急なインフルエンザに困ったなら。危険な市販薬と適切な対処方法

薬局

突然やってくるインフルエンザ。急にだと何も準備はしていませんよね。家にあった市販薬を飲んでごまかすといった行動をしてしまう人もいるのではないでしょうか。

インフルエンザに市販薬を使うことには注意が必要です。

インフルエンザに安易に市販薬を使うことによって症状を悪化させたり、重篤な障害が出ることがあるのです。

本記事ではインフルエンザの時に避けるべき市販薬やインフルエンザの対処法を紹介していきます。

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市販薬とは

インフルエンザの女性

市販薬はOTC医薬品とも呼ばれ、病院で出される医療用医薬品とほぼ同じ成分が使用されています。市販薬が病院の薬と違うところは、

  • 成分の量が医療用医薬品に比べ半分~3分の1程度に抑えられている
  • 症状に合わせ成分を複合して作られている「総合感冒薬」がある

という2点があります。

市販薬の使用を避けるべきタイミング

それではどういったものの使用を避けるべきなのでしょうか。市販薬と一口にいっても種類は様々です。こちらでは商品名を交えながら説明をしたいと思います。

子どもにインフルエンザの疑いあるとき

インフルエンザの疑いがある19歳未満の子どもに「サリチル酸(アスピリン、サリチルアミドなど)」が含まれている市販薬を飲ませていけません。

サリチル酸が含まれている主な市販薬をあげてみました。

  • バファリン・ケロリン・ナロンエース・ノーシン・セデスなど

この成分は、解熱、鎮痛、抗炎症効果があり、頭痛、生理痛、関節炎、のどの痛みなど様々な疾患に効果があるため常備している方も多いのではないでしょうか。

ところがこのサリチル酸ですが、インフルエンザを発症した19歳未満の子どもに与えると嘔吐、下痢、腎機能障害、意識障害などの症状を引き起こします。まれにインフルエンザ脳症などの重篤な症状が出ることがあります。また、異常行動、肝機能障害、低血糖などもおこすこともありますので、19歳未満の子どもには与えてはいけません。

市販薬の説明書きにも注意が記載されていますので、使用する前に確認しましょう。

インフルエンザに感染して熱があるとき

インフルエンザで高熱が出るのは、体内でウイルスを撃退しようと闘っているからです。その働きを「解熱剤」で無理に下げると、インフルエンザウイルスが活性化されてしまい、一時的に症状は良くなったかのように見えても、実際は治りにくくなります。

また、市販薬は症状を緩和するだけで抗ウイルス効果はありません。病院で処方されるインフルエンザの飲み薬は発症してから48時間以内だと効果を得られます。今では飲み薬だけでなく色々な治療薬がありますので、発症したと感じたら病院でインフルエンザ治療薬を処方してもらいましょう。

使用可能な市販薬

そうは行ってもなかなか病院へ行けない時もありますよね。

病院へ行けないときは安静が一番ですが、それでもインフルエンザの症状が酷いと感じるときには、重症化を防ぐためにもなんらかの対策は必要です。

使用可能な市販薬を下記にあげました。

  • アセトアミノフェン配合で処方のシンプルな市販薬を使う(タイレノールなど)
  • 早めに風邪症状に効き目のある漢方薬を使う(葛根湯、麻黄湯、銀翹散など)

この他生活面で気をつけることは

  • 安静にする(横になるだけでも違います)
  • 頭を冷やす(わきに保冷剤をはさむのも効果的です)
  • 十分な水分をとる(取れる場合は食事なども摂りましょう)
  • 温かくして過ごす(汗をかいたらすぐ着替えましょう)
  • 部屋の乾燥に気をつける(濡れタオルを部屋にかけるだけでも効果あり)
  • ときどき換気をする(ウイルスの繁殖を防ぎます)
  • 外出するときはマスクをする(拡散防止は重要です)

インフルエンザは早ければ3日ほどで症状が治まります。症状が治まったからといってすぐに外に出るのは控えましょう。インフルエンザの症状がなくてもウイルスはまだ体内に残っています。一週間程度は外に行くのを控え、感染拡大を防ぎましょう。

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まとめ:インフルエンザ対策は慎重に

まとめ:インフルエンザ対策は慎重に
ここまででインフルエンザと市販薬についてご説明してきました。最後にもう一度インフルエンザのような症状が出たときに注意すべきことを確認していきましょう。

  • 子どもにはサリチル酸の含まれた市販薬を飲ませない。
  • インフルエンザのときは市販の解熱剤を極力使用しない。
  • 病院でインフルエンザ治療薬を処方してもらう。
  • 病院に行けないようなら漢方やアセトアミノフェン配合の市販薬を使う。
  • 1週間ほどは自宅で安静に過ごす。

これらの方法を実践してインフルエンザをしっかりと治療しましょう。

インフルエンザ治療で市販薬を使うという方は、ぜひ本記事を参考にしていただき、適切な市販薬を使ったインフルエンザ治療をしていきましょう。

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