花粉症の気になる症状「皮膚の異常」を改善させる4つの対策

手

花粉症の鼻水などの症状とともに、なぜか皮膚がかゆくなるという人が増えています。肌荒れと誤解する人も多いのですが、実はこの皮膚のかゆみも花粉症の症状である可能性が高いのです。最近では、「花粉症皮膚炎」という疾患名で呼ばれることもあり、鼻水や目のかゆみといった花粉症によくある症状だけでなく、皮膚への影響もあることがわかっています。花粉症のアレルギーとして出る皮膚症状の特徴や、改善のための対策についてご紹介しましょう。

スポンサーリンク

花粉症の症状の一つ「皮膚のかゆみ」

子供の手

花粉症とはアレルギーの症状であり、花粉に対して異常反応を起こしている状態です。鼻水、くしゃみ、目のかゆみといった症状が一般的ですが、人によっては、皮膚にかゆみが出る場合があります。かゆみが起こりやすいのは、まぶたや頬、あごから首にかけてが多く、背中や手足の柔らかいところに出る人もいます。ほとんどの場合がかさついたかゆみで、赤みを帯びています。湿疹の時のようなジュクジュクしたようなものに変わることはありません。花粉の時期にかゆみを伴う皮膚症状出るものを「花粉症皮膚炎」といいます。

アトピー性皮膚炎がある人がなりやすい「花粉症皮膚炎」

アトピー性皮膚炎を持っていたり、小さい頃になっていたという人は、花粉の刺激に強く反応することがあります。アトピー性皮膚炎の患者さんの約3割が、花粉に反応して皮膚炎が悪化することもわかっているようです。もともと肌が弱い人や粘膜が弱い人は、花粉が皮膚につくことが刺激となり、皮膚炎を起こしてしまうのです。

花粉症の症状で皮膚のかゆみが出た時に覚えておきたい4つの対策

花粉症の症状が出た時に、なぜか皮膚までかゆい、ということがあれば、大抵の場合は花粉が原因です。皮膚科に相談することも可能ですが、花粉症同様に薬で完治することはできません。花粉症皮膚炎になる根底には、皮膚の弱さやアレルギーになりやすいという体質がありますが、体質はすぐにはかわりません。今すぐできる対処法から、日頃から取り組みたい体質改善法まで、4つの対策をご紹介します。

花粉症皮膚炎対策その1:できるだけ花粉を落とす

花粉症の方ならすでに実行されているかもしれませんが、花粉症皮膚炎の場合でも、できるだけ花粉に触れないことがとても大切です。肌に花粉が直接触れないように、できるだけ露出部分を減らすようにしましょう。どうしても露出してしまいやすい顔に症状が出やすいのも花粉症皮膚炎の特徴です。マスクやメガネを利用するのはもちろん、露出部分を減らす長い袖の上着を持ち歩きましょう。服の素材は、花粉が滑りやすいようなシルク系の生地のものがお勧めです。帰宅後は手や顔を洗い、シャワーを浴びると理想的です。

また、普段使うタオルを外干ししてしまうと、花粉が残ってしまいます。下着やタオルなど肌に直接当たるものは室内干しにしておくことをお勧めします。

花粉症皮膚炎対策その2:とにかく保湿をたっぷりと

肌本来の保湿成分が不足し肌が乾燥してしまうと、皮膚が持つバリアが壊れ花粉に反応しやすくなります。冬から春にかけて花粉症が出やすい時期は、空気も乾燥しており、皮膚の状態が弱くなるのです。乾燥を防ぐことが花粉症皮膚炎の悪化を防ぐ大切なポイントです。化粧水などを利用してたっぷりと保湿を行いましょう。化粧水だけでは保湿になりません。たっぷりと水分で潤わせたら、オイルや乳液などの油分を上から補います。こうすることで、水分に蓋をし、肌の保湿を行ってくれるのです。薬局で購入できるワセリンなどを利用することもお勧めです。逆にお勧めしないのは、スプレータイプの化粧水ばかりを利用すること。スプレータイプのもので保湿すると一時的に心地よく感じますが、肌から水分の蒸発を起こしてしまうので逆効果になります。

花粉症皮膚炎対策その3:お風呂で洗いすぎないこと

皮膚には、天然の保湿成分があり、潤いを保つ働きをしています。しかし、お風呂でゴシゴシ洗いすぎると、その保湿成分も流れてしまうため、乾燥しやすい皮膚を作ってしまいます。

花粉症の症状で皮膚に異常が出る人は、ボディソープの使用も少し控えてみるのもいいかもしれません。自然な成分で作られた石鹸を利用し、自分の手か、海綿のような柔らかいもので体を洗いましょう。ボディタオルは肌を傷つけるので注意しましょう。

また、メイク落としに強いクレンジング剤をつかったり、ゴシゴシこするのもお勧めできません。濡らしたコットンなどで時間をかけてふき取りましょう。

花粉症皮膚炎対策その4:食事を見直して皮膚の質を高める

皮膚が弱い、乾燥しやすい人の多くは、肌を再生するための材料が足りないことが考えられます。肌の代謝にも保湿成分を作るのにも、食事から補った栄養が材料となります。食事が偏ってしまうと、肌の再生ができず、質の悪い状態が続いてしまいます。皮膚の代謝に必要な栄養分は、タンパク質やビタミンB群、亜鉛、ビタミンAなどがあります。タンパク質は肉類に、ビタミンB群は豚肉に多く含まれます。亜鉛は牡蠣に多く含まれ、その他魚介類にも含まれます。ビタミンAを摂るならレバーやにんじんがお勧めです。動物性の食品をしっかり摂りながら、必要な栄養素を確保しましょう。

加工品やインスタント食品に含まれる添加物の中には、皮膚の再生に必要なミネラルを排泄させてしまうような物もあります。できるだけ自然食材を自分で調理するようにしましょう。

あきらめない!  アレルギー治療―食物アレルギー・花粉症・アトピー性皮膚炎
渡辺 隆文 夫馬 直実
NHK出版
売り上げランキング: 427,601

まとめ

花粉症の症状は鼻水や鼻づまりだけでなく、皮膚にも出るようです。アトピー性皮膚炎などの基礎疾患があると春先に悪化することも多く、花粉症との関連に気が付かない場合もあります。春先の皮膚症状に悩んだら、まずは花粉症の症状ではないかと疑いながら、対策を行ってみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

iGotitに「いいね!」をください

iGotitはあらゆる「ハウツー」を発信する新しいメディアです。今までのどのメディアよりも、あなたが「なるほど」と思える質の高い情報を発信していきます。
いいね!を押して、iGotitを応援してください!

Twitterでフォローしてください

iGotitの注目記事の更新情報はTwitterにてお届けいたします。是非iGotitのTwitterアカウントをフォローして頂き、あなたの生活を豊かにする情報を手に入れて下さい。

Comment