・芋・牛肉・豚肉・鶏肉・エビ・カニ・貝・鮭・鱒など80種以上

動物
猫・犬・モルモット・ハムスター・牛・馬・豚・山羊・羊・アヒル・鳩・蜂・蚊・蛾・回虫など30種程度

その他
ハウスダスト・ダニ・絹・綿・ホルマリン・薬品・細菌など数十種類

花粉症には一見花粉以外の抗原は関係ないようにも思えますが、実はそうではなく花粉がきっかけで他の抗原のアレルギー反応がみられる場合も決して少なくありません。これらの抗原の対象となるもののどれにアレルギー反応を示すのかを詳しく調べることで花粉症の原因を特定しようというのがこの詳細な血液検査の大前提になっているのです。

血液検査の詳しい内容とは

では、上記のような抗原を特定するために、血液検査で行われる内容とは一体どのようのなものがあるのかについて見ていくことにしましょう。

IgEに関する検査

IgEという言葉は花粉症などのアレルギーを説明するうえで大変よく使われますが、IgEというのは即発的なアレルギー反応を表すI型アレルギーが発症した場合に血液中で免疫蛋白総数がどの程度増加しているかを定めたもののことです。要するに、このIgEが高いか低いかによってアレルギー反応がどれだけ重度かという事がわかります。

このIgEは「-」~「6+」までで段階的に分けることができ、その段階が高ければアレルギーを発症する確率も重度も高く、逆に低ければ発症率も重度も低いという事が言えます。

好酸球数に関する検査

好酸球というのは白血球の一種で、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の重度を測る上でとても重要な検査対象です。何かしらのアレルギー反応や感染症などによって体内から抗原を排除する働きがある場合に、この好酸球数が上昇していきます。ですので、好酸球数は現在体内でどの程度のアレルギー反応が起きているのかというバロメーターになるわけです。

IgEはどの程度の花粉症の重さかがわかりますが、この好酸球数で分かることはアレルギー反応がどの程度の抗体であるかという事です。

炎症反応などの検査

炎症反応を調べるという事はアレルギーの検査においては大変重要な事です。この検査で分かることは、発症しているアレルギー反応がそのほかの要因によって悪化する可能性があるかどうか、また処方薬には何が適しているのかを見極めるうえでとても重要な検査内容になっています。

花粉症が発症した理由として、花粉そのものが原因というよりも花粉がきっかけでそのほかの抗原に対してアレルギー反応を発症するケースがあるという事を紹介しましたが、そのような可能性があるかどうかを調べることができるのがこの検査です。

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まとめ:花粉症の原因は血液検査が最も詳しくわかる

花粉症の原因はもちろん花粉ですが、花粉によって引き起こされるアレルギー反応には様々な要因があります。

現代人は食品添加物や夜学物質を体内に取り込んでいますから、このことが原因で様々な抗原に対してアレルギー反応を示す人も多くいらっしゃいます。花粉がきっかけでこれらのアレルギー物質が反応を示すことで花粉症になるという事もあります。

花粉症の検査を受けるにあたっては、一度自分がどういったものに対してアレルギー反応を持っているのかを詳しく知ることができるといいですね。

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