人によってインフルエンザの症状に違いがでる理由

医師

人によって症状が違うインフルエンザですが、一体その症状の違いはどのようにして起こるのでしょうか?

もちろん誰一人として全く同じ環境で毎日過ごしていう人はいませんが、なぜそのような事が起こりうるのでしょうか?

今回は、インフルエンザの種類や年代別にどのように症状が異なるのかを紹介していきたいと思います。

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型で見るインフルエンザの症状の違い

まず、インフルエンザの症状が異なる最大の要因であるインフルエンザの型について、説明をしていくことにします。

インフルエンザA型

インフルエンザの女性

インフルエンザの中で最も猛威を振るうのがこのA型です。A型のインフルエンザは人から動物・動物から人への感染経路も確認されており、その感染能力の高さは他の型に類を見ません。

また、突然変異を起こしやすいのもこのA型です。人や動物の体内で増殖する際に、ワクチンや抗ウィルス剤に対して耐性を持つことがあります。ウィルスが耐性を持つと一度は鎮静しかけた症状が急に悪化することもままあります。

症状の特徴としては高熱のほかのどの痛みやくしゃみ・咳・呼吸困難など、呼吸器系に強く表れることが多く、場合によっては合併症や感染症を引き起こすこともあります。

今まで確認されているA型に対しては予防に用いられるワクチンもありますが、変異したA型のウィルスが流行した場合にはワクチンの効果を得ることができません。

過去猛威を振るったA型の代表的なものには、鳥インフルエンザや豚インフルエンザなどがあります。これらはワクチンや免疫薬などの抗ウィルス剤に強い耐性を持っていたために急激に流行し多くの人の健康を脅かすこととなりました。

インフルエンザの感染で特に注意が必要なのがこのA型と言えるでしょう。

インフルエンザB型

B型のインフルエンザの感染経路は、今のところ人から人へしか確認されていません。つまり、A型のように人以外の動物を媒介しないことで凶悪な変異をすることが殆どないという事です。

めったに変異をしないため、また変異にはとても時間がかかる性質も持っているために、ワクチンの接種が大変有効だという事が言えます。一度ワクチンの接種を受けておけば、その時生成された抗体が長期間効果を持続することができ、A型より予防がしやすいという点が挙げられます。

症状は主に消化器系にみられることが多く、下痢や腹痛、吐き気などを発症することがあります。高熱を発するという点ではA型と同じですので、高熱に対する注意は必要です。

また、A型に比べて生命を脅かすほどの恐ろしさはありませんが、数年に一度はやはり大流行してきた過去がありますので注意が必要です。

インフルエンザC型

C型のインフルエンザというのはA型B型に比べて殆ど体調の変化が現れることはありません。変異性がないとされていて一度C型に感染すると体内で生成された抗体が一生持続し続けるという事がわかっています。

そのため、C型に感染するのは主に乳幼児といわれています。稀に大人になってからkン宣する人もいますが、ほとんど症状に変化がないため普通の感冒症と勘違いして治ってしまう人が殆どです。

C型にみられる症状は鼻水や咳・くしゃみなどで、高熱になることもめったにありません。

新型のインフルエンザ

さて、ウィルスの性質上最も恐れられるのがこの新型インフルエンザです。大まかに分類するとほぼA型であることが多いのですが、A型と分けて考えなければならないのは過去に例がない新型であるところです。

A型のインフルエンザウィルスが動物や人の体内で他のウィルスと結合し、突然変異を起こすと新たに耐性が強くなったウィルスが生まれます。

当然、この場合のインフルエンザには効果的な抗ウィルス剤や予防ワクチンがありません。ある程度症状を抑えるような対症療法は取れても、根本的にウィルスを体内から排除するためには人体の免疫力に頼るほかありません。

このようなことから、乳幼児や高齢者、また持病者などのハイリスク群が新型インフルエンザに感染すると重大な症状を引き起こすばかりでなく、合併症や他の感染症などに発展し場合によっては生命の危険にさらされることになってしまいます。

新型に対抗するためには日頃から体調管理をしっかりし、感染予防を徹底するとともに免疫能力を高めるような日常生活を送っておくことがとても重要になります。

年齢別にみる症状の重大さの違い

では、インフルエンザウィルスの型以外になにか症状の違いとなる原因があるのでしょうか。実は感染する年代別に調査が行われた結果、次のような報告がされています。

インフルエンザにかかりやすい年代

主にインフルエンザにかかりやすいのは、やはり免疫力や抵抗力が低い子供に集中しています。特に5歳から10歳に集中していることから、集団生活を送るようになった子供たちがウィルス感染しやすいという事がわかります。乳幼児も同様に高い感染率が見られ、重大な症状に発展する可能性が高いのもこの年齢層です。

逆に15歳以上の青年期から成人、高齢者は感染率が低く一定の割合にとどまっています。

感染致死率の多い年代

感染率の多さから乳幼児や子供に集中しているかと思いきや、意外にも致死率が高いのは高齢者に集中しているという事が報告されています。

感染率の高さから乳幼児から15歳までの子供たちもその割合の高さから残念ながら死に至るケースも目立っていますが、割合としては感染者のうちほんのわずかですが、高齢者の場合は感染者の数に対し2パーセントもの人が死に至っているという結果があります。

よくインフルエンザを「最後のともしびを消し去る病」と言い換えることがありますが、それだけ高齢者にとって恐ろしい病気だという事を考えておかなければなりません。病院に診察に行くと高齢者が多いですし、外出するとどこかどうかにお年寄りの人たちがいます。この方々はインフルエンザに関してはハイリスク群である、特に守ってあげなければならないんだという意識を持っておきたいものですね。

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まとめ:インフルエンザの症状と危険度は型と年代にある

ここまでの説明のように、インフルエンザの症状の違いや危険度は、インフルエンザウィルスの型と年齢層で大きく異なるという事がわかりました。

かといってどの型のインフルエンザにもかかりたくはないですし、どの年代であっても健康でありたいのは誰もが同じことです。

日々の予防を心がけ、健康で毎日を過ごせるようにしていきましょう。

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