インフルエンザの高熱を解熱するための正しい方法

熱の女性

インフルエンザに罹患すると非常につらい症状を引き起こすのが「高熱」です。

インフルエンザの高熱は他の病気で発する高熱と異なります。インフルエンザにはインフルエンザ脳症やライ症候群と呼ばれる恐ろしい合併症が報告されており、解熱剤の乱用によってはそれらの発症リスクが劇的にあがってしまうのです。

インフルエンザの高熱を抑えることがそもそもよいことなのかという問題もあるのですが、この記事では、インフルエンザによって発する高熱の解熱方法について解説いたします。

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インフルエンザの高熱に対抗する

医師

インフルエンザで高熱がでるメカニズムから説明します。インフルエンザで高熱がでるメカニズムは、免疫反応によるものです。

まず、ウイルスが体内に入ると、様々な体内組織に侵入して悪さを始めます。この時に、異変に気づいた免疫機構が「プロスタグランジン」という物質を体内で生成知っ始めます。プロスタグランジンは体内の様々な昨日を調整する役割があり、炎症を起こしたり発熱を促したり、痛みを感じさせるなどの効果があります。

ところが、これがたくさんでると人は体調が悪くなってしまいます。特に痛みは激しく、頭痛や生理痛、神経痛など様々な痛みがこのプロスタグランジンの作用によるものなのです。発熱も同じように、プロスタグランジンの作用によるところが非常に大きいのです。

市販されている解熱剤は、ほとんどが痛み止めと解熱剤と両方の作用を持ちます。これはプロスタグランジンの生成を抑える作用のある成分を組み合わせて作られるため、痛みにも発熱にも高い効果を発揮するのです。

注意したいのは、プロスタグランジンの生成を抑えることは、体内の免疫機構を抑えることにも繋がってしまうということなのです。つまり、痛みや熱が引いても、病気が治ったわけではないということなのですね。痛みや熱が引いてもおとなしく療養する必要があります。

様々な解熱剤

解熱作用がある成分は様々なものがあります。

  • ロキソプロフェンナトリウム
  • アスピリン
  • イブプロフェン
  • アセトアミノフェン
  • イソプロピルアンチピリン

代表的なものでは、ほかに「エテンザミド」などがあります。最近ではロキソニンの商品名で有名な「ロキソプロフェンナトリウム」が高い効果があることで非常に有名になりました。

この中で注意したいのは、「インフルエンザの時には使えない成分がある」ということです。とくにアスピリンは危険度が非常に高く、医者は処方してはいけないといいます。インフルエンザ脳症の発症リスクが大幅にあがり、特に1歳から15歳までの小児期には投与してはいけないといいます。

インフルエンザ時に利用するべき解熱成分は「アセトアミノフェン」が理想で、「イブプロフェン」も効果的です。アセトアミノフェンはカフェインやエテンザミドと一緒に配合するACE処方と呼ばれる処方を行うことが多くあります。ACE処方でも小児に使用しても問題ありません。

インフルエンザの時には強すぎる解熱剤を使うよりも作用がゆるやかなものを使うのがよいでしょう。

解熱はしないほうがよいという説も

解熱剤は使わないほうがよいとも言われています。インフルエンザにおいては、発熱によってウイルスを弱体化させています。解熱剤を服用することは、そうした免疫反応を弱らせることでもあります。

しかしまったく解熱剤を服用しないと非常に痛みや熱がつらい状態が続きます。体を起こすこともできない状態では辛すぎますよね。少し解熱剤を飲んだほうがよいと思われます。

解熱剤を飲む時の注意

解熱剤を飲む時にはいろいろな注意が必要となります。

解熱剤を飲む時には、まずお酒やお茶などで飲まないようにしましょう。効果が半減するだけではなく、思わぬ副作用を誘発してしまうこともあります。白湯で飲むのが理想です。

できるだけ解熱剤は医師が処方したものを飲むようにしましょう。市販薬にはアスピリン系のものもありますので注意が必要です。また、インフルエンザ罹患後48時間以内であればタミフルなどのインフルエンザ薬を使うこともできます。

そして、食後に飲むということです。解熱剤は胃を荒らすことが多く、食後に飲むのが理想的です。食事が喉を通らないという場合には、ウィダーインゼリーのようなものと一緒に飲むのがよいでしょう。

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まとめ:インフルエンザの解熱剤は慎重に

インフルエンザの時には、使えない解熱剤があることもあります。インフルエンザの解熱剤を使う時には、慎重になる必要があるでしょう。アスピリンを含んだ解熱剤はインフルエンザ脳症やライ症候群を引き起こす可能性がありますので注意しましょう。

インフルエンザに罹患した可能性がある場合には、すぐに医師の診察をうけて、適切な医薬品を処方してもらうのがよいでしょう。

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