学校や職場でのインフルエンザの治癒証明の提出は必要か

医者

その感染力の強さから、学校や職場、また所属している団体から治癒賞目を提出するように言われてしまったという話をよく耳にすることがありますが、このようなことは実際に必要なのでしょうか?また、治癒証明を発行してもらうという事は可能なのでしょうか?

ここではインフルエンザになってしまった時の治癒証明についての疑問を明確にしていくことにしましょう。

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治癒証明を提出する必要性について

まずは治癒証明を提出しなければならないのかどうかを定めた厚生労働省や文部科学省のガイドラインにのっとって一つずつ説明していきましょう。

学校の場合

医者

学校でのインフルエンザに感染した場合のガイドラインは学校保健法で定められています。その内容は以下のものになります。

学校保健法 第4節 第19条
感染症の予防(出席停止)校長は、感染症にかかっており、かかっている疑いがあり、又はかかる恐れのある児童生徒等があるときは、政令で定めるところにより出席を停止させることができる。

つまり、インフルエンザにかかっているもしくはかかる恐れがありますから、お休みしなさいよ、場合によっては学級閉鎖あるいは学校閉鎖してもいいですよ、ということです。

この内容を見る限りでは治癒証明の提出義務はありません。その代り、出席停止期間については以下のように定めています。

2012年4月1日改正の出席停止期間の定め
発症後5日が経過し、且つ解熱後3日の間出席停止とする。ただし、医師により完治が認められた場合にはこの限りではない。

要するにこの期間が過ぎれば、出席停止は解除されるという事です。また、医師がもう治ったからいいですよという事になれば、その時点で出席停止が解除されます。

職場や団体の場合

職場や団体の場合には特に出席停止などの定めはなく、その代わりに各自治体に対してその自治体の企業や団体に以下のように指導しています。

「地域の事業者に対して、軽症のインフルエンザなら解熱後2日経過したら外出自粛を終了しても構わない旨、また出勤に当たって改めて受診させたり治癒証明を提出させる義務はない旨を周知させること。」

つまり、基本的にはどの企業や団体にも治癒証明の提出義務はないという事になります。もし、所属している会社や団体から提出が求められたとしたら、それはその企業や団体の社則やローカルルールだという事です。

治癒証明は発行してもらえるのか?

治癒証明の提出義務はないものの、社則や校則で提出の義務があるとされている場合には、やはり治癒証明を発行してもらわなければならないでしょう。そこで、ここからはどのようにすれば治癒証明を発行してもらえるのかを見ていくことにしましょう。

治癒を完全に証明することは可能?

事実として、インフルエンザが完全に治癒したという証明は難しいと言われています。血液検査などである程度陰性であるという事は判断できますが、外傷や骨折などの目に見える病気と違うため完全に肯定することができないためです。

治癒証明を発行する根底として、ここまで回復していれば周囲への感染の恐れはないという判断で発行することができるとされています。

診断を受けた医師でなければならない

もし治癒証明が必要になった場合には、必ずインフルエンザに感染した時に受診した医師でなければ治癒証明を発行してもらうことができません。診断をした医師でなければ証明書や検案書の発行はしてはならないという法律が医師法に定められているからです。

当然医師もかかっていたかどうかわからない病気の完治の証明などできるわけがありませんね。この法律が除外される場合は、診断を下した医療機関が閉鎖していた場合ややむを得ない理由で再診に訪れることが不可能になった場合のみ他の医師に証明書の発行を依頼することができるとしています。

治癒証明の取得方法

主に医師が発行してくれるものは治癒証明というものではなく「診断書」というものです。もし会社や学校に証明の提出を求める規則があるとしたら、治癒証明書は学校や企業が持っていてそれに医者のサインと印鑑をもらってくるようになっているものが一般的です。

医師はあくまで診察時の状況を証明するものは書けますが、完治しましたという証明はなかなかできないものです。また、もしこれをしてしまったら再発時に訴えられてしまうことになりかねません。

治癒証明の提出が求められた時点で、所属している学校や団体にその用紙があるかどうかを確認しておくといいでしょう。

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まとめ:発行はしてもらえるが法律上は提出義務はない

インフルエンザにかかった時の治癒証明の提出義務は、法律上ないことがわかりました。また、提出を義務付ける必要がないと国から始動されていることもわかりました。

ただ、提出を求める規則がある団体に今後も所属し続けたいのであれば、治癒証明を取得することができないわけではありませんので、素直に提出しておいた方がよさそうですね。

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