子供のインフルエンザで高熱が出た時の対処方法

子供

年齢が幼いほど高熱が出ると大変だという事は一般的にも知られていることですが、その高熱が出やすいのがインフルエンザです。

インフルエンザにかかると大人でも高熱を発します。抵抗力が弱い子供、特に乳幼児には熱が上がりすぎてしまうと危険な合併症になってしまう可能性が出てきます。

今回は、子供がインフルエンザで高熱が出た時の対処の仕方について、学んでいくことにしましょう。

スポンサーリンク

インフルエンザと高熱について

インフルエンザにかかると高熱になるのは何故でしょうか。また、高熱になると危険なのはなぜでしょうか。まずはこれらの疑問について見ていくことにしましょう。

インフルエンザで出る熱の特徴

熱のある女性

風邪のように高熱にはならなかったり徐々に上がっていく熱と違い、インフルエンザの場合での発熱は急性的な出方をします。インフルエンザに感染し発症しだすとたちまち38℃以上の熱に達します。また、高温になりやすいのも特徴で、一般的に40℃前後まで上がり、場合によっては42℃や43℃にまで上がるケースもあります。

では、なぜそのように急激に高熱を発するのでしょうか?

実は、インフルエンザで出る発熱はある程度必要な物なのです。インフルエンザに感染すると、ウィルスが体内の細胞に寄生して繁殖するようになります。この繁殖活動を抑制し、ウィルスを体内から排除するためには免疫機能を急激に高める必要があります。

そのために発熱が必要になります。発熱があるおかげで体内ではウィルスと戦うことができるわけです。

子供はなぜ高熱にさらすと危険なのか?

子供が高熱で危険にさらされるというのはよく聞きますが、それが一体なぜなのかを知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

人の細胞は41.5℃を超えると障害が始まります。この熱による障害は42℃以上が数分続いてしまうと元には戻らない性質のものに変化し、細胞そのものが機能障害を持つようになってしまいます。

また、高熱が続くことで脳炎や脳症に至ることもあります。高熱であるほど合併症に至るまでの時間も短くなっていきます。

普段から平熱を測っておく

熱がないように見えても子供がぐったりしているというようなケースがあります。こういった場合には熱がなくても病状は進行していると考えたほうが良いでしょう。

感染症などは一定の体温上昇まで至らなければ発症する恐れはありませんが、熱を発すること自体が小さな体の子供には大変負担がかかります。左程体温が上がっていなくとも、平熱が人より低い子供だとしたら、その子が抱えている負担は想像以上という事になります。

日ごろから正常な平熱は何℃なのかを知っておくことで、具合が悪くなり始めた時の体温の変化をいち早く察知することができるようになるでしょう。

高熱が出た時の対処の仕方

ここからは、実際に子供が熱を発した時の対処方法を詳しく見ていくことにしましょう。

生後4か月未満の場合

子供がしゃべれるようになるまでには随分と時間が必要です。それまでは子供や赤ちゃんがなのを訴えているのかを受け止めるのが難しいとも言えます。日ごろの様子と少しでも違うところがあれば、気にかけてあげることが大切になります。

生後4か月未満の赤ちゃんの場合、元気がない・ミルクを嫌がる・よくもどす・おしっこが少ないといった様子が見て取れたらできるだけ早く診察を受けるようにしましょう。また、元気な様子でも熱が38℃程度まで上がるようであれば、同じく診察を受けるべきです。

この頃の赤ちゃんの場合にはインフルエンザ以外にも何かといろいろな病気にかかりやすい時期ですので、合併症の恐れが一番高いのもこのぐらいの赤ちゃんたちです。

年齢が幼いほど典型症状を見せにくくなりますので、赤ちゃんが発する僅かな注意信号を見落とさないように、日頃からたくさん心のキャッチボールをするように心がけるといいですね。

生後4か月以上の場合

この時期を過ぎるようになると、大人になるまでに一通り経験するような熱を伴う病気にかかるようになります。主には扁桃腺や水疱瘡、はしかなどです。これらの症状にもやはり発熱が見られますので、熱が出ていると感じたらできるだけ早く診察を受けるようにしましょう。

インフルエンザと診断された場合、解熱鎮痛剤は医者から処方してもらったものを使うようにしましょう。市販の解熱剤には様々な成分のものがあり、中には合併症を引き起こしてしまう成分も含まれている場合があるからです。

子供の体にも安全性が認められている成分にはアセトアミノフェンというものがあり、効果の現れ方が穏やかなのが特徴です。

インフルエンザにかかった場合にある程度は発熱が必要だという事は先述の通りです。急激に体温を下げてしまうと免疫能力が低下してしまい合併症や感染症を引き起こしてしまう場合がありますので、解熱剤や鎮痛剤を使う際には医師の指示した薬を正しく使うようにしましょう。

高熱を発した際の水分補給について

赤ちゃんの体は7割以上が水分でできています。そのため、発熱するときには大変な水分を必要とします。また、左程発熱をしていなくても、老廃物や体内毒素をおしっこや汗として排泄する際には濃縮するのに大量の水分を使います。

具合が悪くなると脱水症状を起こしやすくなるのはそのためです。一日どの程度の水分補給が必要かを下記に乗せておきますので、参考にして水分を補給させてあげるようにしましょう。

子供の水分補給量の目安
水分補給といっても単に水だけを与えるよりミネラルや栄養が多少入っているものがいいと言われています。血液よりややうすめのモル濃度(浸透圧)にしてあげるとよいでしょう。

具体的には、1リットルの水に対して、塩小さじ2分の1、砂糖大さじ1余り(小さじ4)を加えてあげるとよいでしょう。また、水はなるべく白湯など一度沸かしてから冷ましたものが好ましいです。

用量は、乳児の場合には体重(kg)×100(㏄)、幼児には体重(kg)×80(㏄)、それ以上の子供には体重(kg)×60(㏄)を一日の摂取量の目安にしてあげるとよいでしょう。

病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経 (Medical Disease:An Illustrated Reference)
メディックメディア
売り上げランキング: 729

まとめ:インフルエンザの高熱は下げ過ぎない

インフルエンザにかかってしまった場合に、高熱を発し続けることは危険だという事実とともに、急激に下げてしまうのもよくないという事がお分かりいただけたと思います。

また、小さな子供の場合にはその注意信号を見逃さないようにすることも大切です。

あわてず、まずは医師の診察を受けるようにして、子供の安全を確保してあげるようにしましょう。

スポンサーリンク

iGotitに「いいね!」をください

iGotitはあらゆる「ハウツー」を発信する新しいメディアです。今までのどのメディアよりも、あなたが「なるほど」と思える質の高い情報を発信していきます。
いいね!を押して、iGotitを応援してください!

Twitterでフォローしてください

iGotitの注目記事の更新情報はTwitterにてお届けいたします。是非iGotitのTwitterアカウントをフォローして頂き、あなたの生活を豊かにする情報を手に入れて下さい。

Comment