インフルエンザの予防接種って本当に効くの?打つ前に知っておきたいこと

予防接種

 

インフルエンザのシーズンがやってきました。春先に流行ることもありますが、大抵年末年始で多忙な時期が多いですね。帰省など外出することも多く、病院も早々に閉まってしまう。この時期にかかると本当に大変です。風邪の予防として手洗い・うがいの徹底はもちろん、早めにインフルエンザ予防ワクチンの接種を済ませておきたいところです。

さて、インフルエンザの予防接種は効かないという話を耳にしたことはありませんか?痛い思いをして効かないのだったらやめようと思われる方もいるでしょう。しかし予防接種は決して無駄ではありません。

こちらでは、インフルエンザの予防接種について、その効果と知っておきたいことをご紹介します。

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インフルエンザの予防接種の効果は?

予防接種

ワクチンのインフルエンザ発病を阻止する確率は60%から70%といわれています。この意味では麻しんなど他のワクチンに比べてインフルワクチンはあまり効果がないように言われます。これには3つの理由が考えられます。

1.インフルエンザの特徴

インフルエンザウイルスは人の鼻やのどの粘膜に感染して、たとえばA型の場合、潜伏期6時間から24時間を経て全身に広がり高熱で発病します。ワクチンを接種すると体は免疫グロブリンを作る準備をしてウイルスを攻撃する機会を待っています。ところがインフルエンザはウイルスに感染後、発病するまでの潜伏期が極めて短いので、免疫グロブリンがウイルス攻撃に充分な量が作られる前に発病してしまうことがあるのです。

2.注射型だと効きにくい?

現在、米国では注射ではなく「点鼻」型のワクチンが開発されていますが、日本ではまだ実用化されていません。注射型のインフルワクチンは、鼻やのどの粘膜で主な役割を担う分泌型免疫グロブリンが産生されにくいことが分かっています。

3.流行予想が外れることも

現在のインフルワクチンはその副反応を抑えるために改良され、インフルウィルスの表面のヘマグルチニンHAという酵素タンパクに対して免疫を作るようになりました。新型インフルエンザの場合は別として、毎年インフルウィルスは連続変異といって、このHAを含めてタンパク質が少しずつ変化しています。この変化を予想して毎年のワクチンを作る株を決めていますが、これが全く予想外れとなる場合があります。

重症化を防ぐ

さて、せっかく予防接種をしたのにインフルエンザにかかってしまったとがっかりすることはありません。「予防接種を受けた患者はかかっても軽症である」という医学の常識があります。これは抗体が持つ現象で、変異によるウイルスのマイナーチェンジが起きたとしても、ある程度型が近いものに対しては、体内にできた抗体が働いてくれるのです。また、異常行動の副作用の可能性があることから、治療薬タミフルは10才以上の未成年に対して使用することができなくなりました。さらにかかる前のアクションが重要になってきますね。

そして、インフルエンザの発病そのものが、死亡や重大な後遺症につながるものではありません。インフルエンザで問題になるのは肺炎やインフル脳症、ライ症候群などの合併症を起こしたとき生命的に危険な状態になることです。防ぐには軽症で済ませることです。

効果を高めるには

さらに効果を高める為にはどうしたら良いでしょうか。

予防接種を過信しない

ワクチン接種済みだからと過信しないで、手洗いやうがいなども続けましょう。また、ウイルスに負けない体づくりも積極的に行うことが必要です。

乳酸菌がウイルスへの抵抗力を高める

ヨーグルトや乳酸菌が「免疫力を高める」という話を耳にした人も少なくないでしょう。実際に、市販のヨーグルトや乳酸菌飲料に使われている乳酸菌をとることで、病原体の侵入があったときに最初に働く免疫細胞のひとつ、「NK細胞」の働きが高まったり、感染後の重症化が抑えられたりすることが確認されています。最近の研究で、NK細胞だけでなく免疫細胞全般の働きを高めるものも発見されました。

水分の維持がウイルスの侵入を防ぐ

ウイルスの侵入を防ぐためには、こまめな水分補給も大切です。カゼやインフルエンザの原因となるウイルスは口や鼻から侵入します。鼻や気道の粘膜表面は「線毛」という小さな毛に覆われていて、この線毛がウイルスや雑菌を咳やたんとして排出します。体の水分量が減ると、線毛がうまく働かず、排出力が低下してしまうのです。

まとめ:インフルエンザの予防接種の効果について

インフルエンザの予防接種には効果がないという話を耳にすることがあります。実際のところ、予防接種に効果があるのか、また効果を高める方法をご紹介しました。

効果が他のワクチンに比べて低めな理由

  • インフルエンザは潜伏期間が短い
  • 実は注射型だと効きにくい
  • 流行予想が外れることがある

ワクチンの効果を高める方法

  • 予防接種を過信しない
  • 乳酸菌がウイルスへの抵抗力を高める
  • 水分の維持がウイルスの侵入を防ぐ

風邪など他の病気と同じく、インフルエンザも予防が大事です。この記事を参考に予防接種を打ってインフルエンザのハイシーズンを乗り切ってくださいね。

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