インフルエンザの際に処方される「定番」タミフルの効能と副作用

医者

インフルエンザに罹ってしまった場合に処方される「定番」の薬剤がタミフルです。タミフルは、インフルエンザウィルスの増殖を抑えることでインフルエンザの症状が悪化することを予防します。タミフルは、インフルエンザ治療のために日本ではもっとも利用されている薬剤です。ただ、一方で消化器系への副作用や「異常行動」をもたらすとの指摘もあります。

本稿では、インフルエンザ治療のために非常に多く処方されるタミフルの効能と副作用についてポイントをまとめていきます。

スポンサーリンク

インフルエンザの際に処方される「定番」・タミフル

インフルエンザの女性

インフルエンザに罹ってしまった場合は、すぐに内科医の診断を受けることが非常に重要です。インフルエンザウィルスは他人の飛沫(くしゃみやせきなど)が主要な原因となり感染します。感染後は体内で増殖を繰り返し、症状を悪化させます。

そのためインフルエンザに罹ってしまった場合には可能な限り早く診断・薬剤の処方を受けて、インフルエンザウィルスの増殖を止めることがもっとも重要となります。(なお、小さなお子さんの場合にはインフルエンザ脳炎・脳症といった命に関わる重大な病気を引き起こす可能性もあり得るので、その点からも素早く医師の診断を受けることが重要となります。)

医師の診断を受けた際にインフルエンザの際に処方される「定番」の薬剤がタミフルです。タミフルは日本ではインフルエンザ対策の薬剤としてもっとも普及している薬剤ということができるでしょう。インフルエンザの治療薬・予防薬は年々新しいものが開発・発表されていますが、まだまだタミフルの利用がもっとも多いのが現状です。

タミフルはどのような効能があるのでしょうか。また、副作用はあるのでしょうか。

タミフルの効能

タミフルは以下のように作用してインフルエンザの治療を補助します。タミフルは体内でインフルエンザウィルスが増殖することを防ぐ作用があります。インフルエンザウィルスは体内でどんどん増殖して高熱やひどいだるさなどの諸症状を引き起こしますが、このインフルエンザウィルスが増殖してしまうことを止めるのがタミフルの効能です。

タミフルはインフルエンザウィルスを除去・殺菌するものではなく、増殖を抑えることでインフルエンザの症状が悪化することを防止する作用を持ちます。このことを逆に言うと、タミフルにはインフルエンザウィルスを直接殺菌する作用はないので、インフルエンザにかかったら素早くタミフルを飲まなければ効果がないということになります。

タミフルはインフルエンザを発症してから48時間以内に服用するようにと言われますが、その理由はこのようなタミフルの作用原理にあります。

インフルエンザウィルス自体を殺菌・除去するのは最終的には自然治癒力ということになります。その意味でタミフルを服用された後にゆっくりと休み体の自然治癒力を高めることがとても重要ということになります。

タミフルの副作用と「異常行動」について

タミフルは副作用として下痢などの消化作用への悪影響が生じることがあります。これは服用者の10パーセント以下の割合で生じる副作用であり、かつ症状もそれほど重いものではないので、あまり心配する必要はないということができます。

一方でタミフルの副作用として大きくクローズアップされがちなのが「異常行動」という副作用です。一時期、タミフルを服用した未成年の方がいきなりマンションから飛び降りて転落死をしたという事案がありました。この事案はマスコミでも取り上げられ、タミフルの服用には慎重であるべきだという意見が火所に強くなりました。

ただ、異常行動について、はっきりとした原因が判明しなかったこと、外国における症例がほとんどなかったこと、成人でもそのような例はほぼないことから、タミフルが本当に異常行動の原因であったのかどうかは「藪の中」ということになっています。そして、厚生労働省は10代のインフルエンザ患者に対しては原則としてタミフルを処方しないという方針を打ち出し、問題は処理されました。

タミフルが異常行動をもたらすかどうかはなお調査・研究の余地が有るかもしれませんが
現在のところではタミフル未成年者への利用を差し控えるということで一応の対策がとられています。

まとめ:タミフルの効果と副作用についてのまとめ

以上、本文で述べましたインフルエンザの治療とタミフルの効能・副作用のポイントをまとめますと以下のようになります。

  • インフルエンザ治療のために「定番」として処方される薬剤がタミフルです。タミフルはインフルエンザウィルスの増殖を抑える作用を持つ薬剤です。
  • タミフルは数パーセント程度の割合で下痢などの消化器系に副作用を生じることがあります。ただ、副作用の症状はあまり重いものとはなラないのが一般的です
  • タミフルの副作用として一時期非常に注目された「異常行動」については原因がタミフルであるということは非常に疑いがある状態です。現在では10代の未成年者にはタミフルを原則として処方しないという方針が厚生労働省で取られています

スポンサーリンク

iGotitに「いいね!」をください

iGotitはあらゆる「ハウツー」を発信する新しいメディアです。今までのどのメディアよりも、あなたが「なるほど」と思える質の高い情報を発信していきます。
いいね!を押して、iGotitを応援してください!

Twitterでフォローしてください

iGotitの注目記事の更新情報はTwitterにてお届けいたします。是非iGotitのTwitterアカウントをフォローして頂き、あなたの生活を豊かにする情報を手に入れて下さい。

Comment