インフルエンザに罹患したら一週間以上の安静期間が必要なその理由

医者

一般的にインフルエンザに罹患した場合、風邪よりも長めの療養期が必要だとされています。ところが、どうも昨今の会社や学校では「風邪は気合で治すもの」といった精神論が蔓延しているらしく、適切な治療が行われていないケースが目立つようです。

インフルエンザに罹患した場合、速やかに会社や学校に連絡した上で一週間は横になっていることが必要だと言われてます。職場復帰の目安については医師の裁量に任されており、規則や取り決めがあるわけではありません。小学校から高校まででは「解熱後2日を経過するまで」が一応の目安と定められています。

しかしながら、解熱後すぐに学校や職場復帰をすることは賢明な判断とはいえません。この記事では、インフルエンザはどれぐらいの安静期間を必要とするのかについてご説明致します。

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治りかけがもっとも危険なインフルエンザの諸症状

インフルエンザの女性

インフルエンザに罹患すると、まず最初に非常に高い熱がでてくることが知られています。通常の風邪とインフルエンザは症状もよく似ており、判断に迷うこともあります。

インフルエンザに罹患した場合には、まず最初に高熱と全身の関節に痛みがはしる「全身症状」があり、それが1日から4日ほどたって落ち着いてくると、咳、くしゃみ、鼻水といった通常の風邪に見られるような症状がでてきます。これらを「部分症状」といいます。

「全身症状」から「部分症状」へ。これがインフルエンザの諸症状の経過です。

ウイルスの体外排出と感染

インフルエンザはくしゃみや咳などで排出される唾液や、鼻水などによって感染する飛沫感染によって感染していきます。特別な条件下では空気感染もありうると言われていますが、通常はマスクをしていれば飛沫感染を抑えることができるとは言われてます。

インフルエンザに罹患した患者は、高熱を発することでインフルエンザウイルスの活動を弱め、弱ったウイルスを咳や鼻水によって体から排出します。つまり、ウイルスの体外排出は全身症状から部分症状へ移行していく「治りかけ」の時がもっとも盛んなのです。

インフルエンザウイルスはウイルスの中でも非常に弱い部類に入り、アルコールやエタノール等で簡単に除菌できます。湿度にも弱く、生存期間も短いのですが、その分強力な増殖力と感染力をもちます。

したがって、インフルエンザがよくなってきたとしても、すぐに職場や学校など人の多い所にいくのは危険であるといえるでしょう。インフルエンザの患者をいたずらに増やす結果になってしまう可能性があります。

インフルエンザを移さないために

インフルエンザを移さないためにはマスク、手洗いが有効です。また、吐瀉物などにもウイルスが含まれることが多いので迅速な対応が必要でしょう。

それと同時に「復帰してもすぐに人に合わない」ことに気をつけるのも重要な選択です。インフルエンザに罹患して抗体ができた場合でも、抗体は他人に渡すことができませんから、十分な休養をとり、ウイルスの排出がほぼ完了するまでまつのが理想です。

インフルエンザで長めの安静期間をとる

以上のようなことから、インフルエンザでは長めの安静期間をとることが理想とされてます。

インフルエンザの安静期間について、結論をいえば「罹患から一週間」以上が目安と言えるでしょう。体の抵抗力が弱い小児の場合には「解熱後4日」が目安となると言われています。解熱後2日や、一見元気になった場合こそ、感染力が高いウイルスを保持し排出したままである場合が多いため注意が必要です。

長期間の安静期間をとることが必要でしょう。

安静にするためのポイント

それでは、療養期に安静にしている時にはどのようなことに気をつければよいのでしょう。

  • 呼吸を阻害するため、できればマスクをしない。
  • 横になって、体を温める。
  • こまめに下着を取り替え、皮膚もぬるま湯につけたタオルなどで拭く
  • 加湿器をつけた環境で、湿度を調整する
  • 無理をせず、消化に良い食事をとる
  • 熱をこまめにはかり、解熱剤はなるべく飲まない。飲む場合には、医師から処方されたものか、効果の穏やかな「アセトアミノフェン」配合のものを飲む
  • 十分な睡眠をとり、水分補給を欠かさない

こうしたことに注意をはらうようにしましょう。

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まとめ:インフルエンザは周囲の理解が必要

インフルエンザは周囲の理解がなければただの精神論で治療を強要されることが少なくありません。しかしながら、そもそもインフルエンザに罹患すること自体、体力の低下や職場・学校環境の悪化を意味していることも少ないのです。

インフルエンザの治療には周囲の理解がどうしても必要です。長めの安静期間をもらい、しっかりと治療しましょう。

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