インフルエンザb 型の症状の特徴と注意点

考える医師

インフルエンザには、a型・b型・c型という3つのタイプがあります。毎年冬に流行するのはインフルエンザa型かインフルエンザbですが、インフルエンザb型は、a型にはない独特の症状の特徴があります。またその症状の特徴から注意したいポイントもあります。本稿では、インフルエンザb型の症状の特徴や独特の注意点についてご説明しています。

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2014年はインフルエンザb型が流行傾向

寝る子供

インフルエンザは毎年冬の時期に流行しますが、年によって流行するタイプが異なるということはご存知でしょうか。実は、インフルエンザにはa型・b型・c型という3つのタイプがあります。

このうち、毎年流行するものとして私たちを悩ませるのは主としてインフルエンザa型とb型です。(インフルエンザc型は子供などを中心に季節にかかわりなく感染するタイプのやや特殊なものです)。

2014年の冬はインフルエンザb型が流行傾向にあるようです。このインフルエンザb型とはどのような症状をもたらすものなのでしょうか。

インフルエンザb型の症状の大きな特徴とその「良い面」・「悪い面」について

インフルエンザb型の症状の大きな特徴としては、症状が悪化しにくいということが挙げられます。

インフルエンザの症状といえば、非常に高い高熱(38度から40度程度まで)・ひどい筋肉痛・気だるさ・その他風邪類似の症状(なお、風邪とインフルエンザは全く異なるウィルスによるもので、全くの別物です)がありますが、インフルエンザb型は、インフルエンザa型に比べて症状が悪化しにくいということが特徴です。

そのため、インフルエンザb型は、インフルエンザa型にかかってしまった場合よりもあまり症状に苦しまずに済むということができます。

しかし、このインフルエンザb型の症状の特徴は良い面と悪い面を同時に持ってしまっています。どういうことかといいますと、インフルエンザb型の症状はインフルエンザa型に比べるとあまり重症化しないためから、単なる風邪と勘違いをして風邪薬を飲んで過ごしてしまうなどというケースが多くあります。

先に述べましたように、インフルエンザと風邪は全く別のウィルスですので、風邪薬を飲んでもインフルエンザを治すことにはつながりません。最終的にはインフルエンザも風邪も自然治癒力で快癒するという点は同じですが、通常の風邪薬を飲んでいては体内でインフルエンザウィルスが増殖を一向にやめず、あまり症状は重くなくともインフルエンザウィルスを大量に体内に保菌することにつながります。

その結果、ご自身が症状で苦しまれることに加えて、周囲への感染可能性が非常に高くなってしまいますインフルエンザは、b型・a型を問わずにその感染力は極めて強いものです。

インフルエンザa型であれば、あまりの体調の悪さにインフルエンザではないかとして病院へ行くなどの行動をとりがちですが、インフルエンザb型の場合、風邪と思い込んで、無理をして家事やお仕事をされると周囲へ感染してしまう可能性が非常に高くなります。

このようにインフルエンザb型の症状が悪化しにくいという点は良い面とも、悪い面ともいうことができます。

なお、症状以外のインフルエンザb型の特徴として、感染が人間に限られていること(豚や鳥などにはインフルエンザb型は感染しません)、インフルエンザb型のタイプは2種類しか存在しないということ(ビクトリア系統・山形系統、a型は100種類以上のタイプが存在します)などが挙げられます。

インフルエンザの季節は「風邪かな」とともに「インフルエンザかな」とも

このようにインフルエンザb型は特徴として症状が悪化しにくいという良い面とも悪い面とも取れる特徴を持っています。そのため、12月から3月中旬ころまでのインフルエンザの流行季節において、体調不良を感じられた際には「風邪かな」と考えるとともに「インフルエンザかな」ということも考えて、一度は病院で診断を受けることがとても重要と言えます。

特に、ご家庭に小さなお子さんがおられる場合にはインフルエンザの感染から肺炎などの重い合併症・インフルエンザ脳炎などの危険性もわずかながら心配されます。

冬の体調不良は風邪とインフルエンザ両方の可能性を考えてみるようにされてください。

まとめ:インフルエンザb型の症状の特徴のまとめ

以上、本文で述べましたインフルエンザb型の症状の特徴をまとめますと以下のようになります。

  • インフルエンザb型は、インフルエンザa型とともに冬の季節に流行するタイプのインフルエンザです。インフルエンザc型というタイプもありますが、これは季節を問わず主として子供などが感染するタイプのものです
  • インフルエンザb型の症状の特徴として、インフルエンザa型に比べて症状が悪化しにくいという点が挙げられます。このことは、一方では症状があまりつらいものとならないと言うメリットがある反面、インフルエンザと気づかずに過ごしてしまうことで感染を広めてしまうというデメリットも含んでいます   
  • 冬の季節に体調不良を感じた際には、風邪とともにインフルエンザの可能性も考え、一度は病院で診断を受けることが大切と言えます

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