インフルエンザの鎮痛解熱剤はイブプロフェンとアセトアミノフェンで決まり

医者の男

インフルエンザに罹患すると、生活に様々な支障がでてきます。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって発症し、高熱がでて1週間から2週間程度安静にすることが必要になります。

インフルエンザには特効薬がなく「リレンザ」や「タミフル」で発症期間を短くすることができます。インフルエンザウイルス事態は、アルコール等で比較的容易に殺菌が可能ですが体内のウイルスに対して効果はありません。

インフルエンザで起こる高熱はつらいものですから、解熱鎮痛剤を服用することがあると思いますが、この解熱鎮痛剤は種類によっては大きなリスクを伴います。

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インフルエンザと解熱鎮痛剤

インフルエンザの男性

インフルエンザにかかってしまうと、もっとも目立つのが「高熱」です。
インフルエンザの高熱は風邪に比べてもつらいものですから、つい解熱鎮痛剤を飲んでしまいがちですが、この解熱鎮痛剤はインフルエンザ時に飲んではいけないタイプのものもあることに注意が必要です。

解熱鎮痛剤は、解熱作用がすぐれていることから、アスピリン、ジクロフェニクナトリウム、メフェナム酸等が処方されてきました。ところが、これらの解熱剤のうち、アスピリンの処方によって「インフルエンザ脳症」の悪化が起こることが知られるようになりました。

インフルエンザ脳症と解熱剤

インフルエンザ脳症とは、幼児期の子供がインフルエンザの合併症としてかかりやすい病気の一つです。罹患例はごく少ないのですが、これに罹患すると3分の1は死亡、死亡に至らなずとも、重たい後遺症を残すことが少なくありません。

アメリカでは、このインフルエンザ脳症がアスピリンの服用によって悪化する事例が広く知られるようになりました。アスピリンの処方をやめてから、インフルエンザ脳症の症例が明らかに減ったこともあり、インフルエンザ時にはアスピリンの処方は行わないよう、日本でも厳しく通達がなされています。

また、アスピリンの処方によって「ライ症候群」と呼ばれる内臓疾患及び血液系に異常が起こる病気が引き起こされる可能性があることも指摘されています。

アスピリンは極めて効果が高い解熱鎮痛剤なのですが、副作用も大きく、最近では大人でもインフルエンザ時にはアスピリンを処方しないようになってきています。

イブプロフェンとアセトアミノフェン

そこで、近年、インフルエンザ時に処方される解熱鎮痛剤が「イブプロフェン」と「アセトアミノフェン」系と呼ばれるものです。解熱剤としては比較的効果が薄く、頭痛薬として市販の薬にも配合されています。

イブプロフェンはプロピオン酸系の非ステロイド系消炎鎮痛剤で、アスピリンなどのサルチル酸製剤とは分子構造が異なります。大量の服用では毒になりますが、一般的な利用においては問題なく利用されます。1969年にイギリスで認可されたのを皮切りに、世界中で利用されています。

日本ではエスエス製薬から発売されている「イブ」シリーズがイブプロフェン配合の鎮痛剤として販売されています。

アセトアミノフェンは更に頭痛薬として広く知られた薬で、子供でも安心して使える安定した効果のある成分です。アセトアミノフェンを配合しているのは「タイレノール」といった頭痛薬、あるいは、子供用バファリンなどにも配合されています。

インフルエンザに罹患した時には、これらの「イブプロフェン」か「アセトアミノフェン」を配合した解熱鎮痛剤を服用するのがよいでしょう。特に15歳未満の子供であれば、アスピリンなどを服用しないようにして、イブプロフェン配合のものを飲むのがよいでしょう。

子供用の鎮痛剤は子供用のものを

成分が同じであれば、子供のものでも大人用のものでも効能じたいはそれほど違いがありませんが、子供用のものを飲むのがよいでしょう。

子供用の鎮痛剤は1,2歳時に使えるものと、12歳までのもの、15歳までのものと何種類化あることがあります。あるいは、使用料の目安がそれぞれ異なります。大人用の薬品では、そうした適切な使用量がわからないことがあるので注意が必要です。

特に15歳未満の子供へ解熱鎮痛剤を使う場合には、子供用のものを使い、適切な分量を投薬しましょう。

まとめ:インフルエンザにはイブプロフェン配合の薬を

インフルエンザにかかった時には、まずはお医者さんに行くのが最優先です。48時間以内でしか処方されないことがありますが、タミフルやリレンザ等には薬の飲みあわせがあるので、処方された薬以外には飲まないようにしましょう。

熱がつらくて病院までいけない時や、とりあえず熱を下げたい時には、イブプロフェン配合のものか、あるいは、アセトアミノフェン配合の解熱鎮痛剤を使うようにしてください。子供に使う場合には、子供用の解熱剤を使うようにしましょう。

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