インフルエンザの検査を受ける前に知っておきたい3つのポイント

医者の男性

今年もそろそろインフルエンザ流行のシーズンとなってきました。インフルエンザは手洗いやうがいといった予防をしていても、感染力が非常に強いため身のまわりで流行しはじめると完全に防ぐことはなかなか難しいものです。この時期に急な発熱などのインフルエンザが疑われる症状が現れたなら、やはりインフルエンザの検査を受けることが望ましいでしょう。

本記事では、インフルエンザの検査の方法、タイミング、費用をご紹介します。

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インフルエンザと風邪の違いは?

インフルエンザの女性

インフルエンザは、一般の風邪よりも注意が必要な病気といえます。なぜなら、インフルエンザの場合、一般の風邪と比べて症状が重いだけではなく、重い合併症を引き起こす可能性も高くなるからです。

また、風邪の場合は一般的に対処療法(鼻水や咳を抑える、熱を抑えるなど)が中心ですが、インフルエンザの場合はタミフルやリレンザといった抗インフルエンザ薬を使用することで、ウイルスの増殖を防ぎ症状を早く和らげることができます。

このため、発熱やのどの痛みなどの症状が現れた場合、風邪であるのかインフルエンザであるのかを的確に判断することが大切になります。これを判断するための検査は病院で行うことができますが、自分でも症状からある程度の見当をつけることはできます。

それでは、インフルエンザと一般の風邪との違いはどのようなものであるのか、次にみてみましょう。

発熱

風邪の場合、それほど高くないことが多く熱が出ない場合もあります。

これに対してインフルエンザの場合は、急に38℃~40℃の高熱が出るのが特徴です。

症状

風邪の場合、主にみられる症状はのどの痛み、鼻水などです。

一方、インフルエンザでは筋肉痛や関節痛など全身の倦怠感や痛みが現れます。また、悪寒が強いのもインフルエンザの特徴です。

合併症

風邪の場合にも、肺炎や副鼻腔炎などの合併症を引き起こす場合もありますが、頻度はそれほど高くありません。

これに対し、インフルエンザは、乳幼児では肺炎やインフルエンザによる入院のリスクが高くなる傾向があり、脳症などの合併症につながる場合もあります。また、高齢者がインフルエンザにかかった場合も、肺炎などの合併症を起こしやすくなります。

インフルエンザの検査の方法

インフルエンザが疑われる場合は、病院で検査を受けることをおすすめします。なぜなら、インフルエンザに罹っているとわかった場合は、抗インフルエンザ薬を服用することで、インフルエンザウイルスの増殖を抑えることができ、インフルエンザの辛い症状を早く緩和することができるからです。また、会社や学校などを休むといった措置を取ることで、周囲への2次感染を防ぐことも可能となります。

病院に行けば簡単な検査で、インフルエンザであるかどうか、またインフルエンザである場合、A型かB型か、といったことがわかります。インフルエンザの検査方法を以下にご紹介します。
【インフルエンザの検査方法】

  • 1)鼻の奥やのどの奥を細い綿棒で拭う
  • 2)採取した綿棒を検体処理液に入れ、採取検体を抽出する
  • 3)検体処理液を検査キットに滴下
  • 4)10~15分でキットに陽性ラインが出現しているかを目視判定

インフルエンザの検査のタイミング

簡単な方法で行うことができるインフルエンザの検査ですが、インフルエンザの検査は受けるタイミングがポイントとなります。なぜなら、検査を受けるタイミングが早すぎると、本来はインフルエンザに罹っていても検査では陽性反応が出ない場合もあるからです。インフルエンザの検査は発症後12時間以上経ってから受けるのが良いと言われています。

この理由を次にご説明しましょう。
インフルエンザの簡易検査は、抗原抗体反応を利用したものです。抗原抗体反応とは、抗原がそれに対応する抗体に結合する反応のことをいいます。

インフルエンザ検査の場合、インフルエンザウイルスが抗原、インフルエンザ検査キットの判定部に用いられているものが抗体となります。検体のなかにインフルエンザウイルスが含まれていた場合、これが検査キットの抗体と反応して、陽性ラインが出現するという仕組みです。この陽性ラインは、検体に含まれている抗原(インフルエンザウイルス)が少ない場合は、判定できない場合があるのです。

一方、インフルエンザウイルスは、一度体内に入ると、爆発的な速さで増殖します。その速さは、1つのウイルスが8時間後には100個、16時間後に1万個、24時間後には100万個と言われています。

このため、インフルエンザが疑われる症状が発症してすぐに検査を行った場合、インフルエンザウイルスの数が少ないため検査キットでは判定できない場合がありますが、12時間以上たっていればインフルエンザウイルスは増殖して数が増えているため、検査キットで判定できるようになるのです。

また、抗インフルエンザ薬は体内でインフルエンザウイルスが爆発的に増殖する前に飲んだ方が効果が高いと言われていますので、インフルエンザの検査を受けるのは、遅すぎてもよくありません。抗インフルエンザ薬が有効となるのは、発症してから48時間以内に服用した場合です。

インフルエンザの検査の費用

インフルエンザの検査は、全国どの病院でも同じ費用で受けることができます。

【インフルエンザの検査にかかる費用】

  • 感染症免疫学的検査  150点
  • 検体検査判断料    144点
  • 初診料(初診の場合) 270点
  • 合計(初診の場合)  564点

インフルエンザの検査でかかる点数は上記のとおりです。3割負担の場合は、実費で2000円弱で受けられるということになります。

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まとめ:インフルエンザの検査を受けて早期快復へ

インフルエンザが疑われる症状が現れた場合は、適切な時期にインフルエンザの検査を受けることで、インフルエンザの早期快復につなげることができます。

本記事では、インフルエンザの検査の方法、タイミング、費用についてご紹介しました。

  • インフルエンザの検査の方法:のどや鼻の奥から拭い液を取り、検査キットで判定。15分程度でできる。
  • インフルエンザの検査のタイミング:発症後、12時間以降、48時間以内
  • インフルエンザの検査の費用:初診の場合、3割負担で2000円弱

インフルエンザは、症状が重くなることが多いため罹ってしまうと大変ですね。本記事をご参考にしていただき、「インフルエンザかな?」と思われる症状が現れたら、適切にインフルエンザの検査を受け、早期快復、2次感染の予防につなげていただければ幸いです。

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