インフルエンザ治療のあたらしい薬・イナビルの効能

インフルエンザの女性

インフルエンザ治療薬として最近注目されているのがイナビルという治療薬です。イナビルは、インフルエンザウィルスの増殖を抑えてインフルエンザの症状が悪化することを防止します。また、副作用が少ないということも評価の対象となっています。

本稿は、インフルエンザ治療薬としてのイナビルの特徴についてまとめています。

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日々進歩するインフルエンザの治療薬

インフルエンザの予防接種

インフルエンザは、その原因となるインフルエンザウィルスが体内に入り込むことで発症します。インフルエンザウィルスはくしゃみやせきなどによる飛沫感染から、空気感染、接触感染など非常に様々な方法で体に入り込みます。

またインフルエンザウィルスは寒くて乾燥している冬の季節に非常に活発に活動します。そのため、ただでさえ、寒さや仕事、様々な付き合いなどの多忙な中で体の抵抗力は低くなっている時期です。このような時期ですから、インフルエンザを発症してしまい、苦しむ方は毎年全国で極めて多数に上ることとなります。

しかし、一方でインフルエンザウィルスに対する医学、薬学の研究・発展も負けてはいません。かつてはインフルエンザ治療薬といえばタミフルというイメージが強くありましたが、最近ではインフルエンザ治療の新しい薬が開発されています。インフルエンザに効果的な新薬として注目を浴びているのがイナビルという薬剤です。

インフルエンザ対策のイナビルの作用メカニズム

イナビルは2010年に発表されたインフルエンザ対策の薬剤です。イナビルは、その効能・作用から、ノイラミニダーゼ阻害薬と言うタイプに分類されます。

インフルエンザウィルスは、ノイラミニダーゼという尖った部分を持っています。その先端からインフルエンザウィルスが分泌され、ウィルスが複製・増殖していきます。ノイラミニターゼ阻害薬は、インフルエンザウィルスが持っているノイラミニターゼの作用を阻害・弱体化させてインフルエンザウィルスの増殖を防止するものであり、イナビルも同様の働きをすることとなります。

このことを逆に言うと、インフルエンザウィルスが増殖してしまってからではイナビルの効果があまり期待できないということになります。具体的には、高熱などのインフルエンザ症状が発生してから48時間程度でイナビルの投与を受けることが望ましいと言えます。

つまり、イナビルの投与は早ければ早いほどよいということになります。インフルエンザの症状は、急な高熱や異常な気だるさなどですので、これらの症状が出た場合にはすぐに医師の診断を受けて、イナビルの投与を受けることが望ましいといえます。

イナビルは吸引薬

インフルエンザ治療薬というと、カプセルなどの錠剤を飲み込むというイメージが強いのではないかと思います。これは、インフルエンザ治療のためにタミフルが多用されているために生成されたイメージではないかと思われます。

しかし、イナビルは吸引するタイプの薬です。イナビル専用のボトルに粉が入っており、それを吸引して体内に取り込みます。イナビルは効果が非常に高いという評価を現在(2013年現在)受けています。

もちろん、誰にでも効果がある万能薬は存在しませんので、イナビル以外の他の薬が良いとされる方がおられたり、最終的には体の自然治癒力に頼ることになります。しかし、イナビルは現時点ではインフルエンザ治療にあたって非常に効能が高い薬剤として注目されています。

気になるイナビルの副作用ですが、臨床実験などでは下痢や胃腸炎など消化器系の軽い障害が発生するものの、あまり大きな副作用は、イナビルからは生じていないようです。このため、イナビルはインフルエンザを治療するための薬として摂取しやすく効果が高いものとして評価を受けています。

なお、イナビルは子供も摂取することが可能です。10歳未満であっても、医師の判断でイナビルが処方されることがあります。イナビルの処方を受けるにあたっては、その使い方などが丁寧に指導されることとなっていますので、親御さんも同時に指導を受けることで
子供であってもイナビルの処方を適切に受けることが可能です。

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まとめ:インフルエンザ治療とイナビルの関係

以上、本文で述べましたインフルエンザ治療とイナビルの関係についてポイントをまとめますと以下のようになります。

  • イナビルはインフルエンザ治療薬として2010年に認められた新しい薬剤です。
  • イナビルはノイラミニダーゼ阻害薬と言われるタイプの薬剤で、インフルエンザウィルスの増殖を防止するものです。そのため、症状発症から可能な限り早いうちにイナビルは投薬をすることが効果的です。
  • イナビルはタミフルなどとは異なり、粉末を吸引するタイプの薬剤です。子供にも処方されることがあり、インフルエンザ治療に効果が高いと評価を受けています。イナビル処方にあたっては、利用方法が丁寧に説明されることとなっています
  • イナビルは、現時点(2013年時点)では副作用が比較的少ないという意味でも評価を受けています。イナビルによる副作用としては軽い下痢や胃腸炎などが報告されています

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