インフルエンザの嘔吐の原因と対策方法

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うつむく

「インフルエンザで嘔吐」。あまり聞き慣れない言葉です。

インフルエンザの症状と言えば、咳・鼻水・高熱・関節炎だけだと思われがちです。しかし場合によっては消化器官の不調や嘔吐を併発することがあります。

2014年初期のインフルエンザには強力なAH1pdm09型が流行していましたが、2月になってからB型も流行し始め、いつもとは若干違った症状が出ることもあるのではないでしょうか。また、薬を飲んでから吐き気が襲ってきた人もいることでしょう。

全国でインフルエンザの警報レベルを超えた都道府県は、2014年3月には341箇所となっています。流行のピークを過ぎてもまだまだ油断はできません。寒暖の差が激しくなり、身体機能のトラブルがおこりやすいこの時期だからこそ、インフルエンザについてもう一度再確認してみませんか。

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インフルエンザと嘔吐

風邪

2014年に流行しているインフルエンザの型は下記の3つです。

  • AH1pdm09型:新型インフルエンザ
  • AH3亜型:A香港型
  • B型

その中でも強い感染力を持ったインフルエンザAH1pdm09型と、胃腸の症状が出やすいインフルエンザB型に嘔吐の症状が出やすいと言われています。そこで、どのような時に嘔吐を伴うのか、それぞれを確認していきましょう。

インフルエンザA型

現在インフルエンザにはAH1pdm09型、A香港型、Aソ連型と3つの型がありますが、Aソ連型は2009年を境に姿を見せておりません。変わりに2009年に新型インフルエンザと呼ばれるAH1pdm09型が流行しはじめました。

こちらのインフルエンザはインフルエンザA型の亜種で、A香港型よりも強力です。A型は動物と人の間でも感染するため、ウイルスが突然変異をおこしやすく大規模な流行をおこすことがあります。

インフルエンザA型では頭痛や関節痛以外に呼吸器の症状が出やすく、嘔吐は出にくいと言われています。特に高齢者は咳が酷くなり、呼吸困難や肺炎を併発しやすいため、A型に嘔吐という印象はあまりないかもしれません。しかし、それは成人に限ったことで、小さな子供には当てはまりません。

A型の場合、小児は成人に比べて酷くなりやすいと言われています。体温も39~40度と高熱が出て、腹痛や嘔吐といった消化器系の症状を伴うことが多くなります。それに合せて、中耳炎、熱けいれん、肺炎、脳症といった重篤な病気を併発することが多くなります。

インフルエンザB型

インフルエンザB型は人から人への感染のみです。B型には山形型とビクトリア型がありますが、A型のように毒性は高くないので爆発的に流行することはありません。しかし、B型は2月から春先に向けて流行る傾向があるため、注意が必要です。

B型はA型のように高熱が出にくいため、ただの風邪だと勘違いしがちです。しかし、人と人の間で感染するため、しっかりと対策をとりましょう。B型はウイルスが消滅するまでの期間が長く、思わぬところでウイルスをばらまいているかもしれません。

症状はA型と基本的には変わりませんが、成人にも消化器系の症状が見られます。吐き気、腹痛、下痢、嘔吐といった症状が出やすいでしょう。A型に比べ、毒性は低いと言われていますが、肺炎などの合併症の危険性はゼロではありません。様子をみて、異変があるようなら再度診察を受けましょう。

治療薬による嘔吐

インフルエンザ自体が嘔吐の原因となるケースもありますが、インフルエンザ治療薬の副作用で嘔吐することもあります。

代表的なインフルエンザ治療薬には「タミフル」「リレンザ」「イナビル」がありますが、それらには吐き気、下痢、嘔吐といった消化器症状の副作用が見られます。多くの消化器症状はインフルエンザが原因のことが多いので、治療薬が原因とは気付きにくいようです。しかし、治療薬投与後に嘔吐する場合、薬の副作用も視野に入れていきましょう。

ただし、嘔吐や下痢といった消化器の副作用は比較的軽度とされていて、必ずしも服用を止める必要はないようです。副作用よりも合併症になるほうが危険性は高くなるので、できるなら薬は最後まできちんと飲みましょう。

嘔吐や下痢の症状が出ているときは、水分補給が大切です。外部から水分が取れないばかりか、嘔吐や下痢によって体内の水分はどんどんと失われていきます。ポカリスエットなどのアルカリイオン飲料を取り、身体の水分と塩分補給をしていきましょう。

ただし、水分を取ると再び嘔吐したり、あまりに嘔吐が酷く水も飲めないようなら病院へ行き、点滴や検査をしてもらいましょう。放置しておくと脱水や合併症になる恐れがあります。

嘔吐物の対処

インフルエンザウイルスは嘔吐物にも含まれており、嘔吐処理をきちんとしないと二次感染する恐れがあります。実際の対処方法をご紹介しましょう。

  • 窓を開けて換気する
  • マスクやゴム手袋を着用し、直接触れないようにする
  • バケツに塩素系漂白剤と水で消毒液をつくる
  • 消毒液の中に新聞紙とタオルを浸し、軽く絞る
  • 浸した新聞紙を嘔吐物の上に乗せてウイルスの飛散を防ぐ
  • その新聞紙で嘔吐物をふき取り、ビニール袋へ入れる
  • タオルで跡をしっかりと拭き、これもビニール袋へ
  • ビニール袋の口をしっかりと閉じ、密封させる
  • 新しく用意した袋に、上記のビニール袋と使用したマスクやゴム手袋を入れる
  • この袋の口も閉じて、ゴミとして処分する

ウイルスの二次感染は家庭内でおこりやすく、きちんとした対策をしないと一家全員が感染することも。感染者の体内からは常にウイルスが排出されています。咳やくしゃみだけでなく、触れたものや着用した服にも注意を払いましょう。

また、一般的なアルコール消毒液はウイルスに効き目がないため、次亜塩素酸系の消毒液を使いましょう。代用として、ドラッグストアなどでよく売られているハイターやブリーチといった漂白剤を使うこともできます。その際は水を入れた500mlペットボトルにキャップ2杯の漂白剤を入れて作りましょう。詳細は群馬県の「おう吐物の処理方法」に出ています。こちらも参考にして対処していきましょう。

まとめ:インフルエンザの嘔吐対策

ここまででインフルエンザと嘔吐の関係、嘔吐の対策をご紹介してきました。もし吐き気や胃腸障害がおこっても、それは特別なことではありません。インフルエンザで嘔吐しても慌てずに対処していきましょう。

ただし、嘔吐の他にもうわごとを繰り返したり、咳が止まらなくなる場合は合併症の危険性があります。症状が酷いようならすぐに病院で診察を受けましょう。

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